- 出演者
- 遠藤玲子 榎並大二郎 木村拓也 立石修 勝野健
オープニング映像と挨拶。
岸田首相はきょう、公明・山口代表と会談し、臨時国会を来月20日に召集する方針を伝えた。10月20日に岸田首相が所信表明演説を行ったあと、与野党が代表質問を行う予定。内閣改造後初の国会論戦となる。岸田首相は来月中に物価高対応のための経済対策を策定するが、財源の裏付けとなる補正予算案の提出期限を明言していない。このため、衆議院の解散総選挙への警戒が高まっていて、補正予算案提出前に解散に踏み切るかが焦点となっている。
10月に入るあさってから食品4634品目が順次値上げされる。プリマハムが約200品目、丸大食品が約250品目、伊藤ハムが73品目の価格を引き上げる。飲料では「お~いお茶 緑茶(2L)」、「コカ・コーラ(1.5L)」など大型ペットボトル製品、菓子では明治やロッテがチョコレート、アイスなどを値上げする。2023年は累計3万1887品目が値上げされることとなる。要因は原材料価格や物流費の高騰など。帝国データバンクは10月をピークに年内の値上げは落ち着くとみている。
10月1日から約4600品目が順次値上げとなる。秋葉さんの今週末の物価予報は「曇りのち雨」とし、高温の影響で葉物野菜を中心に値段が上がっている状況が続いているという。ナスは主産地の群馬や茨城で台風などの影響も少なく、値段が安定しているという。キャベツは先々週100円から今は180円まで上がり、まだまだ上がるとみられる。高温により前倒しで出ちゃった影響で次の産地が始まらない状況なので高いという。りんごは産地の方で寒暖差があまりなく色がつかない状況で、今年は最悪とみられる。ぶどうはどのぶどうも甘くシャインマスカットは生産量が増えているため値段が安くなっており美味しいという。
債券市場では10年物の国債の利回りが一時0.770%まで上昇し、10年ぶりの高い水準となった。長期金利は7月に日銀が金融政策修正を発表してから上昇傾向にある。住宅ローンの固定金利の引き上げが続いている。大手銀行3行の住宅ローン金利が今日発表され、10年固定型が三菱UFJ銀行が0.06%引き上げ0.94%、三井住友銀行は0.05%引き上げ1.14%、みずほ銀行は0.1%引き上げ1.45%とした。住宅ローン利用者の7割以上が利用する変動金利は、3行とも据え置いた。
ホンダは来年始めに新型EV「PROLOGUE」をアメリカとカナダで発売すると発表した。アメリカのゼネラルモーターズと共同開発したSUV車で、ホンダが北米でEVを販売するのは初となる。ホンダは2040年までに販売するすべての車をEVと燃料電池車にすることを目標にしている。販売が好調なアメリカにEVの新車を投入することで、目標達成に繋げたい考えである。
明後日から導入されるインボイス制度では個人事業主らが新たに消費税を納税する必要が生じたり納入先から契約を見直されるケースが想定されるため反対の声があがっている。岸田首相は会議で事業者の不安解消につとめるとともに経済対策に支援策を盛り込む方針だとしている。立憲民主党の泉代表は政府の対応があまりにも遅すぎるとして導入の延期を求めている。
東京・墨田区のとんかつ店から中継。2ヶ月先まで予約満席だという「横綱とんかつ どすこい田中」。こちらの店内には両国国技館と同じ大きさの土・俵を使った土俵がある。こちらでは元力士による生相撲ショーがみることが出来るレストラン。外国人観光客向け。主に英語圏の人が多く、相撲も英語で相撲の文化などを解説してくれるのだそう。さらに自分で土俵にもあがって楽しむことができるという。木村キャスターも相撲に挑戦するも元力士はびくともしなかった。こちらの定期相撲イベントは開催が毎週月・水・金曜日で料金は1人1万1000円となっている。
関東の気象情報を伝えている。
- キーワード
- 東京スカイツリー
福島第一原発・1号機~3号機には溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」が880tあると推計されている。このうち2号機では今年度後半にも専用のロボットアームを使い試験的な取り出しが始まる予定。現在は格納容器につながる貫通部で扉を開ける作業が行われているが、ケーブルが高温で溶けて固まり堆積していてロボットアームを内部に入れられない可能性があるという。このため東京電力では4年前に燃料デブリとみられる堆積物を持ち上げることに成功した釣り竿型の装置の使用も検討されている。
バレーボール日本代表は先ほど明日の試合会場に到着。初戦のフィンランド戦に向け前日練習をスタートしている。46年ぶりに主要国際大会でメダルを獲得するなど史上最強の呼び声も高い日本代表。キャプテンの石川祐希選手らを中心に会場の感覚を確かめながら決戦へ向け調整を進めている。8チームの総当たり戦で上位2チームだけに与えられるパリへの切符。日本代表の戦いは明日から始まる。
厚生労働省は全国約5000の定点医療機関から報告されたインフルエンザ新規患者数は3万5021人。1定点医療機関あたり平均7.09人となった。厚労省は「5週連続で増加しているが増加幅は縮小傾向」としている。一方で新型コロナは全国約5000の医療機関の定点把握による新たな患者数が5万4346人だった。1医療機関あたり11.01人と3週連続で減少し「全国的にピークを越えた可能性がある」とのこと。
今、大量発生が懸念されるカメムシ。刺激を与えると強烈なニオイを放つことでも知られている。種類によっては農作物に被害をもたらすことも。果汁を吸われた梨は形が歪に、米も色が黒く変色してしまう被害が報告されている。農林水産省は全国21道府県で「カメムシ注意報」を出し農家に対策を呼びかけている。
カメムシは種類によって農作物や果実を食べる農業害虫とも言われ、くさい分泌物を出すことからヘコキムシと呼ばれるなど不快害虫としても扱われる。立石さんはカメムシに遭遇したそうで戦いを紹介。立石さんはベランダ近くの壁でカメムシを発見。とっさに手元にあったクッションで叩くも逃げられ、再び壁に止まったカメムシを今度は新聞紙を丸めて応戦。カメムシは床に落ちたが動いていたのでティッシュで外に逃がしたという。京都府病害虫防除所・浅井信一さんによると、カメムシ大量発生の理由は夜の気温が高くなると行動が活発になり、南で生息する虫であるが、9月下旬でも夜は蒸し暑いので活動しやすい環境になっているという。カメムシによる農作物被害の報告が多いことから今年はカメムシの量が多いと言えるそう。千葉県の調査では水田でのカメムシを捕獲した数が過去10年で最多に。今後、温暖化がさらに進むとカメムシが増加する可能性も指摘されている。伊丹市昆虫館・長島聖大学芸員によると、カメムシを家で見つけたら1匹の場合は刺激しなければにおいは出さないので、底を切ったペットボトルなどで追い込んでティッシュに包んで外に逃がすのが良いという。カメムシは光に集まる習性があり強い光の場所などでたくさん見られる。さらに大量にいた場合は殺虫剤などの薬を撒く方法が良いという。
65歳以上の就業者数は過去最多の約912万人となる。働いている人に聞くと「働いている方が楽しい」「生きがい」などの様々な回答があった。シニア世代が活躍し年々利用者が増加しているサービスがある。
- キーワード
- 総務省
69歳の竹村奈津子さんは主婦歴50年で、現在は「東京かあさん」でなつこママとして働いている。東京かあさんは一般的な家事代行、育児、ペットの世話、人生相談などに対応している。この日奈津子ママにサービスを依頼した会社員のひかるさんは現在1人暮らしで、ペットのピコちゃんを飼っている。サービスを利用している理由は「部屋を掃除してもらうのでシニア世代の方だと安心できる」という。去年12月からペットの世話など週1回サービスを依頼している。この日は部屋全体の掃除と水回りなどをやっている。主婦の経験がそのまま仕事に活かせるため、特別なスキルがなくても働ける。約1時間で依頼された掃除が終了し、ひかるさんからお願いされ最新ロボット掃除機の組み立てを手伝った。奈津子ママはひかるさんから洋服のお下がりをもらったりしているという。この日の利用料金は2時間半で7000円となる。奈津子ママはこの仕事に生きがいを感じているという。
東京かあさんで働く人は約1500人で、平均年齢は65歳である。時給は1200~2000円である。サービスを始めた理由は「祖母が仕事を辞めてから元気がなくなってしまい、シニアの働きたいを応援するために作った」という。依頼数は2年前に比べ4倍に増え、利用者の約8割が30~40代の子育て世帯だという。定期的に子育てをサポートするための講習会が開いている。高濱青子さん67歳は2ヶ月の新人で、広告制作会社に約30年務めながら2人の娘を育て54歳で退職していたが、仕事をしていないと不安になり再び働き始めたという。育児の経験を活かし、現在は双子がいる家庭を担当している。青子ママの依頼者は週5日働く花恵さんで、双子の女の子のさほちゃんときほちゃんがいる。父は単身赴任中で、以前は家事代行をお願いしていたが先月からお母さん出張サービスの利用を開始した。この日の依頼は料理や掃除など家事全般である。家に訪れたのは2回目なので、利用者に教えてもらいながら家のことを把握していった。この日マカロニグラタンと作り置き用のハンバーグを作った。その後洗濯や掃除をしたところでサポートは終了した。利用料金は4時間で9200円だった。花恵さんから次回のお祭りの同行依頼を受けた。翌週、花恵さんとともに子どもを連れお祭り会場の公園を訪れ、青子ママはさほちゃんと盆踊りをした。この日の最高気温は35℃である。何歳まで働き続けるか聞くと「できる限り頑張りたい」と答えた。
ラグビーワールドカップフランス大会の今朝4時に行われた第3戦。1勝1敗で迎えた日本は、サモアとの負けられない大一番に臨んだ。日本は序盤から特典を重ね、一度もリードを許すことなく28対22で勝利。初戦に続き、今大会2勝目となった。次のアルゼンチン戦に勝利すれば、2大会連続となるベスト8、自力での決勝トーナメント進出が決まる。東京都内のスポーツバーにはラグビーファンが応援に集まり、試合会場のフランスにもファンが訪れていた。試合開始後、今大会初先発のレメキ選手が左サイドを突破。先制点を奪い、7点のリードを奪った。サモアも負けじと点差を縮めるが、前半28分、松田力也選手が距離の長いキックを決め、再び引き離した。さらに、リーチマイケル選手がトライを奪って追加点を上げ、日本がリードしたまま試合を折り返した。後半は姫野和樹選手がトライ。最後はサモアに得点差に詰められながらも日本が勝利。負けられない大一番で勝ち点4をつかみ取り、自力での決勝トーナメント進出に王手をかけた。
ラグビーW杯。日本は負けられないサモアとの戦いで見事に勝利を果たし、決勝Tに一歩前進した。現在グループ2位で次のアルゼンチン戦が期待されている。
- キーワード
- ラグビーワールドカップ2023
フランス・トゥールーズからの中継。現地で取材をしていた、元7人制ラグビー日本代表の冨田さんは「修正力」が勝利の要因とみている。これまでチャンスを取り切れないところがあったが、今回トライを取れるところを取ったりスクラムでの連携などが勝利につながったとみられている。中でも機能の試合ではレメキ選手の活躍が大きく、普段お調子者ながらしっかり試合の進みを作っている点ではだいぶ重要であったとのこと。