福島県浪江町では町の面積のおよそ8割に当たる175平方キロメートルが今も13年前の東京電力福島第一原子力発電所の原発事故に伴い、立ち入りを厳しく制限する「帰還困難区域」に指定されている。国と町はこのうち4%に当たる7.1平方キロメートルで希望する住民が居住できるようにする「特定帰還居住区域」を設けていて、今日から国が除染作業を始めた。国は浪江町の特定帰還居住区域のうち、今年度はおよそ52ヘクタールの範囲で除染を進め、71軒の家屋の解体を行う計画である。環境省環境再生課・中村祥課長は「迅速に除染を進め、環境省として全力を尽くしていきたい」などと話した。