2024年10月20日放送 11:30 - 11:54 NHK総合

うまいッ!
大粒で甘い!丹波くり 〜京都 福知山市〜

出演者
天野ひろゆき 塚原愛 
(オープニング)
ずっしりと大粒で甘い! 京都 丹波くり

今日の主役は大粒でずっしりとした「丹波くり」。焼きぐりにして食べるのがオススメ。産地は京都府福知山市。おいしいくりの見分け方や、絶品のくり料理&スイーツなども紹介する。

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丹波栗福知山市(京都)

スタジオトーク。「丹波くり」は品種の名前ではなく、京都府と兵庫県にまたがる丹波地方で育てられたくりを言う。厳密には京都では「丹波くり」、兵庫では「丹波栗(ぐり)」という。スタジオに丹波くりが用意された。一般的なくりより大きい。丹波のくりが有名になったのは、参勤交代で江戸幕府に献上したことがきっかけという説がある。

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丹波栗福知山市(京都)
(うまいッ!)

食材ハンターの須田亜香里が京都府の福知山市夜久野町のくり農家・藤原さんを訪ねた。いがの開き具合を見ることで完熟を見極めて落ちる前に収穫していく。落ちたあとだと風味や甘味のもとになるでんぷんが減少してしまう。須田亜香里は焼きぐりにして試食させてもらった。大きくて繊細で甘くて美味しいなどと感想を話した。

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丹波栗夜久野町(兵庫)

丹波くりのうまいッ!のヒミツを探る。枝にぶら下げられたペットボトルは、太陽がたくさん当たるように枝と枝との間隔を広げるためのもの。くりは果樹の中でも特に日光が必要と言われている。くりの木1本にペットボトル5~6本、全部で3,000本以上ぶら下げる。また、実に栄養を行き渡らせるために、木に見合った数だけ実の数をあえて減らすということも行っている。木が植えてあるのは柔らかく黒い土。くりは根が細く柔らかい土のほうが根が張っていきやすい。くり園の近くには、京都府唯一の火山「宝山」があり、30数万年前の噴火で火山灰が降り積もり、くりの栽培に適した黒い土ができたと言われている。また、この地域は昼と夜の気温の差が大きく、霧がよく発生する。この大きな寒暖差によって、くりはより多くのでんぷんを蓄えられる。

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丹波栗夜久野町(兵庫)宝山

おいしいくりの見分け方の紹介。水を入れた大きな容器に栗をいれる。水に浮かぶくりは、でんぷん質が少ない。従って、沈むくりの方がおいしい。ここでスタジオの天野に、「くりをさらに甘くする方法とは?」というクイズが出題された。「塩水につける」「冷やす」「転がす」からの3択。天野は「転がす」と回答。しかし正解は「冷やす」だった。くりは冷やすと蓄えたでんぷんを分解して糖に変えていく。40日ほど冷やせば糖の量は2~3倍に増える。

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丹波栗夜久野町(兵庫)

スタジオに、40日低温熟成させたくりと、10日低温熟成させたくりが用意され、出演者たちが食べ比べした。こんなに変わるんだ、というほど40日の方が甘くなっている。自宅でも、ビニール袋を折り曲げて(緩めに密閉)チルド室で1週間~10日ほど保存することにより、より美味しくできる。生の栗は常温保存はよくないので、どちらにしても冷したほうがいい。藤原さんが5年前から試験的に取り組んでいるジョイント栽培(木と木をつなぎ合わせる栽培法、同じ面積でより多くの木を育てることができる可能性がある)、が紹介された。

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丹波栗福知山市(京都)
絶品!くりグルメ&スイーツ 京都 丹波くり

寺内皓大がくり農家の藤原さんの自宅を訪ねた。藤原さんの妻と、隣でカフェを営む土井さんに、くりグルメを教わった。皮を向いたくりを天ぷら粉につけて揚げるだけで、「くりの天ぷら」が完成。パン生地に焼きぐりを練り込んで、さらにその生地でくりを包んで焼けば「くりパン」の完成。焼きぐりを粗く潰してアイスと混ぜれば「焼きぐりのアイスクリーム」の完成。

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くりの天ぷらくりパン丹波栗焼きぐりのアイスクリーム福知山市(京都)

くりグルメ3品「くりの天ぷら」「くりパン」「焼きぐりのアイスクリーム」がスタジオに登場。出演者たちが試食し、「おいしい」、「うまいッ!」、などと感想を話した。アイスをパンにのせる食べ方も紹介された。

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くりの天ぷらくりパン丹波栗焼きぐりのアイスクリーム福知山市(京都)
(エンディング)
エンディング

くり農家の藤原さんたちが「京都・丹波くり、食べてね~」と話して手を振るVTRが流れた。

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丹波栗福知山市(京都)
(番組宣伝)
サキモノNHK

「NHKスペシャル」

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