- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 今井翔馬 野口葵衣
自民党は公明党との連立政権の維持を目指し、総理大臣指名選挙で石破総理大臣が指名されるよう、水面下で野党側と調整を進めている。これに対し立憲民主党は、ほかの野党に野田代表への投票の協力を求める方針で、指名選挙での多数派を形成しようとする与野党の動きが活発になっている。
衆議院選挙結果の経済の反応について。きのうの東京株式市場、日経平均株価は値下がりして始まったが、その後は買い戻しの動きが出て一時800円以上値上がりし、終値は691円の値上がりだった。これについて市場関係者は、一時1ドル=153円台後半まで円安が進んだことや、野党との関係を踏まえると“次の経済対策は大きなものになるのではないか”という期待感が膨らんだためだという。ネット証券大手・マネックスグループ・松本大会長は「マーケットを見ると好感した。財政出動、減税、金利上げないのではとか、流動性が増えるのではないかという期待でマーケットは上がっているのでは」と述べた。海外の専門家は、今回の選挙結果をどう見たのか。日本経済と政治にも詳しいエコノミスト、ポールシェアード氏に聞いた。「結果には少し驚いたが、サッカーで言えばオウンゴール。石破首相が(解散に関する)態度一転させ、すぐに選挙に踏み切ったことへの代償を払った」、結果は日本経済に何を意味するのか?との問いに「短期的な経済への影響は大きくないだろう。石破首相は劇的で画期的な経済政策があったわけではない。彼は経済では少し経験不足かもしれず、政策はおおむね継続されるだろう」と述べた。
スポーツの実況で使われる最新の技術について。おとといまで千葉県で開かれていた、男子ゴルフの米国ツアーの大会会場を取材。PGAツアーのケンロベルさんは今回、試験的に運用している生成AIの技術を担当している。開発中のシステムは、試合の様子を文字化し実況。データの計測方法は、グリーンにあるボールの位置をGPSやレーザーを使って特定し、その情報がIT大手・アマゾンのクラウドに送られ、そこから文字に生成されるという。今は文字情報だけだが、いずれは音声での実況にも取り組みたいとしている。
政府はこの3年間で、半導体産業の工場建設や研究開発に対して合わせて4兆円近くの補助を決定しているが、先端半導体の国産化を目指すラピダスは追加で4兆円の資金が必要と見込まれるなど、さらなる資金調達が課題となっている。こうした中、経済産業省は、必要な財源を確保したうえで、複数年にわたって半導体産業を資金面で支援する新たな枠組みを設ける案を検討していることが分かった。国が中長期にわたって支える姿勢を明確にすることで、民間からの投資の呼び水にしたい考えで、近くまとまる政府の経済対策に盛り込むことを目指している。
徳島県では炭作りに適した伝統的な林業が再び注目されている。面積のおよそ9割が森林にあたる、徳島県美波町。炭の原料に適した、堅くて重いウバメガシという木が広く生育している。この地域で300年以上続いてきたのが、樵木林業と呼ばれる林業。100年以上前の大正時代には3000軒以上が手がけていたが、今では10軒ほどに減っている。特徴は木を切る時期の早さ。幹が成長しきらない十数年で伐採して、炭に使いやすいサイズを確保する。短いサイクルで伐採を繰り返すことで、森林資源を若い状態で保つことができるという。この林業の可能性に目をつけたのが、吉田基晴さん。IT事業などを手がけてきたが、故郷にUターンして3年前に会社を立ち上げた。吉田さんの会社の備長炭の販売価格は、高いもので12キロ2万2000円。火持ちがよく、赤外線でじっくり火が通ると評判。炭作りを行ううえで課題となっていたのが膨大な手間。熟練の職人が1000度以上になる窯の温度を確認する必要があり、24時間付きっきりで行う。そこで吉田さんは、IT化を推進。窯のそばの温度をスマートフォンから遠隔で確認する仕組みを整えて、職人の負担を減らした。そうした工夫で、炭作りにかかる人件費なども抑えられるようになった。吉田さんは、熟練の技に頼らず、経験のない移住者でも働きやすい環境を作ることが重要だと考えている。
経済情報を伝えた。
コバルトはさまざまな電化製品に使われ、日本が重要鉱物の1つと位置づけている。今回、生産現場を取材したところ、その劣悪な環境が浮き彫りとなった。アフリカ中部・コンゴ民主共和国のコバルトの生産量は、世界全体の7割を占める。コバルト鉱山では、巨大な穴の底で数千人の労働者がコバルトの鉱石を切り出している。コンゴにある鉱山の1割〜2割はまだ機械を使わず、人の手に頼っている。重さ50キロの袋を担ぎ、登っていた。1日の稼ぎは日本円で3000円以上。現地の最低賃金の10倍ほどにもなる金額。より危険なのが、地下での採掘。許可を得て、小型カメラで作業を撮影してもらった映像を紹介。深さは20メートル、下りるときに命綱などはない。壁に作られた僅かな足場を伝って下りていく。暗く狭い穴の中で、労働者がひしめくように作業している。崩落事故の危険とは常に隣り合わせ。作業中に命を失う人も後を絶たない。鉱山労働者のカホジビンマリサワさん。ことし6月、弟が地下での作業中に生き埋めとなって死亡した。現場は地下水が出て、崩落が起きやすい状況だったという。弟は、5人目の子どもが生まれる直前だった。みずからも鉱山を経営する地域の業界団体のザカリームサンバイ会長は、コバルトを利用する外国の企業にこそ責任があると訴える。
コバルトを使った製品を生産する日本の電機メーカーの業界団体・JEITA(電子情報技術産業協会)も、鉱物の採掘現場の環境改善に責任を果たそうとしている。3か月ごとに検討会を実施。この日は、現場の労働環境を調べる、海外の団体の活動が報告された。労働環境の改善には国際的に統一された調査方法の確立が必要だと考えている。
紅葉の名所として知られる北海道・七飯町・大沼国定公園。湖に大小126の島がある。10月中旬ごろから紅葉が始まりましたがその後の冷え込みが弱かった。黄色や赤とのコントラストが見られた。
再開発に向けて施設の整備事業が進められている北九州市・小倉北区・旦過市場できょうから一部の建物の解体作業が始まった。仮店舗で青果店を営む八木和子のコメント。来年度末に4階建ての新しいビルが建つ予定。
カナダの湖に生息するおたまじゃくし。英国・ロンドン自然史博物館の野生生物写真コンテストで大賞に輝いた写真を紹介。
為替と株の値動きを伝えた。
気象情報を伝えた。
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道路情報を伝えた。
関東の気象情報を伝えた。