- 出演者
- 小笠原亘 井上貴博 ホラン千秋 熊崎風斗 上村彩子 小野裕子 良原安美
農林水産省がきのう発表した野菜の平均小売価格によると、キャベツは533円/kgと平年の3.4倍。ハクサイが2.5倍、レタス、ダイコンも1.7倍になっている。悩ましいのは野菜だけではなく果物も。野菜に比べ果物の価格は近年急上昇。なかでも顕著なのがミカン。例年に比べ2〜3割ほど高いという。和歌山県のミカン農園を取材。猛暑や天候不順によりミカンが不作に。さらに、カメムシの被害も多く収穫量は2割減。今シーズン、ミカンの価格は下がらないが今後はイチゴがおすすめだという。
明治安田生命では4月から内勤、営業職員の約4万7000人に対し平均5%の賃上げ方針。大幅な賃上げに踏み切った理由について、明治安田生命・浅野常務執行役は「彼らのこれからの役割発揮、チャレンジというものを期待している」。ファーストリテイリング、サントリー、三井住友銀行も給料が上がる。こうしたなか、連合と経団連のトップが会談。春闘が事実上スタート。連合・芳野会長は「ようやく動き始めた賃金の流れを滞らせることは絶対に避けなければならない」。焦点は中小企業の賃上げ。2024年春闘の賃上げ率について、大手企業は平均5.58%、中小企業は平均3.62%。賃金格差の広がりが課題となっている。串カツが看板商品の串カツ田中ホールディングスはグループ会社含め約500人の正社員を抱える中堅企業。全社員を対象に平均4.7%、最大23%の賃上げを実施。串カツ田中・武蔵小山店・服部店長は「物価と一緒に合わせて上がっていたら生活が変わらないので大丈夫。ご飯に行く機会が増えている」。賃上げは4年連続。去年の売上が好調、物流コストの改善により賃上げが実現。第一生命経済研究所・経済調査部・熊野首席エコノミストは「地方経済を中心に雇用者の受け皿になっているのはやはり中小企業。地方経済の恩恵がほとんどない」。課題は「全年代にわたっての賃上げ」。世代間ギャップも課題。
各企業の賃上げについて解説。大和ハウス工業は正社員月額9万2945円UP。新入社員の初任給は35万円で10万円アップ。明治安田生命は国内社員平均5%UP。一部の若手社員は平均8%以上UP。みずほリサーチ&テクノロジーズのチーフ日本経済エコノミスト・酒井才介氏は「今は業績に関係なく人材確保のため賃金をUPしている状況」。
賃金格差の世代間ギャップについて解説。問題点は就職氷河期世代の賃金が上がらない年代に。就職氷河期世代は学生時代は入試の競争率が高く、20代は不景気で就職困難&非正規も増加。30代は不景気が続き給料が上がらない。40代で年功序列の崩壊が始まる。50代は賃金の上昇見込めず。就職氷河期世代が退職すると経済力がない高齢者が急増し若者世代の負担も増加する。
プロ野球、メジャーリーグで数々の記録を打ち立て日本人初の米国野球殿堂入りを果たしたイチローさんの殿堂入りが決定した瞬間をTBSが独占取材した。イチローさんは2001年、メジャーリーグデビューを飾り、2004年にはいまだ破られていない大記録となるシーズン262安打をマークした。
日本人として史上初米国野球殿堂入りを果たしたイチローさん。その嬉しい知らせが届いた瞬間をTBSが独占取材した。さらにマリナーズのJ・スタントンオーナーからの「51」を永久欠番にするという連絡には「言葉がないくらい嬉しい」と話した。“イチローガール”の愛称がついたほどのイチローファンのアイリススキナーさんも喜びのコメントを寄せた。殿堂入りの表彰は7月28日クーパーズタウンで開催される。
Z世代を対象にした調査では飲食店を探す方法で「インスタグラム」を利用する人が一番多くなっている。グルメサイトの「ぐるなび」は若い世代をターゲットに生成AIを活用した検索アプリ「UMAME!」を発表した。AIを活用して利用者の気分や状況に合わせて飲食店を提案する。現在はテスト版だが今年の夏ごろまでに正式リリースする予定。
ぐるなびの新サービス「UMAME!」は生成AIが店を提案し、テキストや音声入力に対応している。Z世代の飲食店の探し方ではインスタグラムが40%、次いでGoogleマップ、食べログ、TikTokなどとなっている。インスタグラムでのお店の探し方について。SNSで閉店の危機からV字回復した店もある。開店から4か月赤字だったがPRのため店のTikiTokを開設した。その後ランチ営業を中止し撮影にあてたり投稿数を増やす活動に充てたところ、月の売り上げが70万円から450万円に増加したという。
中国・北京から中継。北京の有名スポットで意外な楽しみ方ができるという。夏と冬のオリンピックの開会式などが開かれた国家体育場通称“鳥の巣”。問題「現在は何に使われてる?」、選択肢は1:雪遊び場、2:キャンプ場、3:畑。
中国・北京から中継。問題「国家体育場、通称“鳥の巣”は現在は何に使われてる?」、正解は1:雪遊び場。中国政府はウィンタースポーツなど雪に関連する氷雪経済で景気回復を図ろうとしていて、市場規模で2027年までに1兆2000億元にするという目標を掲げている。
米津玄師さんの新曲ミュージックビデオが公開された。自身が手掛けたにも注目。新曲「Plazma」は現在公開中の映画「機動戦士ガンダム ジークアクス」の主題歌で、ジャケットには自身が描き下ろした映画のキャラクターが描かれている。
Mrs.GREEN APPLE・大森元貴がNiziUと共に一発撮りのパフォーマンスを行った。
フジテレビの専務を務めていた関西テレビの大多亮社長が行っている定例の記者会見はまだ続いている。大多社長は元フジテレビのプロデューサーで「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」といった大ヒットドラマを手掛けていた。当時、大多氏はフジテレビの専務取締役で一部週刊誌が「問題は大多氏にも伝わっていた」と報じている。中居正広さんと女性とのトラブルについて「事態を把握していた」と話している。
先週のフジテレビの会見は社長の定例会見の枠組みで行われ、映像の撮影は禁止、参加メディアも制限された。今日の関西テレビも社長の定例会見だが、映像の撮影が認められるなど特に規制はなく、オープンな形で進められた。元フジテレビ専務・大多亮関西テレビ社長のコメント。
フジテレビの会見を巡り、大株主からまた批判の声が上がった。強い言葉で批判したのは、フジメディアホールディングスの株式を7%以上保有するダルトンインベストメンツ。先週に続きフジ側に2度目の書簡を送った。書簡では「フジテレビが日弁連のガイドラインに基づかない第三者委員会を発足させようとしたことは意図的な真相隠蔽だ」と指摘。更に「何故限られたメディアしか参加させなかったのか。なぜ港社長は質問のほとんどに答えなかったのかという疑問が残った」とした。その上でフジテレビなどに対し、今週中にもカメラを入れてオープン形式で会見を開くよう迫った。関係者によると、フジメディアホールディングスは明日、臨時の取締役会を開き、第三者委員会の設置を検討しているという。フジのトップは今朝「申し上げられない」とし、明言を避けた。現段階で少なくとも75のスポンサー企業がフジテレビでのCM放映を見合わせるなど影響は拡大。フジテレビの経営陣は取材に対し「広告収入が一番重要な収入源。そこがやめられるという事は我々の根幹に関わる」とし、深刻な状況だとの認識を示している。物言う株主からの強い要求がある中、明日開かれる取締役会で経営陣がどのような判断を下すのか。取締役会のあと、明日午後5時半から港社長はフジテレビの社員向けに緊急の説明会を行う予定。
フジテレビは先ほど中居さんが出演する「だれかtoなかい」の放送を終了すると正式に発表した。テレビ朝日も今日、中居さんが出演する「中居正広の土曜日な会」について、視聴者の意見などを踏まえて放送継続の環境にないと判断し打ち切りを決定。中居さんが出演する全ての番組が終了することになった。またテレビ東京は今日、社内や関係者などへの調査を始めると明らかにしている。
様々な外圧がかかったことにより動きが出始めている。今日行われている会見は関西テレビ・大多亮社長で、問題発生当時にフジテレビの専務を務めていた人物。今日午後4時半からテレビカメラも含めたオープンな会見が開始した。トラブルを知っていたのかについては「この事案が起きて、程なくして私の耳に報告が上がっている。非常に重い案件だなと思ったし、ある種の衝撃を私は受けた」とした。接待については「これはある。私はそれ自体が悪いと思ったことは無い。私自身もそういう会に出たこともあるし、本当は行きたくなかったとか、嫌だったのにという事があれば申し訳なかったなと思う。献上とかそれとは全く性質が私は違うと思っている。私の中ではそういう事は無かった」とした。番組については「番組を打ち切るという手があったと思うが、彼女のためにどういう風な影響があるんだろうという事を考えていた。中居氏の方を守ろうとかそういう意識は無かった」とした。会社のCMへの影響は30数社のスポンサーで「AC差し替え」や「提供を外す」対応を取っているという。関西テレビとしての対応は、テレビ局員と芸能関係者の関係を巡る問題について社内調査を行いたいとした。番組について記者から「中居氏へのある種の怒りがあったか」という質問には「そうとっていただいて結構です」と答えた。
物言う株主という言葉が最近使われるようになったが、米国の投資ファンド・ダルトンインベストメンツはフジテレビの親会社の株式を7%ほど保有している大株主の一つ。1度目の書簡を送付しているが、昨日、2度目の書簡を送付し、港社長による会見を今週中に再び開催し、全てのメディアの参加を認める形に、また日弁連のガイドラインに沿った第三者委員会の設置、さらに6月の株主総会の1ヶ月前には調査結果の発表の実施などを要求した。今後の対応として、昨日、文化放送社長ら社外取締役7人が臨時取締役会の開催を申し入れ、あすフジテレビ親会社で臨時取締役会を開催する運びとなっている。レイ法律事務所・河西邦剛弁護士によると「誰が先週の会見内容を決めたのか調査した上で処分の検討もするのではないか」と指摘している。先週の会見において、一連の出来事でガバナンスに欠陥があったかと問われた港社長は「欠陥があったという風な、私個人としては今現在認識は持っていないが、これについても調査委員会で調査をしっかりしていただきたい」としている。東北大学特任教授・増沢隆太による解説。オンライン直売所「食べチョク」代表・秋元里奈のスタジオコメント。
スタスタと歩き、車の陰に隠れたのは野生とみられるイノシシ。沖縄県名護市で昨日、イノシシが出没し、市街地を闊歩した。周辺には保育園や小学校があり、撮影者によると、近くの学童では畑のトマトを食い荒らされる被害があったという。イノシシはこの後、住宅街などを走り回り、山に消えていったという。名護市では今月に入り、国道沿いの飲食店の敷地などでもイノシシの目撃情報が。市の担当者はイノシシを見かけてもむやみに近づかないよう注意を呼びかけている。