高梨沙羅につぐ新エースと言われるのが丸山希。スキージャンプ団体戦で日本初の金メダルを獲得した1998年長野五輪。その4ヶ月後に長野県野沢温泉村で生まれた。きょうだいの影響で小学1年からスキージャンプを始めたという。初めて飛んだときは、体がフワッと浮く感覚が楽しかったのを覚えているという。当時のコーチは、小学生時代の丸山選手を「本当に負けず嫌い」などと振り返った。ジャンプの楽しさに魅了されながら着実に世界トップへの道を歩んでいたが、2021年シーズンイン直前に左膝十字靭帯損傷などのけがを負い、北京五輪出場を逃してしまった。約9ヶ月に及ぶリハビリの日々。そこで感じたことは、海外の選手やファン、同じチームの選手だったりといろんな人にメッセージをもらって「自分ってこんなに応援してもらえていたんだ」と怪我をして初めて気づくことができたという。そして今季、ついに覚醒。W杯ではすでに6勝。オリンピックを目指すようになったきっかけが、葛西紀明選手が銀メダルを獲得したソチ五輪。この歳は女子スキージャンプがオリンピック種目として正式採用された年。1回目のジャンプで、K点には届かなかったが飛型点で52点をとり3位で通過。2回目のジャンプは1回目下位の選手から挑戦。日本勢も続々とジャンプ台から飛び立ち、高梨沙羅選手は一時全体2位に。2回目のジャンプは100mの大ジャンプに加え飛型も決まりトップに立ちメダル確定。初出場で銅メダル獲得。
