アオサもプリンも自社生産のワケ

2024年7月10日放送 18:06 - 18:10 日本テレビ
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お好み焼きやみそ汁の具材としても人気のアオサがピンチとなっている。今、収穫量の減少などさまざまな理由で原材料を自分たちで生産する企業が相次いでいる。都内のお好み焼き店では、価格高騰により、これまで使っていた青のりの使用をおさえ、安価のアオサのりを使用するようになった。アオサのりの養殖で知られる高知・四万十市では、ピーク時には50トン以上あった収穫量が地球温暖化などの影響でおととしと去年はゼロになってしまった。全国的にも収穫量が減少する状況に危機感を抱いたのが老舗のみそメーカー、マルコメ。アオサのみそ汁は定番商品でインバウンド需要などから販売量は増え続けている。きょう発表したのがアオサの陸上養殖の事業化。これまではみそ汁の具材はすべて他社から仕入れたものを使用してきたが、初めてアオサの自社生産に乗り出した。海水温などの影響を受けにくい陸上養殖場を愛媛県に開設。9月以降から自社生産のアオサを使ったみそ汁に切り替えていくという。自社でアオサを安定的に生産し物価高の中でもみそ汁をなるべく値上げせずに販売していきたいとしている。スイーツの製造販売大手も初めて自社生産に乗り出した。自社生産するのはシャトレーゼの中でもプレミアム商品を扱う店舗で販売するプリンに使われる卵。家畜をストレスのない環境で育てる世界的な動きを受け、この会社ではケージではなく伸び伸びと走り回れる平飼いの状態で飼育できる養鶏場を設置。自社生産した卵を原材料に使うことで付加価値をつけるのがねらい。スイーツに使ういちごの一部も自社生産を目指していて、年内にも収穫を予定しているという。


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