- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とオープニングの挨拶。
立憲民主党の新たな執行部が始動した。野田新代表が「骨格人事」と呼んだ新たな執行部人事が両院議員総会で承認された。幹事長に起用されたのは小川淳也氏。民主党政権では総務政務官などを務め、2020年に立憲民主党に加わり、今回の代表選挙では野田氏を支援した。政務調査会長は、重徳和彦氏が起用される。今回、野田氏を全面的に支援した。また、国会対策委員長に笠浩史氏、大串博志選挙対策委員長は続投。大串氏は代表代行を兼務する。さらに、きのう行われた代表選挙の決選投票で、野田氏と争った枝野元代表は、党の最高顧問に就く方向で調整が行われている。野田新代表などはきょう夕方、国会内にある日本維新の会、共産党、国民民主党の控え室を訪れ、各党の幹部などにあいさつした。
野田執行部の狙いについて並木記者は「1つは刷新感。幹事長・政調会長は小川さん・重徳さんというともに閣僚経験がない50代前半の議員に若返りを図った。一方で国会対応と選挙対策は継続性を重視している事が伺える。笠さんはこれまで安住前国会対策委員長のもとで自民党と対立する手法を見てきたし、大串さんは次の衆議院選挙の候補者擁立を進めてきた経緯がある。野田さんに近い議員の1人は『党を担う次の世代の中堅議員を育てる狙いもある』と話している。人事なので様々な受け止めがあるのは当然だが、野田さんがきのう『ノーサイド』『挙党態勢』を強調した一方で、幹事長をはじめ主要ポストを自身を支援した人で固めた。人事は昨夜から調整が続いていたが、『党内がまずいことになりかねないと野田さんに忠告した』と言う人もいたほど。それも意識してか、幹事長に指名された小川さんはきょう『党内の皆さんと真摯に丁寧に向き合いたい』と話している。早期の衆院選挙の解散も取り沙汰される中、新執行部としては”挙党態勢の構築”という課題にも向き合うこととなりそう」と伝えた。
きょうの政策討論会では候補者9人のうち上川外務大臣が外国出張中のため牧原秀樹衆議院議員が代理で出席した。この中では石川県・能登地方の大雨被害への対応について発言が相次いだ。また災害への対応や防災態勢への強化については高市経済安保相が「戦略的に財政出動すべき危機管理投資の柱の一つが「令和の国土強じん化」、特に水害・土砂災害対策 インフラの耐震化 送配電 情報通信網 上下水道の強じん化も大事。」などと述べた。自民党の新総裁は今週27日に決まる。
新しい総理大臣の指名選挙を行う臨時国会について、政府は衆参両院の議院運営委員会の理事会で、来月1日に召集する方針を伝えた。一方、立憲民主党と共産党は新政権の方針などをただす必要があるとして、本会議での代表質問に加え、予算委員会で質疑を行うよう求めた。
気象庁はきょう、3か月予報を発表。来月の気温は、東日本から沖縄奄美にかけて暖かい空気に覆われやすく、特に来月の初めごろは、30度以上の真夏日になるなど、季節外れの暑さになる所もある見込み。11月と12月は、上空に寒気が流れ込む影響で、平年並みと予想されている。また、12月から来年2月にかけての冬の見通しも発表され、気温は全国的にほぼ平年並みとなる見込み。降雪量は冬型の気圧配置が強まる時期があるため、北日本から西日本にかけての日本海側で、平年並みか平年より多く、強い寒気が入ると、一時的に大雪のおそれもあるという。
国連総会の一般討論演説が始まる。現地には、ヒズボラの後ろ盾となっているイラン・ペゼシュキアン大統領の姿も。初日の演説に先立って、イランは戦争は望んでいないとしたうえで「戦争を始め拡大しているのでは我々ではなくイスラエルだ」とコメント。初日には、イスラエルの同盟国、米国・バイデン大統領も演説。26日には、イスラエル・ネタニヤフ首相が同じく壇上に立つ予定で、その発言が注目される。
米国・バイデン政権としては、11月の大統領選挙も見据え、これ以上紛争が拡大して、市民の犠牲者が増え、批判の矛先が米国に向かう事態は避けたいという立場。対するイランのペゼシュキアン大統領だが、会見でイスラエルを強く非難したが、本来は欧米との関係改善を掲げて、ことし7月に就任したばかり。各国の思惑も絡む中、当事国どうしの会談や接触など、国連を舞台にした外交戦もポイントになる。レバノン情勢を巡ってだが、安保理で緊急会合が開かれる見通しだが、安保理については、改革を急がなければならないという危機感が、かつてなく高まっている。首脳会談に先立って開かれた未来のサミットでは、拒否権の制限も含めて議論するということを盛り込んだ協定が採択された。集まった各国の首脳が、国連改革を推し進めるための声を上げ、戦争や人道危機を止められる国連を取り戻すことができるのか、問われている。
脳死からの臓器提供があった際、医療機関側の体制が整わないことを理由に、移植手術を見送られた患者が、心臓や肺など6つの臓器で去年1年間に延べ509人いたことが、厚生労働省の調査で分かった。日本移植学会によると、移植までの待機期間は平均で、心臓で5年近く、肺でおよそ2年半などと、長期化が課題となっている。専門家は、手術ができる医療機関を増やすなど、対策を急ぐ必要があるとしている。
Bリーグ。来月のシーズン開幕を前に、選手たちが意気込みを話した。都内で開かれたイベントには、B1のすべてのチームから選手が参加。昨シーズン、過去最多の429万人を動員した。今シーズンは、NBA米国プロバスケットボールでプレーした千葉ジェッツ・渡邊雄太選手も参戦する。パリオリンピックに出場した吉井裕鷹選手は、予選リーグ敗退の悔しさを新たなシーズンにぶつける。B1は来月3日に開幕する。
全国の気象情報を伝えた。
今夜のニュースを振り返った。このあとのクローズアップ現代も能登地方を襲った記録的な大雨について伝えるという。