- 出演者
- 長谷川博己
オープニング映像。
ハイアット セントリック 銀座 東京ではビュッフェ形式の朝食営業が行われていた。そこで宿泊客の人気を集めていたのが焼き立てのパンだ。パンは一度焼き上げた状態で急速冷凍した「焼成冷凍パン」というものだという。自然解凍後に3分ほど焼くだけで、作りたてのようなパンが手軽にできる。パンを作っているのは群馬県桐生市の「STYLE BREAD」という会社だという。冷凍技術と国産小麦を使い、この会社は本場のヨーロッパに挑もうとしているという。
メーカーズシャツ鎌倉が手掛ける通称「鎌倉シャツ」が人気だという。メイドインジャパンで、サイズだけで32パターンあり、価格は7590円~だという。日本人のみではなく外国人にも人気なのだという。メーカーを率いる貞末奈名子さんは海外で勝負をしようと考えているという。
- キーワード
- メーカーズシャツ鎌倉鎌倉シャツ
オープニング映像。
長谷川博己が198X年のバブルの戦士を演じている様子が伝えられた。
1月7日。メーカーズシャツ鎌倉は会議を行っている様子が伝えられた。そこで社長の貞末奈名子は5年後に売り上げを2倍にしたいと考えを語った。その鍵を握るのが海外での販路拡大だという。貞末奈名子は海外展開に向けて準備を進めており、フィッターという服を最適なサイズに調整する専門家が重要な役割を果たすと考えているという。そこでフィッターが生地の見本や商品サンプルをトランクに詰めて世界中を回るというトランクショーという方法を考えているという。そうした中で期待してるのが28歳の児島綾美さんだと紹介された。
一方で貞末奈名子さんは鎌倉シャツが製造を委託している香川県観音寺市のワイケーエスという会社を訪れた。この会社が鎌倉シャツの品質を支えているという。国内の繊維工場は減ってきており、メイドインジャパンはわずかだ。
5月下旬に貞末奈名子さんらがニューヨークを訪れた。そこにはニューヨークでの活躍を目指しているフィッターの児島綾美さんの姿もあった。そしてトランクショーのための借りていたスペースを訪れ、現地でかつてニューヨーク店で働いていた土田純子さんと合流した。価格設定は日本よりもかなり高い額だが、ニューヨーカーからすると高くない値段なのだという。
鎌倉シャツのフィッターがトランクショーで客の対応に追われている頃、貞末奈名子さんはニューヨークの展示即売会を訪れて、そこで鎌倉シャツのカジュアルブランドの「鎌倉クラシックス」の商品を出品した。
鎌倉シャツのフィッターがトランクショーを行っているグランドセントラル駅では児島綾美さんが接客2日目を迎えた。そこで会話を弾ませながら商談を行っていった。児島綾美さんは3日間で600万円を売り上げたという。鎌倉シャツではこのトランクショーをワシントンや北京などでも開催予定だという。
長谷川博己が「200X年 失われた時代…」という内容で演じている様子が伝えられた。
ハイアット セントリック 銀座 東京では「焼成冷凍パン」というものを使っている。このパンを手掛けているのが桐生市の「スタイルブレッド」という会社だ。人気のヒミツは作り方にあり、素材にこだわりながら、オーブンで焼き上げて、特殊な冷凍庫に入れて-45度で一気に急速冷凍するという。現在は冷凍パン生地が主流だが、「焼成冷凍パン」だと少しの加熱で美味しいパンを食べることができるという。番組では9年前にも取材しているが、その時と比べると売り上げは3倍になっている。そんなスタイルブレッドはパンの本場のヨーロッパに進出を考えているという。
9月。スタイルブレッドのラボを番組は訪れた。ここでヨーロッパ進出の武器になる商品を新たに開発するという。そこで候補として塩パンを選んだ。9月中旬になり、商品開発をしている佐藤由希さんは試作を繰り返していた。9月下旬になると海外展開を担当するスタッフを集めて会議を行った。
スタイルブレッドがヨーロッパ進出の最初の足がかりに選んだのはロンドンだという。宮澤麻莉花さんはそこで販路開拓を始めていた。そこでカフェやホテルで相談している様子などが伝えられた。10月になって塩パンの開発が進み、10月中旬には田中知さんが試作品を持参して、ホテル「ビーバーブルック・タウンハウス」でシェフに試食してもらった。そこで塩パンが認められた。さらにデリス・ド・フランスという食品卸売会社と商談をして年内の契約締結を目指すとしている。田中知さんは「非常にいい手応えを感じている」と語った。
一方でメイドインジャパンのシャツで海外進出している貞末奈名子さんはサウジアラビアのリヤドを訪れた。そこでサウジアラビアの男性が着ているトーブを作れるのではないかと考えているという。トーブ専門店とトーブの生地専門店を訪れて日本製の生地が使われていることがわかった。
貞末奈名子さんは愛媛県今治市を訪れた。鎌倉シャツでは原料のコットンを国内栽培するプロジェクトも行っているという。
10月に「鎌倉シャツ 銀座店」に「しまなみコットンシャツ」という商品が並んだ。2年前から栽培を始めたコットンから作られたシャツだという。
10月10日。大阪・関西万博を貞末奈名子さんは訪れた。そこでサウジアラビアのパビリオンを訪問した。次回の万博はサウジアラビアで行われるということで、開拓したいマーケットの一つだという。そのため担当者とリヤドでのトランクショー開催を交渉したという。
エンディング映像。
