- 出演者
- 藤森祥平 小川彩佳 星浩
オープニング映像が流れた。
岐阜・高山市で12時間降水量は190ミリで平年の6月1か月分を上回る大雨となり、一部地域では一時3000人以上に避難指示が出された。この雨の影響で河川の水の濁りが強く、一部の浄水場で浄水作業が行えない状況だという。市は最大約1万2000戸に断水の可能性があるとして市民に節水を呼びかけている。高山市の隣の下呂市では川の水位が急に上がり、63歳の男性が一時中州に取り残される事態となった。男性は消防に救助されけがはなかった。また大阪市でも視界が霞むほどの大雨となった。大阪・関西万博の会場では強い雨風が木々を大きく揺らしていた。そして大雨は関東でも宇都宮市はゲリラ豪雨に見舞われていた。各地で警報級の大雨となる中、けさ日本の南の海上で台風2号が発生した。台風はあさってには熱帯低気圧に変わって関東付近に近づく見込みとなる。その影響であさって関東は雨が強まる恐れがあるため、警戒が必要である。
今夜は星浩とともにお伝えしていくと話した。
きのうの都議選では裏金問題などで逆風が吹いた自民党は過去最低の21議席となった。また公明党も4議席減らし、”9回連続全員当選”を逃した。それに対し都民ファーストの会は31議席を獲得し第1党に返り咲いた。国民民主党も0から9議席に躍進した。参政党も0から3議席に伸ばした。そのほか野党は立憲民主党が5議席増やして17議席とした一方、日本維新の会は現職1人を含む全員が落選した。さらに石丸伸二氏が立ち上げた地域政党「再生の道」は擁立した42人全員が落選した。参院選の”前哨戦”とされた今回の都議選だが”物価高対策”で石破総理が訴えたのは「給付金 評判は良くないけど誰にでもかれにでもばらまくのではない」とのことだった。参院選の公約にも掲げる”国民一律 2万円給付”だが党内からは「現金給付が選挙前の”一時しのぎ”だと有権者に見透かされた”とのこと。これに対し主要な野党は参院選のし争点を「物価高対策」に定め、自民党を追い込みたい考えである。
緊張が続く中東情勢は21日、新たな局面を迎えた。イランの核開発の中核とされる施設が地下80メートルにあるとされており、作戦名は「真夜中の鉄槌」となっていた。アメリカ国防総省によればフォルドゥとナタンズの核施設に14発の「バンカーバスター」を実戦で初めて投下したという。支援を求め続けてきたイスラエルは今回の攻撃を絶賛した。イラン原子力庁は「国家産業」の発展を決して止めることはないとのことで”核開発を続ける姿勢”を強調した。トランプ大統領はハメネイ師をトップとするイランの体制について”転換”を示唆した。アメリカ軍に攻撃を受けたあと、イランはイスラエルにミサイル攻撃を行い子どもを含む少なくとも23人がけがをしたという。そしてイランが次の一手に繰り出したのが「ホルムズ海峡の封鎖」である。国営メディアによればイランの国会はすでに承認しており、最終決定は最高安全保障委員会の判断が必要になるという。日本が輸入する原油”約9割が利用”しているというホルムズ海峡は一時1バレル78ドル台をつけ約5か月ぶりの高値になるなど早くも影響がみられはじめている。ロイター通信によると「ゴールドマン・サックスが想定」する最悪のシナリオでは原油価格が「100ドル/1バレル」を超える可能性があるとしている。
この事態について石破総理はアメリカのイラン攻撃については「核兵器保有を阻止するという決意を示したもの」「対話の再開を要請する」と中東情勢について答えた。2003年にアメリカはイラクを攻撃したが、その時小泉総理は「支持する」としていた。当時のブッシュ大統領とパウエル国務長官は国連に「大量破壊兵器がある」とイラク攻撃の決議を要請してはいたとのこと。
沖縄本島からフェリーで30分の伊江島。周囲は約22キロで人口は約4000人である。美しい海に囲まれ、家族連れが海水浴を楽しむ姿も。しかしこの島には80年前の”戦争の爪痕”が残っている。村の公益期間だった「公益質屋」。攻撃を受けながらも残った唯一の建物で壁には大きな穴があり内部も傷だらけである。砲撃のすさまじさを今に伝える建物の背後にあるのは標高172mの城山である。ここには日本軍の陣地があった。海には米軍の艦隊が集結して激しい艦砲射撃が行われた。伊江島の闘いは「沖縄戦の縮図」と言われている、当時、伊江島には建設中の日本軍の飛行場があり”東洋一”と言われたこの拠点が米軍から狙われたのである。村民の死者は島にいた半数の約1500人となり、一家全滅は90戸となった。犠牲者の多さに加え住民の戦闘参加や勤労奉仕・集団自決なども起こり、沖縄戦が伊江島に凝縮していた。かつての日本の陣地の1つがあり、住民も協力して手彫りで約50人入っていた。日本軍は避難中の住民をかり出し戦闘班を編成し、中には赤ん坊を背負い斬込みに参加した女性もいたという。防空壕として使われた洞窟「アハシャガマ」の奥行きは20mほどだが約150人が避難していたが、伊江島の組織的戦闘が終わった翌日には集団自決が起こったといわれている。背景にあったのは日本軍と住民の”軍民一体化”である。当時住人は青年義勇隊・防衛隊・婦人協力隊などに根こそぎ動員されていて「捕虜になるくらいなら自決せよ」という軍の方針が住民に浸透していたのである。当時13歳だった東江栄一さんは壕では「自決」か「投降」か厳しい選択を迫られていた。死を覚悟する中、東江さんの父は「壕から一緒に出よう」と決断した。生き残った住民の多くは島の収容所に送られたが、食糧難や栄養失調で亡くなる人もいた。そして帰ることが許されたのは2年後で、故郷は様変わりしていた。戦後、伊江島には米軍基地が建設されていた。
小川彩佳アナは住民に話を聞いたことや今も苦しんでいる人がいること について話していった。また終戦を知らないまま木の上で2年間生き抜いた2人の日本兵がおり、その実話をもとにした映画が来月から全国で公開されると話した。
大谷翔平が投手復帰後2試合目の登板。先頭打者をファーストゴロに打ち取るとスイーパーやカットボールで三線を奪い、1イニング18球を投げて無失点に抑えた。さらに打者としては満塁で迎えた第4打席に走者一掃のタイムリー三塁打、続く打席で26号2ランホームランと5打点の活躍をみせた。
今シーズンのN0.1が決まるNBAファイナル第7戦。オクラホマシティ・サンダーが46年ぶり2回目の優勝を果たした。
アクションスポーツの世界最高峰「X GAMES」。中村輪夢は大技連発で自身初の金メダルとなった。さらにオフロードバイクのジャンプは会場を沸かせていた。
東京オリンピック柔道の金メダリストのウルフ アロン。引退後の新たな挑戦はプロレスであった。プロレスといえば個性的なコスチュームであり来年のデビュー戦では「柔道の要素を少しでも入れられたらうれしい」とのことだった。
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ここからはサッカーのスーパーゴール2連発でまずはガンバ大阪・宇佐美貴史からで20m超弾となっていた。さらにいわきFC・大西悠介が放った約50m弾の映像が流れた。
バレーボール最強国決定戦であるネーションズリーグ。女子日本代表の新キャプテンである石川真佑がサービスエース4本を含む両チーム最多17得点で勝利に貢献した。
続いては東京2025世界陸上に内定している村竹ラシッドが男子110mハードルに出場した。今季自己ベストタイとなり、調子は上向きである。
ロシアのプーチン大統領は23日、イランのアラグチ外相と会談しアメリカやイスラエルによるイランへの攻撃を非難した。プーチン大統領は「イランへの攻撃は侵略行為であり、根拠もなければ正当化もできない」とし、アラグチ外相は「主権と国家を守るための防衛は正当なものだ」と述べた。
台風2号の進路と全国の気象情報を伝えた。
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