東京オリンピックで史上最多9個の金メダルを獲得した柔道だが、兄妹で金メダルを獲得した阿部一二三選手・阿部詩選手にインタビュー。一二三選手は6歳、詩選手は5歳で柔道を志し、手加減無しで稽古を組む様子も見られた。2021年の東京五輪では詩選手が21歳で五輪を制すとその約30分後に一二三選手も金メダルを獲得した。兄妹で同日となったが、一二三選手は他の人からよりも妹からプレッシャーを受けていたと振り返った。パリでは兄が先・妹が後という順番となるが、同日に金メダルを獲得する可能紫衣もある。五輪王者は金のゼッケンを背負うことが認められているが、詩選手は目に見えないので楽ではないか、追われているからこそ強くなれると話している。2022・23年の世界選手権も連覇した2人だが、一二三選手は詩選手について調子が悪くてもパフォーマンスを発揮できるようになったのではないかと話している。詩選手は「2連覇がかかっているのでパリの舞台で一番強い自分を見せて兄と二人で笑顔で日本に戻りたい」と話し、一二三選手は「最大の目標は4連覇」「パリでの2連覇は絶対に通らないといけない道」と意気込み無様子を魅せている。