影響 猛暑インフレ家計を直撃 冷やし中華具材値上がり

2025年8月26日放送 7:10 - 7:16 フジテレビ
めざましテレビ NEWS

残暑が厳しい中、長い行列ができていたのは、東京都内の飲食店。人気なのは名物の冷やし中華。キュウリ・タマゴ・チャーシュー・エビなどが盛られ1700円。3年前は1300円だった価格を今夏は400円値上げせざるを得なかったという。実は使用する具材全ての仕入れ値が3年で約2倍に値上がり。価格の据え置きは難しい状況に。軒並み食材が値上がりしているという今夏。専門家は猛暑により様々な物の値段が上がる”猛暑インフレ”の状況だと指摘。専門家の試算によると、今夏の気候が平年並みだった場合と比べ、4人家族の食費は約月8000円~1万5000円増加。さらに光熱費も含めると最大2万5000円の負担増になっているという。野菜の農家を取材するとキュウリが完全に乾燥。トマトも葉が枯れてしまい実は腐った状態に。さらにナスは黄色く変色していた。深刻な生育不良の原因だというのが今年の記録的な猛暑。収穫量が大幅に減少しているため、出荷価格を上げざるを得ない状況に。さらに秋野菜については土の温度が高すぎて発芽しなくなっているので種まきができていないという。野菜の東京都中央卸売市場での卸売価格を見ると、トマトは先月末から1kgあたり182円上がって609円。キュウリは136円高い439円と値上がり傾向に。さらに卵の価格も高止まりが続き、きのう発表された東京地区のMサイズ1kgあたりの平均卸売価格は310円。東京・立川市にある養鶏場に取材したところ、猛暑の影響で約130羽の鶏が死に卵の生産量が低下。今後、出荷価格を上げざるを得ないという。来月も厳しい残暑が予想される中、猛暑インフレはいつまで続くのか。専門家は「天候によるが9月、10月くらいまで続く。猛暑は今年だけの話ではなく、やはり危機として捉え、どうやって我々が行動していくかが今求められている」と話した。
帝国データバンクによると、今月も1010品目が値上げとなったが、9月は1235品目が値上げとなりそうだ。そして10月は2793品目の値上げが既に見込まれているが、ここから増える可能性があるとのことで、今年4月以来の3000品目超えとなるかもしれない。


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