Mr.サンデー (生討論 就職氷河期世代)
番組が取材したのは就職氷河期世代(45歳)の女性。2人暮らしの母親が要介護3の認知症。日常生活のあらゆる面で介護を続けている。女性の預金額は5000円。製造会社の正社員だったが、多くは貯蓄できず、11年前に母が認知症に。介護のため、時短勤務を続けた結果、契約社員に。母親の症状が進む中、介護離職を余儀なくされ、今は在宅で事務作業などをしている。現在、収入は不安定で、月10万円を切ることも。母の年金は介護費用に消え、生活は困窮の一途を辿っている。1カ月の食費は2人で約8000円。1日平均約270円に切り詰めている。庭ではネギを栽培していた。経済的余裕がない中、介護に直面する氷河期世代。介護者などの支援団体を運営する奥村代表によると、今後10年で75万人から200万人に就職氷河期の介護者が増える予測。不安定な雇用で若い頃を過ごし、今までの貯金もそれほどなく、一気に生活困窮に陥るとのこと。
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