- 出演者
- 遠藤玲子 パトリック・ハーラン 木村拓也 宮司愛海 立石修 小山内鈴奈 青井実
女子68キロ級の尾崎野乃香が銅メダルを獲得した。一昨年の世界選手権で62キロ級で優勝しパリの金メダル候補となった。しかし、その後の国内大会で連敗。尾崎は68キロ級に階級を上げて挑戦した。去年12月の全日本選手権で優勝すると今年1月オリンピックの代表決定戦で激闘を制しパリへの切符を手にした。現在、慶応大学の現役大学生。文武両道で高い理想を求め、どん底から立ち直った尾崎。日本はこの階級、2大会ぶりのメダルとなった。
日本時間午前3時頃に行なわれたレスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級決勝。東京大会の銀メダリスト・文田健一郎が日本勢40年ぶりとなる金メダルを獲得した。その瞬間を観客席で見届けていたのは妻の有美さんと娘の遥月ちゃんだった。涙で終わった東京大会から3年、文田を支えたのは新しい家族だった。文田は一昨年有美さんと結婚、去年1月に遥月ちゃんが生まれた。文田はまだ1歳の遥月ちゃんのために金メダル獲得を目指した。決勝戦で文田は第1ピリオドから前に出てポイントを奪う。4－1で勝利を決め、金メダルを獲得した。
平均年齢41.5歳の馬術団体・初老ジャパンは大会を終えて祝勝会を開いている。会場はロンドンから車で3時間ほどの場所にあるコッツウォルズで、田中利幸選手・北島隆三選手がここに拠点をおいているのだという。ここでは田中選手は13年、北島選手は9年にわたり毎日馬の世話をおこなっている。大岩義明選手と戸本一真選手もここには参加している。調理担当は田中選手だといい、ゴボウの唐揚げは北島選手が農園で育てたものだという。本来総合馬術は3人で行うものであり補欠メンバーにはメダルは授与されないものの、今回は北島選手の馬が最後の馬体検査をクリアできなかったことで20点の減点を受けたものの、補欠の田中選手もする形となり4人でメダルを受け取ることができた。一方で、4人はそれぞれ負傷しながら馬術に励んできたのだといい、大岩選手は大岩選手は肺などを、田中選手は首などを負傷したこともあったという。それでも、北島選手はそれでもメダルを取りたいと思いながら頑張ってきたと振り返っていた。
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パリ五輪。レスリング女子50キロ級。東京五輪金メダル・須崎優衣は国際大会デビュー以来、海外選手に一度も敗れることなく94連勝。小学1年生からレスリングを始め、高校時代には同世代に敵なし。2021年東京五輪では初出場の大舞台で圧倒的強さで金メダル。ライバルたちから研究される対象となったが、大学時代の盟友たちがコーチとして支えた。防戦一方の相手に得意のタックルが身を潜め、須崎優衣はまさかの初戦敗退に茫然自失。積み上げた94連勝に、五輪の舞台で初めて土をつけられた。須崎優衣は「本当に申し訳ない気持ちとここで終わってしまったのが信じられないです」など謝罪の言葉を繰り返したが、元ライバルで解説・登坂絵莉も「胸を張ってほしいなと思います」とコメントした。
北海道のおたる水族館で目撃されたのは1000万回以上再生されたカラスの姿。まるで何かを訴えているような姿にネット上でさまざまな憶測が飛び交う事態に。カラスがいた場所は海沿いに作られたトドの展示エリアだった。東京大学・動物言語学・鈴木俊貴准教授によると、カラスは撮影者に鳴きまねを披露して遊んでいたのではないかという。
静岡・富士サファリパークにある巨大なプールで水の中を優雅に泳ぐゾウの姿。頭から勢いよく潜り一度、頭を出すとまた勢い良く潜る。更に別の日には、母親の後ろを子供が追いかけるような形で親子一緒に泳ぐ姿も。プールなどで多くの人が経験したことのあるツーンとしたあの痛みをゾウも感じているのか。飼育員に聞いてみると「奥まで入らない限り痛くない」とのこと。野生のゾウは川を泳いで渡るため本来泳ぎが得意な生き物。水面から鼻だけを出して息継ぎをする姿はまるでシュノーケルをつけて泳いでいるよう。ゾウたちにとっても暑い夏。日々、プールに涼しさを求めるのは人間と変わらないよう。
パリオリンピック・女子ボクシング66kg級の準決勝。去年の世界選手権で男性ホルモンのテストステロン値が高いとしてIBA（国際ボクシング協会）から失格処分を受けたアルジェリアのハリフ選手。しかしパリでは一転、IOC（国際オリンピック委員会）が出場を認め世界の注目を集めながら勝ち上がってきた。ハリフ選手が判定勝ちし、銀メダル以上を確定させた。敗れたタイのJスワンナペン選手は「相手は手が長いし速いことを認めないといけない」、ハリフ選手は「この結果を非常に誇りに思っている」とコメント。
スタッド・ド・フランスから中継。試合会場ではアルジェリアホームのような雰囲気でもあった。試合内容は互角に近かったという。取材をしたパリ在住アルジェリア人は「試合に来る予定はなかったが今回のことがあって来ることにした」などと話した。現地の報道ではハリフ選手 を擁護するような論調が多く見られた。
選手への誹謗中傷についてパリオリンピックではIOCがAIによるSNS監視システムを導入。35以上の言語でリアルタイム監視。誹謗中傷と識別された場合、選手の目に触れないよう対応している。
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パリ五輪での外国人選手のスーパープレーや名場面を徹底調査した。スポーツクライミングスピードの世界記録保持者・ポーランドのA・ミロスラフ選手が世界新記録を2度も更新。サッカーでは、男子・パラグアイVSマリ、フランスvsエジプトなどを紹介。エジプトのハムザアラー選手、モロッコのM・エル カジュイ選手がスーパーセーブをみせた。バドミントンの世界1位J・クリスティ選手を相手にL・セン選手がスーパーショット。米チームの中国への健闘を伝えた。男子ハンマー投げの投てき・カナダ・イーサンカツバーグ選手、トランポリンのI・リトビノビッチ選手のスーパープレー。自転車女子団体スプリントでは英・独・ニュージーランドが5回の世界記録を出した。陸上混合1600mリレーでは米国は世界新記録を予選で出し、翌日の決勝戦ではアンカーでオランダ・Fボル選手がごぼう抜きで大逆転の1位。セーリング49erFX級メダルレースを紹介。優勝候補・オランダがゴールを間違えてスウェーデンが1位。オランダは3位。しかし、最終的な順位は予選とメダルレースの合計得点で決定するのでオランダが優勝。ビーチバレー・女子・スペインvsエジプト戦のコスチュームを紹介。エジプト代表はイスラム教の女性がかぶるヒジャブを着用した。一方、男子・米国・チェイスバディンガ選手はNBAの元選手。ケビンデュラント、レブロンジェームズらがSNSでエールを贈った。
フジテレビ系パリ五輪メインサポーターの土井レミイ杏利スペシャルキャスターが、最新のオリンピックニュースを紹介する。レスリング・女子50キロ級の優勝候補筆頭だった須崎優衣選手が、まさかの1回戦敗退。五輪連覇の夢は途絶えた。須崎選手は「本当にいろんな人に支えてもらってここまでやってきたんですけど、私一人じゃなくて、みんなの努力も無駄にしてしまったので本当に申し訳ない気持ちです」と話していた。その後、敗者復活戦に出場できることが決まり、気持ちを切り替えて今日も会場入りした。ところが、1回戦で須崎選手を破って決勝進出を決めていたインドのV・ビネシュ選手が、今朝の計量で体重超過のため失格になった。その影響で、須崎選手が出場する予定だった敗者復活戦が、3位決定戦として行われることが決まった。
パリ五輪の最新ニュース。凱旋したフェンシング日本代表が、先ほどから喜びの会見を行っている。フェンシングは金メダル2つ、銀メダル1つ、そして銅メダル2つと、過去最高となる5つのメダルを獲得する大躍進となった。銅メダルを獲得した女子サーブル団体のメンバー・江村美咲選手は「3位決定戦前は、終わったあとのことは考えてなかった。メダルを持ち帰りたいという気持ちがあって、今、実際にみんなに出迎えてもらって、（メダルを）持って帰れたというのでホッとしています」、銅メダルを獲得した女子フルーレ団体のメンバー・東晟良選手は「さっき姉の莉央が迎えに来て（メダルを）かけたんですけど、『重〜』って言われて、やっぱり初めてかけた人には、まず初めに『重〜』って言われるので、結構、重たいメダルだと思います」と語った。
エッフェル塔の目の前にある会場で行われたビーチバレー女子の決勝トーナメント1回戦に登場した長谷川暁子選手と石井美樹選手のペアは、世界ランキング1位のペアを相手に、砂の上とは思えない身のこなし、さらに倒れながらボールを拾うとすぐさま立ち上がり、最後は強烈なスパイクを放つ。勝利こそならなかったが、日本女子として24年ぶりのベスト16進出を果たした2人のプレーに“メルシー！”。
東京五輪では予選敗退に終わった女子高飛び込みの荒井祭里選手は、パリ五輪では決勝進出を果たした。水面から10mの高さにある飛び込み台。荒井選手の演技に、思わず解説者も絶賛。メダルには届かなかったが、大舞台で見せた荒井の美しい飛び込みに“メルシー！”。
スポーツクライミング・ボルダー＆リード準決勝ボルダーラウンドに、20歳の森秋彩選手が出場した。身長154cmの森は、クライミング選手としてはとても小柄。他の選手よりもリーチが短いという不利の中、森選手は華麗な身のこなしをみせていく。高身長の海外選手らも苦戦する傾斜がある難しい課題で完登。登りきった森選手の驚異の身のこなしに“メルシー！”。さらに森選手は、わずかな足場しかない超難関課題でも見せてくれた。
スポーツクライミングは身体能力やテクニックだけでなく、戦略や読みも必要だという。ボルダーラウンドでは「課題」の4種類のコースに挑み、得点を競う。第4課題をクリアしたのは20人中6人だけだったという。日本の森選手は見事クリアした。土井レミイ杏利は遊び程度でボルダリングをやったことがあるが、4～5回やるだけで筋肉がダメになると話した。また、柔軟性も必要だという。
パリオリンピックの注目競技を紹介。陸上女子やり投げ・予選には北口榛花が出場する。また、レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級・決勝には日下尚が出場する。
兵庫県知事のパワハラ疑惑告発で、調査にあたった部署が職員の私物のスマートフォンを根拠も示さずに調べていたことが分かった。兵庫県の元幹部職員（60歳）が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した文書について、県は「事実無根」とし、元幹部職員は懲戒処分を受け、先月7日に死亡した。自殺とみられる。関係者への取材で、当時調査にあたった人事課の職員らが別の幹部職員の私物のスマートフォンを調べて、亡くなった元幹部職員とSNSでのやりとりがあったかを確認していたことが分かった。人事課は「一連の調査は適正だった」としている。