日銀金融政策決定会合。現在、月間6兆円程度としている国債の買い入れの規模を減らす方針を賛成多数で決めた。一方で、具体的な減額の内容は、来月の会合で今後1年から2年程度の計画を決定するとしている。計画の決定にあたっては、市場参加者の意見も確認するとしていて、債券市場の参加者と日銀の担当者による会合を開くとしている。日銀・植田総裁は「予見可能な形で」という言葉を何度も使い、丁寧に進めていく必要があるという考えを強調した。今回の日銀の決定で一時、1ドル158円台前半まで円安が進む場面もあった。1ドル158円台をつけるのは、およそ1か月半ぶり。