2024年12月27日放送 6:30 - 7:00 NHK総合

NHKニュース おはよう日本
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出演者
渕岡友美 檜山靖洋 三條雅幸 赤木野々花 野口葵衣 打越裕樹 
(ニュース)
あさってにかけ大雪 東~西日本 日本海側

冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で、東日本や西日本の日本海側の山沿いを中心に、あさって29日ごろにかけて大雪となる見込み。

おはBiz
1ドル=158円台 約5か月ぶり

円相場について。ニューヨーク外国為替市場では、円を売ってドルを買う動きが進んで、一時およそ5か月ぶりとなる1ドル=158円台まで値下がりした。今は1ドル157円98銭から1銭で取り引きされている。米国の新規の失業保険の申請件数が市場の予想を下回ったことで、FRBによる利下げのペースが緩やかになるという観測からドルが買われやすくなっている。

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ニューヨーク外国為替市場連邦準備制度理事会
ことしの株価・円相場を振り返る

金融市場について、ことし1年を振り返る。株式市場:日経平均株価は年初からロケットスタートのように値上がりし、2月にはバブル絶頂期の高値を更新、3月に4万円を超えた。そして7月には4万2000円を超えて最高値を更新した。ところが8月に入ると、1日に4000円以上という過去最大の下落があった。これは、急に進んだ円高や米国経済の先行き懸念が原因。その後は持ち直し、年始からきのうまでに年間では6000円以上、率にすると18%の上昇となる(去年は28%の上昇)。円相場:年始は1ドル=140円台だったのが円安に進み、7月には1ドル=161円90銭台とおよそ37年半ぶりの円安水準を更新した。ところが8月には一転し、一時141円台まで値上がりした。これも株価が最大下落幅を記録した同じ日。そして9月には139円台まで値上がりしたが、その後は再び円安傾向になり、今は158円前後となっている。年間20円超の値動きがあった。日銀の金融政策が大きく変わった影響も大きく、ことし3月には17年ぶりの利上げ、そして7月には追加の利上げに踏み切った。金利のある世界が戻ってきて、ことしの金融市場はまさに変動の年だったといえる。みずほ証券・三浦豊シニアテクニカルアナリストは「今月、米国の主要な株価指数が最高値を更新しても日本株の上昇は限定的だった。来年も同じ傾向では。来年の日経平均株価は4万1000円台と予想」、東海東京インテリジェンス・ラボ・長田清英投資戦略部部長は「米国の個人消費は引き続き強く、先行きに楽観的な見方が広がっているので、日本株にも好材料になる。来年の日経平均株価は4万3000円台と予想」とコメントした。

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G7 AI開発企業に報告求める枠組み

G7(主要7か国)は、生成AIの開発企業などにリスクや安全性などの報告を求める枠組みを導入することで合意した。これは生成AIの開発における説明責任を促し、AIを安全に利用できる環境を整えることが目的。開発企業などに対しAIのぜい弱性などのリスク管理やセキュリティー対策、それに安全性の向上やリスクの軽減に向けた研究や投資の内容など、7つの項目について報告を求める。G7やOECD(経済協力開発機構)などに加盟する国の企業や研究機関に回答を呼びかけ、回答した企業名やその内容は、OECDがホームページ上で公表することにしている。この運用は来年2月以降に始まる予定だが、企業側の参加は任意のため、その実効性が焦点となる。

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Group of SevenOECD ホームページ人工知能経済協力開発機構
「脱炭素電源」近くに産業集積を

政府は、脱炭素社会と産業振興の両立を目指す国家戦略「GX2040ビジョン」の案を決定した。この中では二酸化炭素を排出しない電力の活用が新たな付加価値になるとしたうえで再生可能エネルギーや原子力などの発電設備の近くに、産業の集積を促す新たな施策を検討していくとしている。さらに、企業の間で二酸化炭素の排出枠を売買する排出量取引を導入していくことなども盛り込まれ、政府は今年度中に閣議決定することにしている。

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GX2040ビジョン脱炭素
元自衛官に物流業界が熱視線

今週はこれまでに放送したものの中から、反響の大きかった企画を放送。物流業界では人材不足が深刻だが今ドライバーの担い手として期待されているのが「元自衛官」。熊本市にある運送会社で、自在なハンドルさばきで荷積みを行っているのは、2年前まで自衛官として任務にあたっていた竹隈圭介さん57歳。自衛官は十分な体力が必要だとして定年の時期が55歳以降と早くに設けられている。任務の一環で資材や人員の輸送を行うので大型車両を運転していたため経験を生かせる再就職先として運送会社を選んだ。自衛隊では大型の運転免許などを持っている隊員がいるほか、定年を迎えてからも働ける期間が長いことから会社では自衛隊からの再就職に期待を寄せている。運送業界の自衛官に対する求人のニーズは高まっている。ことし4月から3か月での求人数はおよそ300人、前年の1.6倍に増えた。自衛隊などが7月に行った再就職説明会には、退職を予定しているおよそ120人の自衛官が参加した。バスやタクシーの会社も参加し、再就職を呼びかける。実際に運転も体験し、自衛隊と企業ではどのような点で勝手が違うのかを確かめる。3時間に及んだ説明会。参加した運送会社も手応えを感じることができたようで、運送会社・宮崎文生常務取締役は「ものすごく(自衛官の)反応はいい。“とりあえず乗りたい”という人がけっこういる。人手不足が少しでも解消できるようになればそれが一番」と述べた。自衛官を対象とした説明会や職業訓練などは今後、全国で行われるという。

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北区(熊本)自衛隊熊本地方協力本部陸上自衛隊北熊本駐屯地
経済情報
地域発ニュース
年の瀬迎え「すす払い」

札幌市の北海道神宮で、1年のほこりを落と「すす払い」が行われた。境内のすべての建物で積もったほこりを落とし、新しい年を迎える準備が進められた。

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すす払い北海道神宮札幌市(北海道)
ワニの背中の大掃除

ワニの背中をブラシでこすって1年の汚れを落とす恒例の大掃除が静岡県東伊豆町の観光施設・熱川バナナワニ園で行われた。およそ100頭のワニを飼育するこの施設では毎年年末にワニの背中の大掃除をしている。池の周りには、ワニの大掃除を見ようと多くの観光客が訪れていた。

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ワニ東伊豆町(静岡)熱川バナナワニ園
初詣に向けみこの研修

正月の初詣の人たちを迎えるため、徳島県鳴門市の大麻比古神社で“みこ”を務める大学生などを対象にした研修会が行われた。参加者たちは基本となる立ち方や歩き方のほか、二礼二拍手一礼といった参拝の作法を学んでいた。

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大麻比古神社鳴門市(徳島)
受験生に「合格うどん」

受験生を応援する「合格うどん」。大学入学共通テストをはじめ、年明けから大学受験が本格化するのを前に、宮崎市の高校の保護者が3年生およそ350人に配った。うどんには保護者たちが3時間ほどかけて「合格」の文字を焼き入れた丸い練り物が載っていて、生徒たちは受験への意気込みを新たにしていた。

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世界のメディアザッピング
海中で607人の“人間の鎖”

インド洋に浮かぶフランス領レユニオン島ではなんと海の中に人間の鎖が出現した。12〜77歳までの6074人のダイバーが参加し水中で作った人間の鎖は最長記録となる。

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フランスレユニオン島
トロフィーはトースター

大学のアメリカンフットボールの試合で優勝したチームに贈られるトロフィーだが、そのトロフィーがお菓子用のトースターになっているのが特徴として話題となった。

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アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー
(経済情報)
経済情報
おはよう天気
気象情報

渋谷からの中継で全国の気象情報を伝えた。

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渋谷(東京)
交通情報
鉄道情報
道路情報

日本道路交通情報センターから道路情報を伝えた。年末年始の渋滞予想を伝えた。

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日本道路交通情報センター木更津金田本線料金所東京湾アクアライン
(気象情報)
気象情報

東京都心の映像が流れ関東の気象情報を伝えた。

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