Nスタ きょうのイチバン
吉野家ホールディングスの売り上げでは、吉野家の売り上げが67%を占めるなか、吉野家HDは、ラーメン事業を拡大する方針を発表した。2029年度には店舗数500店舗、売上高400億円を目標としている。2034年度には、提供食数世界ナンバーワンを目指す。吉野家は全国に1259店舗を展開。店舗の増加率は、前年比2%増にとどまっている。ラーメンは牛丼に比べ単価が高く、SNSでは、「#GYUDON」よりも「#RAMEN」が多い。吉野家のラーメン事業は現在125店舗。2024年には、麺などの商品開発・製造を行う宝産業を買収。すき家を運営するゼンショーHDは多角化を進め、売り上げ規模は1兆円を初めて超えた。専門家は、性別・年代と客層の狭い牛丼一筋ではこの先戦っていけないと指摘。浜内は、海外で人気なのはラーメン、特に人気のアメリカや東南アジアで、吉野家はグループ会社を持っているから、すぐに店舗展開ができる、世界一も夢ではないなどと話した。駅弁の代名詞である崎陽軒は米粉スイーツ専門店を5年ほど前に打ち立てており、あんずと米粉を使ったスイーツでは崎陽軒の弁当で使われているあんずの規格外品などを使ったり、ご飯と同じスチームで調理してモチモチな生地にしているという。また紀伊國屋書店 新宿本店の地下には全国各地のグルメ約100種類を取り揃えたお店があり、旅行雑誌るるぶ(JTBパブリッシング)が運営している。編集者が訪れた場所の美味しかったものや地域とのコラボでご当地メニューも作っている。