- 出演者
- 望月麻美 高橋彩
オープニング映像が流れ、挨拶をした。
中国製の旅客機について。現在、世界の旅客機市場は米国のボーイング社とヨーロッパのエアバス社がシェアを、ほぼ二分している。今年に入り中国の大手航空会社3社が中国の新型旅客機「C919」をそれぞれ100機導入して足並みをそろえてアピールし、東南アジア各国への飛行も行うなどPRを活発化させている。中国独自の製造業の強化を目指す習近平指導部の強い後押しのもとで開発が進められた。国有企業COMAC(中国商用飛行機)は、2017年に初飛行を行いその後、機体の耐久試験や厳しい気象条件での飛行試験を繰り返して、2022年に中国の航空当局から安全性を証明する「型式証明」を取得した。去年5月に商業運航を開始し、中国メディアは“国内の航空会社を中心にこれまで1000機以上の受注があった”としている。開発した航空機メーカーは将来的に海外での市場拡大も視野に入れている。今年2月、シンガポールエアショーに出展。海外の航空ショーでの展示は初めてで、飛行する様子も披露された。これに続いてインドネシアやベトナムなど東南アジア5か国にも飛行してデモンストレーションを行った。一方で大きな課題も抱えている。国際的な基準として広く通用している米国やヨーロッパの型式証明を取得していないため、中国以外で飛行できる国や地域が限られている。また、中国政府は本格的な国産旅客機とアピールしているもののエンジンや飛行制御、電力燃料のシステムなど基幹部品は欧米メーカーのものを採用していて価格も競合する欧米の機体と大きな差はない。今後は部品の国産化率を高め価格を抑えて競争力をつけることも課題となっているよう。専門家は、中国は当面は国内航空機市場でのシェア拡大を図っていくと分析している。
赤道近くの太平洋から温かい海水を運ぶ黒潮の流れが毎年温暖化の影響で6km程度北上していて、朝鮮半島では海の生態系が急激に変化していることが明らかになったと韓国・KBSが伝えている。魚の養殖場ではたくさんの魚が死んでいて、去年、全国の養殖場ではヒラメなどが相次いで死に、400億ウォン以上の被害が出た。海水温度の上昇が理由。地球温暖化の影響で全世界の海水の平均温度が上昇を続けている。特に朝鮮半島では南を流れる黒潮が熱い海水を運んでくる。釜慶大学が30年間の黒潮の動きを分析、黒潮が毎年6キロずつ北上し、2020年以後は加速度がついていて、やはり温暖化が原因だという。朝鮮半島周辺の降水温減少は台風の勢力を強めたり、記録的な大雨を吹き起こすなど気象異変を巻き起こす。気象庁は今年の夏は普段の年より雨が多く降る可能性が高いと予想している。
20日、台湾で新しい総統に就任した頼清徳氏は就任演説で、台湾の民主主義を守ると約束し、中国に対し武力による脅しをやめるよう求めるとともに戦争の可能性についても触れ、「台湾は世界的な安全保障に欠かせない存在である」と述べた。台湾を自国の一部だとする中国は、台湾併合のためには武力行使を排除しないとの立場。頼清徳総統は戦争の可能性について警告しながらも、「蔡英文前総統の路線を継承し、中国と共に平和を追求したい」と訴えた。中国による台湾海峡や周辺の海域での強硬な姿勢に対し各国から懸念が示されており、台湾海峡が紛争の火種となる可能性を懸念する声もある。台湾の人たちは、頼新総統に中台関係の新たな時代の幕開けの実現を期待している。民進党の頼新総統を待ち受けるのは、2008年以来となるねじれ議会。就任の式典に参加した国民党のメンバーは2人だけだった。
90歳の黒人の元宇宙飛行士候補生、エド・ドワイトさんがブルーオリジン社の新型ロケットで宇宙に飛び立った。ドワイトさんは黒人初の訓練生だったが、60年前、NASAに歴史的チャンスを潰された。元空軍将校で90歳のエド・ドワイトさんは宇宙空間に達する世界最高齢の記録を達成した。1961年、当時の米国・ケネディ大統領に黒人初の宇宙飛行士に指名された。しかしケネディ大統領暗殺後、NASAに宇宙飛行士として選ばれなかった。63年後、彫刻家として成功したドワイトさんについにチャンスがめぐってきた。他の5人とともにブルーオリジン社のニューシェパードで5分間の無重力状態を体験した。
ドワイトさんが1963年に宇宙飛行士に選ばれなかった背景には、黒人に対する人種差別があったと考えられている。結局アメリカで初めて黒人の宇宙飛行士が誕生したのはそれから20年後の1983年だった。人種差別を経験しながらも最高齢の宇宙飛行の記録を更新したドワイトさんに拍手を送りたい、などと伝えた。
- キーワード
- エド・ドワイト
5月20日は国連が定めた「世界ミツバチの日」。アメリカでは農作物の受粉のためのミツバチが減少しているためミツバチをレンタルするサービスがある。400個のミツバチの巣箱が作物の受粉に必要なミツバチを十分に持たない農家に貸し出される。1か月のレンタル料金が5万ドル。ある業者は長年、ミツバチの数が減っているアメリカの至るところにミツバチを移動させてきたという。黒い網をかけることで蜜蜂は常に夜だと思い込み、おとなしくしている。ミツバチを乗せたトラックの移動距離は3000km。道中、リスクはつきもの。アメリカとカナダのテレビ局は頻繁に事故のニュースを中継している。ほとんどの場合、ミツバチが方向を見失い当局は周辺の通行を停止させ、養蜂業者がミツバチを集結させるのを待つことになる。殺虫剤のせいでミツバチはいなくなってしまうという。ミツバチのレンタルをすると全体の4分の1が死んでしまうという。アメリカの農業当局によるとアメリカではミツバチ絶滅の危機が続いていたが、数年前から増加しているとされている。ただし州により大きな違いがあるのが現実。
参加者100人ほどが競う「パワーナップコンテスト」。睡眠の質が低いとされる韓国の人々に休憩の重要性を認識してほしいと開催。昼寝前と昼寝中で心拍数の偏差が大きいほどよいという。くすぐって深く眠れているかもチェックする。
- キーワード
- パワーナップコンテスト韓国
「歴史探偵」の番組宣伝。
「あしたが変わる トリセツショー」の番組宣伝。
「SONGS」の番組宣伝。
「新プロジェクトX」の番組宣伝。