2024年6月7日放送 6:30 - 7:00 NHK総合

NHKニュース おはよう日本

出演者
檜山靖洋 勝呂恭佑 井上二郎 神子田章博 赤木野々花 近藤奈央 是永千恵 伊原弘将 大谷舞風 
(ニュース)
ゼレンスキー大統領と首脳会談へ 岸田首相 ウクライナと協力文書締結へ調整

ことしのG7は、来週13日から議長国のイタリアで開かれ、ウクライナ情勢が議題となるセッションには、ゼレンスキー大統領も招待されている。岸田総理大臣は「ロシアの侵略をやめさせ、1日も早く公正かつ永続的な平和をウクライナに実現することが重要で、取り組みを主導していきたい」と述べた。政府関係者によると、ミットにあわせてゼレンスキー大統領と個別に首脳会談を行い、2国間の新たな協力文書を締結する方向で調整を進めている。日本としては、憲法の制約も踏まえ、エネルギー分野を中心に復興に向けた経済支援策などを盛り込んだ内容にしたい考え。両首脳による対面での会談は、去年5月の広島サミット以来、およそ1年ぶりで、岸田総理大臣は、ロシアへの厳しい制裁を継続していくことなども伝え、連携を確認する方針。

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天皇皇后両陛下 あさって結婚記念日 陛下撮影 ご一家の写真など公開

天皇皇后両陛下の結婚記念日を前に、宮内庁は、静養中に天皇陛下が撮影されたご一家の写真などを公開した。両陛下はあさって、結婚から31年を迎えられる。栃木県高根沢町・御料牧場に滞在された際の写真を紹介。

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米宇宙開発企業 スペースX 大型宇宙船の試験飛行 地球帰還を初確認

米国の宇宙開発企業スペースXが将来、月や火星に飛行することも想定して開発中の大型宇宙船の試験飛行が行われ地球への帰還が初めて確認され。宇宙船はロケット部分を含めると高さがおよそ120メートル。米国南部テキサス州にある発射場から無人で打ち上げられた。スターシップは国際月探査プロジェクト「アルテミス計画」で宇宙飛行士を乗せて月面に着陸することを想定して開発されているが開発の遅れも指摘されている。

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おはBiz
インフレ予想2%には“少し距離がある”/“現状の政策維持が妥当”

来週、金融政策決定会合が開かれる日銀について。会合では、大規模な金融緩和策の下で日銀が続けてきた国債の買い入れについて、減額の方針が示されるのではないかという見方が市場の一部に出ている。国債は、価格が下がると金利が上がるという関係にあるが、日銀としては、目標とする2%の物価上昇率が持続的、安定的に実現する見通しが立つかどうかをよく見ていきたいとしている。これについて植田総裁は「さまざまなインフレ予想の指標を見ると少し上昇してきているが、まだ2%に達しておらず、少し距離がある。これが2%で定着することで、現実のインフレ率も2%で持続的に推移することになる」と述べた。一方、日銀の金融政策を決める会合に出席する審議委員の1人、中村豊明審議委員は、きのうの講演で「来年度以降、節約志向の高まりなどから個人消費が低迷し、値上げの鎮静化が進んだ場合は、2%の物価目標に届かない可能性がある」と述べた。中村審議委員によると「中小企業の価格転嫁の状況や賃上げの余力、設備や人材への投資など丁寧に確認することが重要だ」、結論としては「国債の買い入れを減らすと金利の変化が起きてくるが、経済がまだ強くないときにショックを起こすべきではない」とし、当面は現状の政策の維持が妥当だという考えを示した。物価の上昇が続いていて実質賃金がマイナスの状況が続く中、消費の足取りも不安定な中、日銀がどのような判断を示すか注目される。

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Eyes on クラフトビール“大競走時代”到来!?

クラフトビールを造る地域ごとの小規模な醸造所の数は、去年700か所を超えたとみられ、統計を取り始めてから過去最も多くなった。大手メーカーも交えた競争の現状を取材。先月開かれた国内最大級のクラフトビールのイベントには、全国から47の醸造所が出店した。長野県の特産のりんごを使ったものから、北海道網走の流氷をイメージした青いクラフトビールまで、地域の活性化にも一役買っている。ことし、埼玉県越谷市に誕生した醸造所「NOMENDO」。醸造所オーナー・佐野明彦さんは、もとは歯科医師として働いていた。さまざまな味わいのあるクラフトビールに魅了され、越谷発のクラフトビールを造りたいと一念発起した。設備はごく小規模で、価格は1杯680円から。通常のビールと比べ割高だが、かんきつ系の香りや独特の苦みにこだわっている。地道なチラシ配りで浸透を図り、少しずつリピーターが増えている。常連客などの勧めでふるさと納税の返礼品への応募も検討。地域との結び付きを強めることで競争を勝ち抜きたいとしている。大手メーカーもクラフトビールに力を入れている。先月、東京・代官山にレストランを併設した醸造所をリニューアルした。狙いは、ビールファンの底上げ。ビールになじみがない若者や女性でも、好みに合ったものを選べるクラフトビールなら楽しめるのではないかと新たな客層の取り込みを図っている。専門家は、クラフトビール市場は今後も広がっていくと分析している。クラフトビールを巡っては、ビール系飲料の税率が変更された際に、オレンジの風味やスパイシーな味わいを加える副原料の範囲が広がり、より趣向を凝らしたビールの開発が可能となった経緯がある。

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経済情報
(特集)
真打ち昇進 女性落語家の思い

東京の落語では、主に前座、二ツ目、真打ちと階級が上がっていくが、入門から16年、自分らしい落語を貫き、先月「真打ち昇進」という夢をかなえた女性落語家・雲龍亭雨花さんを追った。江戸時代から伝わる古典落語に、雨花さん独特の現代風アレンジを加える。さらには自作のフリップ。江戸庶民の暮らしを描いている。落語は難しいというお客さんの声を受け、知識や想像を手助けする。家に帰ると、1人の主婦。日々、忙しく走り回る。幼いころから落語にのめり込んでいった雨花さん。夢は「いつか落語家になりたい」。周りの反対もあり、一度はほかの道に進むが諦めきれず、27歳のときに門をたたく。そのとき、3歳の息子がいるシングルマザーだった。子育てをしながらの前座修行。前例にない挑戦だった。息子を保育園やベビーシッターに預け、朝から深夜まで落語に打ち込む生活。周囲から「そんなのだと困りますよ」「里子に出したほうがいいんじゃないか」と言われたという。息子の尊さんは二十歳の大学3年生になった。尊さんは「寂しさはめちゃくちゃあったけれども、小学生くらいの自分にとっては(落語は)子守歌だった」、雨花さんは「やるなと言う人が99パーセント、やっていいと言うのはうちのせがれだけだった」と述べた。真打ちお披露目の初日。この日に選んだ演目は「転宅」。泥棒に入られた女性が逆に泥棒を手玉に取る話。有名な古典落語にアニメのキャラクターが登場。たくましく生きる姿を笑いで表現した。これから先(落語で)何を伝えていきたい?との問いに、雨花さんは「“(人生)なんとかなるさ”ということ“心配する必要ないんだよ”ということをおかしみで伝えられたらいいなと思います」と述べた。

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新宿(東京)雲龍亭雨花
(ニュース)
中継 米作りのピンチを救う “助っと”とは…?

県内随一の米作りが盛んな地域、神奈川県平塚市からリポート。高齢化や後継者不足により、田んぼの維持・管理が難しくなっている。それを少しでも解決しようと、ある“助っと”が導入されている。詳しくは7時台で。

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平塚(神奈川)
経済情報
おはよう天気
全国の気象情報

東京・渋谷から全国の気象情報を伝えた。

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渋谷(東京)
交通情報
鉄道情報
道路情報
(気象情報)
関東の気象情報

関東の気象情報を伝えた。

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