- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 陣内貴美子 森圭介 桐谷美玲 渡辺裕太 山崎誠 河出奈都美 刈川くるみ
日本政府観光局によると先月、日本を訪れた外国人は304万2900人となり、コロナ前の2019年の同じ月と比べ4%増加した。桜のシーズンで訪日需要が高まったほか東南アジアや中東を中心にイスラム教の断食明けで海外旅行需要が増加したのが要因ということで、単月で過去最高となった3月に続き2か月連続で300万人を超えた。
きょう皇后さまが出席されたのは自らが名誉総裁を務める日本赤十字社の全国大会。式典には皇后さまと名誉副総裁の女性皇族方が臨み、皇后さまは赤十字活動に功績のあった個人や団体の代表13人に有功章を手渡された。その後、能登半島地震で輪島市で炊き出しなどのボランティア活動を行った石川県金沢市の大学4年生やパレスチナ自治区のガザ地区に派遣された看護師による活動報告が行われた。皇后さまと女性皇族方は帰り際、活動報告を行った人に声をかけられた。式典が始まる約3時間前、4月に日本赤十字社に入社した愛子さまは職員として会場に入られた。日本赤十字社は戦後歴代の皇后が名誉総裁を務めるなど皇室と関係が深いことで知られている。上皇后美智子さまが1961年に日本赤十字社本社を訪問されたときの映像を紹介。上皇后さまはミシンの前に腰掛け、災害救助用の産着のミシンがけをされた。また、皇后雅子さまは結婚の2年後の1995年に日赤を訪問し、看護実習室などを見学されている。2018年、平成最後の日本赤十字社の全国大会。上皇后美智子さまが最後の出席となり、次期名誉総裁の皇后雅子さまに手を差し伸べ2人でお辞儀される場面があった。愛子さまはおととし成年を迎えた記者会見でボランティアへの関心を述べられていた。去年10月には天皇ご一家で初めて日本赤十字社の本社を訪問し、殉職した救護員の慰霊碑に白いユリの花束を手向けられた。先ほど皇居に戻られた愛子さま。日本赤十字社ではボランティアの育成などを行う事業局の青少年ボランティア課に配属されているが、きょうの式典への参加について、宮内庁担当記者は「私たちから姿は見えなかったのですが、愛子さまは行事を支えるスタッフの1人として、朝8時に入られました。行事がどのように行われているか裏側が分かる貴重な体験。それを天皇陛下や皇后さまにお話しされることで、ご一家でより深い理解につながるのではないか」と話した。
渡辺は午前8時半、ジェット船で竹芝ふ頭を出発し、約3時間かけて、新島に向かった。今回、渡辺がホームステイするのは、漁師歴40年の河原朗さんと妻の美代子さんの家。2人とも、新島生まれ、新島育ちだ。新島の人口は、約2000人だ。午後0時半、河原さんの自宅に到着した。朗さんは、5月下旬から旬を迎えるケンサキイカを釣っている。海温上昇などの影響で、漁獲量が減少していて、20年で約6分の1に減った。朗さんは、20歳で漁師になったが、数年前から、漁だけでは生計が立たず、土木工事の仕事にも就いたが、海の仕事を続けたいと、ことし3月に、工事の仕事を辞めた。渡辺は、漁船・さがら丸に乗せてもらった。河原さんは、この春から、新たな収入を得るため、漁船を利用したクルージングを始めた。今回は、新島の美しさを感じられるコースを巡った。カメやクジラと出会うこともできるという。
河原さん夫婦は、両親が住んでいた平屋を改装し、この春から、ゲストハウスを開業した。河原さんは、長女と孫2人と一緒に5人で生活している。午後4時40分、あすのイカ漁に備え、夕食の準備を始めた。くさやは、新島の特産品で、くさや液に浸して干した発酵食品だ。アカイカの刺身や、焼いたくさやと美代子さんが育てたアシタバなどをのせた河原家特製のピザなどが並んだ。午後9時、イカ漁に備えて、早めに就寝した。イカ漁は、深夜から早朝に行われる。翌午前3時、河原さん夫婦が起床。3年前から、美代子さんもイカ漁に同行している。美代子さんは、出発前におにぎりを用意した。午前5時20分に出港し、20分後、所定の場所で、仕掛けを海に投げた。渡辺もイカの一本釣りに挑戦したが、風が収まらなかった影響もあり、この日は、1匹も釣れなかった。船上で、美代子さん手作りのおにぎりを食べた。港に戻り、水着に着替えて、朗さんお気に入りの「湯の浜露天温泉」を訪れた。海を見ながら、温泉を楽しめる。入浴料は無料だ。朗さんは、海は自分にとって最高のもので、第二の人生を頑張ろうかと思うなどと話した。
陣内キャスターは「第二の人生がこんなに心豊かに過ごせるんだと、見ていてこっちもほっこりしましたね」等とコメント。
「有吉の壁」の番組宣伝。
上空寒気で不安定
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日テレ・マイスタ前から東京・汐留の映像を背景に関東の気象情報を伝えた。
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ことし2月に行われた早稲田大学の一般入試で18歳の男子受験生が問題を撮影して外部に送信し、大学の入試業務を妨害したとして警視庁が捜査していることが分かった。捜査関係者によると使われたというのが「スマートグラス」。カメラが付いている眼鏡型の電子機器。男子受験生は早稲田大学創造理工学部の一般入試中スマートグラスを使って化学などの問題を撮影。それを手元のスマホに転送しXを通じて複数人に解答を求めたという。Xで解答した人がおかしいと感じ大学側に報告。別の日の試験でも同じ受験生がスマートグラスをかけて受けに来たため大学側が警視庁へ相談したという。男子受験生は任意の調べに「志望校に落ち、他の大学も落ちることが不安で不正を思いついた」などと供述。大学側は男子受験生のすべての学部の受験を無効にした。警視庁はあすにも偽計業務妨害の疑いで書類送検する方針。
ソフトバンクが発表したカスタマーハラスメントに関する考え方では従業員に暴言や不合理な要求をした客などに対してサポート対応などを断ったり悪質な場合、警察や弁護士に相談したりするとしている。従業員等の就業環境を適正に保つことはサービスの継続的な提供において非常に重要との姿勢を示している。また、ソフトバンクではAIを活用して客の怒っている音声を抑制してやわらかい声に変換する技術を東京大学と共同開発している。従業員の心理的負担を減らすための技術だが、一方で客が怒っていることを認識することも重要だとして抑制レベルを調整できるようにして来年度中の実用化を目指している。カスハラを巡ってはANAホールディングスでも対応マニュアルを今月作成するなど企業の取り組みが始まっている。
東京電力パワーグリッドが公開したのは全長およそ10キロメートルの地下トンネル。電気はトンネル内のケーブルを通じデータセンターなどに送られるもので、生成AIの普及で増大する電力需要に応え急ピッチで建設された。千葉・印西市ではデータセンターの建設が相次いでいてデータ処理などに使う電力需要が急増している。また東京電力管内ではデータセンター向けの電力需要が10年後には最大で現在の12倍となる見通し。今後データセンターはさらに増加する見込みで東京電力は追加の電力施設の検討も進める方針。
TikTokに投稿され今話題になっている還暦を迎えたばかりというおじさんの正体はタクシー会社の三和交通の役員・溝口孝英取締役部長である。初めてTikTokに投稿したのは2019年。タクシー業界の人材不足を受け興味を持ってもらいたいと、ダンス初心者にもかかわらず55歳で始めた。5年間でフォロワーは大きく増加し23万人に迫るほどとなっている。TikTokを始めた2019年に190人だった中途採用は去年は491人と倍以上に増加した。さらに運転手の平均年齢も、55歳ほどだったのが45歳になったという。
エンディング映像。