- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 今井翔馬 近藤奈央 是永千恵 大谷舞風
国会は会期末まで1週間を切り、自民党はあさってにも党の政治資金規正法の改正案を成立させたい考え。一方、立憲民主党は「自民党の法案は不十分な内容だ」として、党首討論の内容を見極めたうえで内閣不信任決議案の提出を判断する方針で、与野党の攻防は今週、最大のヤマ場を迎える。
能登半島地震の復興の課題や将来のまちづくりなどについて、地元の住民が意見を交わすワークショップがきのう、石川県輪島市で開かれた。ワークショップ「わじま未来トーク」は、輪島市が来年3月をめどに策定を進める復興計画に市民の意見を反映させようと開いた。小学校の体育館に住民などおよそ60人が集まり、8つのグループに分かれて復興に向けて感じている課題や将来の地域の在り方などについて意見を交わした。
父の日のきのう、能登半島地震で被災した石川県輪島市の洋菓子店では“家族で楽しく過ごしてほしい”と作ったスイーツが人気で、避難所に住む人たちなどが買い求めていた。父の日に合わせて店に並んだのは、コーヒーゼリーにカフェオレのムースでさまざまな父親の顔を描いた「お父さんカフェゼリー」。この洋菓子店は地震で被害を受け、従業員が避難して人手不足になりながらも菓子作りを続けている。
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- 令和6年能登半島地震父の日輪島(石川)
国債の買い入れの減額を決めた日銀について。先週の決定会合では減額する方針を決め、具体的な減額の規模やペースを決めるのは来月の会合に持ち越しとなった。今回の会合で規模も決めるとみていた市場関係者は、肩透かしを食らった形になる。予想以上に日銀は慎重だという受け止めから発表後は円が売られて、円相場は一時1ドル=158円台前半まで値下がりした。日銀は、発行された国債の半分以上を保有し金利に与える影響は大きいものがあるため、慎重に臨んだとみられる。次回の決定会合は7月末。焦点は今は月間6兆円程度となっている国債の買い入れ額をどのくらい減らすか。そして、追加の利上げがあるかどうか。これについては専門家の見方が分かれている。野村総合研究所・木内登英エグゼクティブエコノミストは「国債買い入れの減額計画と同じタイミングでの追加利上げは控える可能性がある。利上げは最短で9月の決定会合とみている」とし、7月の利上げはないという考え方。一方で第一生命経済研究所・熊野英生首席エコノミストは、7月の可能性もあるとみており「日銀の今回の決定は過剰な弱腰で市場は円安に反応した。円安の加速で政府からの緩和修正の要請も強まるだろう」とコメント。円安については日銀の発表後に1円以上、上げ下げした。来月の会合に向けては、日銀は市場とのコミュニケーションの取り方も重要になる。
障害がある学生の就職活動について。大手人材情報会社のアンケートを紹介(マイナビ・ことし2月の調査)。障害者の新卒採用で何らかの取り組みをしているかと企業に聞いたところ「取り組んでおらず、検討していない」という回答が56%と半数を超え、採用活動の支援が十分進んでいない実態が分かった。茨城県つくば市にある、聴覚や視覚に障害のある学生のための唯一の国立大学・筑波技術大学。弱視の障害がある4年生の鎌滝憂也さんは、コロナ禍で企業がオンラインの採用面接を取り入れたことは、応募のしやすさにつながっているという。情報技術を学んだ鎌滝さんは、一般の新卒採用でIT企業から内々定を得ることができた。ただ、選考過程で行われることが多い適性検査では、視覚に障害があると時間内に回答するのが難しく不利だと感じた。障害者向けの就職情報サイトを運営する、ジェイブロード・宇津徹也取締役は、個々の障害に応じた選考のしかたを企業は考えるべきだとしたうえで「いろんな価値観を持った人が職場に集まることで、より付加価値の高いサービスが生まれるという考え方で取り組んでいる会社もあるので、世の中にとっても必要だし、その会社にとってもそういうことができることが今後会社が成長していくうえで必要なことなんじゃないかなと思う」と述べた。
先週、新たな法律が成立した巨大IT企業の規制について。スマホソフトウエア競争促進法は、アップルやグーグルといった巨大IT企業に対し、競走を妨げる禁止行為をあらかじめ示して規制する法律で、今月12日に参議院本会議で可決・成立した。新たな法律では、公正取引委員会が今後指定する企業に対し、毎年度、規制の順守に向けた報告を求めるほか、違反した場合は課徴金を支払わせることにしている。ただ、巨大IT企業に対応する人員は現在20人程度にとどまっていることから、公正取引委員会はデジタル分野の知見を持つアナリストや弁護士といった専門人材の採用の拡充などを進める方針で、来年末までに始まる本格運用に向けて対応を急ぐことにしている。
高度経済成長期に全国各地に数多く建てられた団地だが、今、より暮らしやすくするためのライフスタイルの提案や新しい技術の開発が進んでいる。茨城県取手市にある築およそ50年の団地には、1500世帯余りが暮らしている。エレベーターが設置されていないため、階段での上り下りが大変な4階と5階は敬遠されがちで空室が増えている。そこでこの団地がことしから始めたプランが、4階と5階を同じ住人が借りることができるセット貸し。子どもが遊んだり運動しても、下は自分の部屋なので騒音の問題はない。家賃は1住戸が4万円ほどのところ、4階5階のセットで5万円ほどになっている。入居者の1人、平井亨季さんは映像作品を制作するアーティストで、5階で上映会などを行っている。階段の上り下りを楽にする新技術も開発されている。人を乗せて団地の階段を移動するロボットの実証実験を紹介。実用化されれば、エレベーターを設置する10分の1のコストで導入が可能。3年前からロボットの開発を行ってきたスタートアップ・藤倉秀幸参事は「自動に安全に上らせることを最優先に進めて、社会実装に向けて頑張っていきたい」と述べた。総務省の調べによると、エレベーターがない4階、5階での住宅は全国で24万棟近くある。
福島・葛尾村で丸太を切る大会が19年ぶりに開かれた。福島第一原子力発電所の事故で一時は全域で出された避難指示が広い範囲で解除されているが、村に住む住民登録の4割にとどまり復興やにがわいづくりが課題。
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岩手県盛岡市にある神子田朝市は、およそ50年の歴史がある盛岡の朝に欠かせない風景。この朝市で自家製の漬物などを長く販売してきた熊谷恵美子さんが、5月31日をもって朝市を引退した。引退を決めた大きな理由は、食品衛生法の改正だった。これまで漬物の製造や販売に特別な許可などは必要なかったが、6月からは衛生基準を満たしたうえで、保健所の許可を取らなければならなくなった。新たに基準を満たす設備を整えるのは難しいと考え、引退を決めた。神子田朝市によると、5月31日までおよそ15の店が漬物を販売していたが、保健所の許可を得て販売を続けているのは2つの店にとどまるという。
チャーター機サービス会社による犬と一緒に快適な空の旅。ニューヨークからロサンゼルスまでのフライト。キャリーケースではなく機内でゆったりリラックスできる。犬1匹とひとり6000ドル(約94万円)。
シャンゼリゼ大通りで行われたピクニック。216m、赤と白の巨大なシートに集合したのは抽選で選ばれた約4000人。特別に設定された4つの厨房で作られた料理が無料で提供された。
去年サッカーの大会で倒れた男性。AEDを使おうとしたがバッテリー切れだった。幸い近くに別のAEDがあり助かった。フランスでは公共の場に50万台が設置されている。メンテナンス会社が6000台ほどを調査したところ3分の1が電池切れなどで使用できなかった。
渋谷からの中継で気象情報を伝えた。
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関東の気象情報を伝えた。
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