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日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)は1956年に発足した被爆者の唯一の全国組織で核兵器の廃絶や被爆者への支援を訴え続けた活動が評価され、ノーベル平和賞を受賞した。被団協は、被爆者が中心となってきたこれまでの運動方針を見直して、国民全体に広げていくことを目指し具体的な運動の内容などについて議論を進めていき、核兵器の開発や使用を禁じる核兵器禁止条約に参加するように日本政府に働きかけるため署名活動や集会の開催などを検討している。今月8日には田中煕巳代表委員らが石破総理大臣と面会し、条約への参加を要請する見通し。