堤氏の長男である尚虎氏はペルー・リマに赴任し、父と同じく野球の普及活動を行っている。サッカー、バレーと比べて野球はマイナースポーツで、競技人口は約1500人。尚虎氏から技術指導を受ける代表選手ですら1時間をかけて練習場に通うという。現地を訪れた堤氏は子どもたちとキャッチボールをしたり、高校野球の指導では打つこともなくなったノックまで披露。尚虎氏が言葉の壁に苦戦するなか、堤氏は「細かいことを教えられなくても、楽しそうに情熱を持ってやっているのは伝わる」などと語った。帰国後、球児たちを前に堤氏は「種になって芽を出して、活躍して人の役に立ってください」と伝えていた。
住所: 岡山県岡山市北区駅元町1-1