運行が始まったのは36人乗りの電気自動車バスである。古典落語の目黒のさんまに因んで「さんまバス」の愛称がつけられ、さんまの模様がデザインされている。走行ルートは目黒区役所から厚生中央病院・恵比寿ガーデンプレイスなどを経由し目黒駅で折り返す。運賃は中学生以上は230円、小学生以下は120円で当面は1日6便で約90分間隔で運行する。実証運行は最大3年とし、区が利用状況に応じ本格的に移行するか廃止するかなどを検討することしている。目黒区の山下係長は「どなたにでも気軽に乗ってもらえる、日常の足になって欲しい」などと話した。