北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げについて、昨日韓国の国防相は「技術的に補完が必要で打ち上げが遅れている」と明らかにした。一方で発射時期が迫っているのも確かで、韓国軍は「早ければ数日後。遅くとも今月中」とみている。具体的には朝鮮人民革命軍の創設記念日とされる今月25日が可能性として挙げられている。北朝鮮は今年中に3機の偵察衛星を打ち上げるとしているが、焦点は衛星の偵察能力で、韓国側は去年北朝鮮側が打ち上げた衛星について、「低画質で偵察能力はない」と分析している。ロシアからの技術支援によって北朝鮮が衛星の性能をどこまで向上させたかが注目される。