- 出演者
- 天達武史 谷原章介 倉田大誠 カズレーザー(メイプル超合金) 酒主義久 風間晋 岸本理沙 唐木明子
オープニングトーク。阪神・淡路大震災から30年についてのトークが伝えられた。岸本アナは生まれる前だったとのことで、自身はテレビなどの映像で知ることが多いと話したが、神戸の街に行った際に街も綺麗で人も優しかったことから、神戸に良い印象しかない。その上で改めて、映像などで当時の状況を見ると大変な震災があったのだと実感すると話した。
大相撲、横綱・照ノ富士が引退へ。スタジオでは、近年数年は照ノ富士が大相撲界を引っ張ってきたが、怪我が続き体がボロボロになっていたのはわかっていて、引退の陰が見えていたとの声が上がった。怪我の後も復活して、素晴らしい功績を残してきたと言えるとのこと。
東京文京区・湯島天満宮から中継。東京の天気予報を伝えた。週末は大学入学共通テスト。青森県津軽・下北に大雪警報。積雪がきのうから急増している。
今月29日にスタートする中華圏の旧正月「春節」その春節を前に、今週火曜日から始まったのは各交通機関が増便される「春運」帰省や旅行などで大移動が始まる 。去年の映像を見ると、駅構内は大混雑。中国メディアによると、今年の春節に伴う移動人数は過去最高の延べ90億人になる見通しだという。今年もすでに首都・北京の交通の要”北京南駅”には大勢の人が。中国国内で予想されている、春節期間の鉄道利用者数は延べ5億人以上。鉄道会社は高速鉄道のPR動画をSNSにアップし、準備万全とアピールしている。中国・交通運輸省によると、移動する延べ90億人のうち8割に当たる72億人が自家用車・バイクを利用するとみられている。春節ならではのガソリンスタンドに長蛇の列ができる光景。中国の石油会社などが春節に行う、バイクを対象にしたガソリンの無料サービスとのこと。事前に申し込みすると、無料で一定量の給油ができると言い、福袋や食べ物なども無料になるとのこと。このサービスを行うガソリンスタンドは、中国国内で2025カ所もあるという。
間もなく「春節」。中国在住者の2025年春節の海外旅行先ランキングでは、日本が1位。2位は東南アジア、3位は韓国で近場が人気とのこと。専門家によると、中国人観光客の最近のトレンドは中国人富裕層を中心に大都市ではなく地方都市を選ぶ傾向が強くなっているという。場所選びのキーワードが、体験・ウィンタースポーツ・温泉の3つ。ブッキング・ドットコムによると、春節に人気の中国などの観光客が検索した観光地は、体験では「富士河口湖」「熊本」など。ウィンタースポーツでは「白馬」「湯沢」など。温泉では「別府」「箱根」などとなっている。政府が進めているのが、中国人観光客へのビザの緩和。外務省が去年12月25日に発表したのは、団体観光ビザの滞在可能日数を15日以内から30日以内へ伸ばそうという。富裕層向けには”10年ビザ”を新設するとのこと。
間もなく「春節」。日本の外務省が、中国人観光客へのビザの緩和を進めている話題について。スタジオでは、オーバーツーリズム対策が取れていない側面もある中でさらなる混雑・混乱を招くことが予想されるのではという話題に。ビザの規制緩和は相互主義になっており、中国が先に緩和するという宣言をしたことから、今回の日本の発表にも繋がったとのこと。またオーバーツーリズム対策として、宿泊税を上げることや段階をつけた料金にするなどの設定が必要なのではという意見があげられていた。
阪神・淡路大震災からきょうで30年。けさ5時ごろ、神戸市中央区では灯籠に灯りを灯す人々の姿があった。5時46分一斉に黙祷が行われた。6434人が犠牲となった、阪神・淡路大震災からきょうで30年。昼からは追悼式典が開かれる。きのう特別機で神戸空港に到着した、天皇皇后両陛下。兵庫県の斎藤知事の出迎えを受けた。沿道には両陛下を待つ人の姿があった。1995年1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源とする地震が発生した。神戸市や西宮市の一部などでは、最大震度7を観測した。寝ている人が多い早朝に起きた大地震で、多くの人が倒壊した建物の下敷きになった。朝食の準備などで使われていた火が燃え広がり、被害を拡大させた。その翌月には、皇太子時代の陛下も雅子様と共に避難所を訪問し励ましの言葉をかけた。両陛下はその後も、震災1年・5年・15年と度々追悼式典に出席し復興の過程を長い間見守ってきた。きのう震災の特別展を訪れ説明に耳を傾けた両陛下、きょう開かれる追悼式典に出席する予定とのこと。
阪神・淡路大震災からきょうで30年。震災による家屋倒壊や大規模火災によって甚大な被害を受けた、神戸市長田区。921人が亡くなり全焼した建物は4759棟にのぼった。当時この地域で暮らしそば店を営んでいた中村さんに話しを伺うと、当時自身が撮影した日々の記録を見せてくれた。中村さんは、財産がなくなってしまい、借金を子供たちに残さない方法ばかりを考えていたと話す。中村さんが自ら撮影していた記録には、経営していたそば店があたり一面倒壊して全焼している様子が映っていた。煙がおさまってから焼け跡を訪れてみると、金品はほとんど残っていなかった。地震直後は無事だった自宅も、近くの火事の火が燃え移り全焼。幸い家族は無事だったが、家も店も失い手元に残った持ち物は撮影で持ち出したカメラだけだった。その後4カ月にわたった避難生活、その間も準備を続けていた中村さんは、プレハブで営業再開にこぎつけた。店舗再開後の障壁となったのは、約2277億円の大規模再開発。行政による商店街の開発は、維持費が膨れ上がるなど問題があると感じた中村さんは、店舗再開から8年後に閉店し西宮市に移住した。去年11月震災から30年を迎える目前に、再開発事業を終え商店街は復興。震災から再開発の約30年間で、中村さんの家も店もなくなったが唯一、自宅近くにあった柿の木を移植・接ぎ木したものが長田で立派に育っていた。
阪神・淡路大震災からきょうで30年。地震発生直後の過酷な医療現場の実態を記録した映像が残されていた。カメラを回しているのは、当時震源地近くにあった兵庫県立淡路病院の医師。県立淡路病院は、唯一の救命救急病院だった。棚から落ちた資料が床に散乱する中、救急診療室では医師たちが次々と運ばれてくるけが人の治療にあたっていた。当時3年目の内科医で、当直明けだった水谷医師。被害状況など、なにもわからない中で懸命に治療を行ったという。戦後で起きた初めての集団災害となり、トリアージが初めて行われたとのこと。トリアージとは、同時に複数の患者に対応する場合、緊急度や重症度によって治療の優先順位を決めることだという。地震発生直後は軽いけが人が多かったが、発生から2時間がすぎ続々と重症者が運ばれてくる状況になり、慌ただしさが増す院内のあちこちで心肺蘇生が実施されていた。映像には過酷な環境の中で、命の選択を迫られる医療従事者の姿が映し出されていた。
阪神・淡路大震災から、きょうで30年。震災直後、兵庫県立淡路病院で現場の指揮を取ったのは、外科部長だった松田昌三医師。状況を聞きその場で治療を続ける患者と、治療をやめる患者を決めていく。重症者が次々と運ばれ、決断が迫られる中で諦めなければならない命もあった。今も水谷医師の心残りになっていることは、震災で孫を失った祖母が「孫が死んでしもうて、私生きててもしゃあない」と言った言葉だった。主治医として何も言えなかったことがずっと心残りだという。水谷医師は震災を通じて得た様々な経験を次の世代に伝えるべく、学生らに災害医療の講義を行っている。
阪神・淡路大震災から、きょうで30年。瓦礫と化した神戸の町から生まれ、今も愛され続けている歌がある。作詞作曲した臼井真さんは、震災当時は小学校の音楽教師として勤務していた。臼井さんによると、自宅の1階部分が完全に潰れてしまい、もし1階にとどまっていたら死んでいたなという状況だったという。命は助かったが、地震に怯える毎日。そんな日々を2週間ほど過ごした時、臼井さんは「子供たちの声で町を元気づけ、復興を後押ししたい」という思いで合唱曲「しあわせ運べるように」を作り上げた。神戸市内の小学校をはじめ、追悼式典や成人式でも歌い継がれてきた曲。新潟県中越沖地震や東日本大震災などの被災地でも歌われ、復興を願う歌として全国に広がっている。阪神・淡路大震災から30年、震災を乗り越えた人たちが今思うことは「家族や親戚に犠牲者が一人もいなかったから、今があると思う」「全くの白紙状態で被災したら動けない、少しでも経験したことを次の災害に生かしていきたいと思う」「今の当たり前の毎日がいかに幸せであるか常に感じて、時間を大切に生きていきたいと思う」とそれぞれに話していた。
阪神・淡路大震災から、きょうで30年。スタジオトーク。当時出勤前にテレビで震災を知ったと言う谷原さん、非現実的なほどの悲惨な状況に信じられないような心情だったという。当時10歳だったカズレーザーさんは、理解が追いつかず実感がなかったと話した。自身が3.11などを経験して改めてあの時とんでもないことが起きていたんだと学び直したとのこと。地震調査委員会によると、南海トラフ地震の30年以内の発生確率が70%~80%だったのが80%程度に引き上げになったという。
トランプ次期大統領が上映阻止に動いた問題作きょう公開などのニュースラインナップを紹介した。
日本野球の発展に貢献した人々をたたえる野球殿堂。歴代のトップレジェンドが名を連ねる中、きのう新たに殿堂入りを果たしたのは日本とメジャーリーグで数々の記録を打ち立て、プロ28年間で日米通算4367安打の世界記録を持つイチローさん。イチローさんの殿堂入りには世界のホームラン王・王貞治さんも「ボールとバットの芯を結ぶ天才。人間業ではない」とコメント。さらに現役引退から21年以上経過または監督、コーチ退任後6カ月以上経過した人が対象のエキスパート表彰で殿堂入りしたのはミスタータイガース・掛布雅之さん。今も伝説と語り継がれる「バース、掛布、岡田バックスクリーン3連発」、球団記録349本塁打などでファンを魅了し4番打者として日本一にも貢献した。そんな掛布さんにお祝いの言葉を送ったのは現役時代のライバル・原辰徳氏。70年代から80年代に活躍しきのうついに殿堂入りを果たした掛布さん。ファンとしてはなぜ「今」殿堂入りしたのか、遅いのではないかという声が。掛布雅之の殿堂入りが今年になった理由についてスポーツライター・小林信也は「電動に入るべきなのに選ばれない選手はいっぱいいる。(掛布は)選ぶチャンスを逸していたという感じがある。2010年代に入って掛布さんがタイガースの指導に関わるようになった。熱心に野球界に携わっているという姿勢は(選出において)誰も非の打ちどころがない」などと話した。阪神淡路大震災から30年、兵庫を本拠地としてきたミスタータイガースは“野球での復興”を誓う。
イチローさんが「米国野球殿堂入り」した場合、日本人初、日米でのダブル殿堂入り。米国野球殿堂「満票」で殿堂入り」した場合、野手としてメジャー史上初の快挙。投手では、2019年に元ヤンキース・リベラ投手が満票で殿堂入り。米国野球殿堂入り投票集計サイト(Baseball Hall of Vote Tracker)より、1位「イチロー」得票率100%。日本時間の22日発表。
就任前から挑発発言を繰り返し世界を翻弄する米国・トランプ次期大統領。来週20日に行われる大統領就任式を前にきょう日本で公開されるのが、トランプ氏の若き日を描いた映画「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」。気弱で繊細ながらも事業での成功を夢見る20代のトランプ氏が弁護士・ロイ・コーン氏に導かれトップへと成り上がるまでの道のりが描かれている。米国では大統領選挙前の去年10月に公開。トランプ氏が最初の妻・イバナさんに性的暴行をするシーンが描かれていることからトランプ氏は「このゴミ(映画)は全くのウソだ。対処するために我々は訴訟を起こす」。完全な作り話だとトランプ陣営が米国での上映阻止に動いた。トランプ側からの圧力にアリ・アッバシ監督は「本当に大変な思いをした」。トランプ氏はどのように世界を翻弄する人物となったのか。映画で描かれたその過去に迫る。
きょうのテーマは「トランプ氏が上映阻止に動いた問題作とは?」。映画「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」は成功を夢見る若き日のトランプ氏が伝説の弁護士と出会い成り上がるまでの物語。ドナルド・トランプ役はセエバスチャン・スタン、弁護士・ロイ・コーン役はジェレミー・ストロング。1983年のトランプタワー完成時のドナルド・トランプとロイ・コーンのシーンなどを紹介。アリ・アッバシ監督はさまざまな問題作を発表、これまでに多くの作品がカンヌ国際映画祭に出品。脚本・ガブリエル・シャーマンは政治ジャーナリストとして長い間活躍していたトランプ氏を20年以上取材。トランプ氏が上映阻止に動いたが、去年5月カンヌ国際映画祭で世界初上映。トランプ陣営は「偽りの映画製作者が作った嘘にまみれた内容の映画を訴えるつもりだ。“このゴミは全くのフィクション”。ハリウッドのエリートたちが選挙の邪魔をしている」とコメントした。
映画「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」は1970年代、元々弱気で繊細な青年だった20代の実業家・ドナルド・トランプ氏が悪名高き伝説の弁護士・ロイ・コーン氏と出会って想像を超える怪物へと変貌を遂げる姿が描かれている。若きトランプ氏は父親の不動産会社で副社長を務めていたが、黒人の入居を拒んだとして政府から訴えられる。破産寸前まで追い込まれ助けを求めたのがロイ・コーン氏。ロイ・コーン氏は大物顧客を抱え数々の訴訟で無敗を誇る人物。ただ悪徳弁護士とも批判されていた人物。このロイ・コーン氏からの教え、メンターをトランプ氏は色濃く引き継いで現在のようになっていく姿を描いている。トランプ氏を変貌させた悪名高き辣腕弁護士・ロイ・コーン氏の勝つための3つのルール。(1)「攻撃攻撃攻撃」自分の敵となるならば行政が相手でも攻撃を仕掛けて勝利しろ。(2)「非を絶対認めるな」自分の責任を認めず全否定しろ。(3)勝利を主張し続けろ」決して負けを認めるな。実際のトランプ氏の行動にもそれが現れている。20024年の大統領選でバイデン大統領とハリス副大統領を徹底的に攻撃。差別的発言を批判したメディアを「フェイクニュース」と呼び自分の非を認めなかった。2020年の大統領選で敗北を認めず不正選挙だったと主張。唐木さんは「味方にいたら心強いとは思う」などとコメントした。
トランプ氏の若き日を描いた映画「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」。その上映阻止に動いたトランプ氏に対しアリ・アッバシ監督は「映画で描いたキャラクターと同じ行動をしてくれたなと思った。『何でも訴訟しろ』みたいなことをそのままやってくれた」。トランプ氏の大統領就任式(20日)が間近に迫る中、“トランプ流”に翻弄される世界。グリーンランドやパナマ運河の取得を主張、「メキシコ湾」を「米国湾」に名称変更を要求、カナダに対し米国51番目の州になることを要求について紹介。日米首脳会談はいつなのか。石破茂総理は今月13日「トランプ政権発足後、最もふさわしい時期に最もふさわしい形で行う。早期の実現を目指して最終調整を行っている」。