- 出演者
- 望月麻美 坂本聡
オープニング映像。
仏で教育状況の改善を訴える高校生のデモが続いている。全土で25万人超が参加し、治安部隊との衝突も起きた。首都パリでは大規模な抗議集会が開かれ、高校生を支援する労働組合のメンバーなどが集まった。高校生と大学生らは、8日も新たなデモを呼びかけている。仏F2。内務省によれば、仏全土で25万6千人が教育の改善を訴えるデモに参加した。首都パリでは5万6千人が参加し、主催者側はその倍の人数だったと発表。パリからマルセイユまで、高校生、教員、保護者などが教育現場への予算の増額や、教員不足の解消などを訴えた。パリでは、高校生がリパブリック広場に集まった。参加者は当局の発表では、5万6千人、労働組合の発表では10万人。高校最終学年の生徒「若いというだけで声を聴いてもらえません」とし、英語の非常勤講師「赴任先が決まったのは、わずか1週間前。私たちは人員調整の存在に過ぎない。教員にとっても生徒にとっても厳しい環境」とした。南部マルセイユでも、高校生が教員や予算の不足を訴えた。高校生「クラスに生徒は35人、教員は時間割がうまく組めず、机やイスもいつも足りなくて困っている」とした。西部のナントでは、大学生が高校生の連隊を示そうと、抗議運動に加わった。大学生「各地でひどい弾圧を受けているので、支持しようと思い参加した」、東部のリヨンでは、教育現場の改善を求めるプラカードがあちこちで掲げられた。生徒への尊重を求める声が上がった。フランス語教師「若い人たちが要求を訴えられる環境を整えなければなりません。1週間、高校が相次いで休校となって生徒たちが集まることもできない」とした。8日には、フランス全土の891の高校で全面的、部分的に休校となった。また学生組合によると、大学の90%でも影響が起こった。パリでは、ナシオン広場では、治安部隊との衝突が起き、投石、花火の発射、催涙ガスの使用が確認された。パリ郊外のノワジールグランでは、逮捕された若い男性が痙攣を起こして病院へ搬送された。内務省によると、逮捕者は488人になった。治安部隊の隊員43人も負傷した。
仏で続く高校生デモ拡大により、一部が暴徒化し、生徒が片手を失ったり、失明したりする事例にまで発展。発端は先月下旬、パリ郊外にある1つの高校の抗議行動でしたが、生徒たちの訴えは各地に飛び火して、全国規模に。高校生が求める“教育環境の改善”は、具体的には、教員不足、過密教室、施設の老朽化の改善など。こちらはF2が、教師や生徒が撮影した動画として公開。天井に穴が開いていたり、ネズミが走り回り、トイレが壊れている状況、こういった動画が拡散され、抗議デモにつながり、拡大の引き金になったということ。イギリスのガーディアンも現状を報じている。過密教室については、1クラスあたりの生徒数はOECD加盟国の平均では1クラスあたり26人なのに対し、フランスでは29人、フランス都市部では36人からそれ以上に上るという。フランス教育省は、教員不足で必要な授業時間の1割が未実施と認める。こうしたフランスの高校教育が抱える問題の背景について、米CNNは、2000年代初めに出生率上昇、高校生数増える一方、高校では実質的な予算削減がつづくことが一端にあるとした。高校生デモに、一部の政治家が声をあげ、政治的な色も帯びつつある。比較されるのが、2018年に抗議デモ「黄色いベスト運動」がはじまり、マクロン政権が気候変動対策の一環として導入を目指した燃料税の引き上げが発端。格差への不満が巻き起こり、全国激な抗議行動に発展。高校生のデモで叫ばれる訴えも、教員不足や過密教室への不満から、教育予算や若者の将来への不安、政府への不信などに繋がりつつある。来年4月大統領選挙が行なわれる予定で、立候補の意向を明らかにしている国民連合前党首ルペン氏は、デモ拡大に合わせるかのように、6日記者会見を行い、自らの財政運営方針を明らかにした。高校生のデモが社会や政治への不満を巻き込んで拡大し、政治的なインパクトを強めていくのか、今後の行方が注目される。
サウジアラビアと隣国イエメンの反政府勢力フーシ派との間で攻撃の応酬が続いている。特にホルムズ海峡の封鎖で、サウジアラビアが輸出する石油と天然ガスの75%が通過している今回の出入り口、バブルマンデブ海峡周辺で、激しい戦闘となった。こうした中、トルコとパキスタンがサウジアラビア国内で部隊を展開できるよう必要な措置を講じるとした。ドイツZDF。イエメン情勢が地域と世界経済をおびやかしている。イエメンでは、暫定政権と反政府勢力フーシ派の対立に加え、地域の大国であるサウジアラビアとイランが対峙している。フーシ派は現在アラブ諸国からの原油輸出の重要な輸送ルートを勢力下に置いている。特に激しく争われているのは、バブルマンデブ海峡で、サウジアラビアからの原油と天然ガスの輸出のおよそ75%がこの海峡を通過するが、この状況の中、トルコとパキスタンが、今年8月に結んだ協定に基づいて、サウジアラビア支援の部隊を派遣する意向。イエメンの暫定政権の部隊が進軍して、フーシ派から土地を取り戻した。航海の南側の沿岸ですが、サウジアラビア軍の戦闘機に空から支援を受けた。今月4日、イエメンの暫定政権が大規模な攻勢にでて、フーシ派に対する攻勢の宣言を出し、イエメンでの局面の転換点となるかもしれない。暫定政権のアリーミー大統領評議会議長は、国の権威を国土全域に行き渡らせるため、軍事作戦の開始を宣言した。内部に分裂を抱える暫定政権の部隊が奪還した領土を維持できるか、そしてフーシ派から航海の支配権を奪い取れるのかは現在のところわかりません。また高原に位置し、激しい戦闘の続く街タエズの今後も不透明で、フーシ派による行為が狭まっていて、ガソリンとガスの供給が減り続けている。住民たちが最も恐れているのは、フーシ派による全面的国際的支配で、フーシ派の支配地域はすぐそこにあるとした。住民「タエズは文化の街で学ぶ場所。神に誓ってフーシ派は街に1センチ足りともいれない」とした。イランの支援を受けるフーシ派は、サウジアラビアに対して圧力を強めている。先週末、サウジアラビアの首都リアドの石油精製施設を攻撃。その後、サウジアラビア国内の複数の空港も攻撃を受けた。サウジアラビアはいま、自らが支援を必要としている。5日、サウジアラビアの新しい防衛のパートナー、トルコとパキスタンが、地上部隊の派遣を約束した。サウジアラビアの南側の国境でフーシ派が進むのを阻止するために。
アメリカトランプ大統領が、中間選挙で激戦が伝えられるネブラスカ州で演説し、イランの標的となり得る都市として、カリフォルニア州のロサンゼルスとサンディエゴだとした。カリフォルニア州のニューサム知事たちは、発言を激しく批判し、ホワイトハウスは弁明に追われている。アメリカABC。中間選挙までちょうど4週間。トランプ大統領は、共和党が地盤とする州で、情勢は好転しているとした。トランプ大統領「党の実績を広く知らしめる大きな効果があった」とした。ロイターとイプソスの最新の世論調査で、大統領の支持率は32%と、過去最低。ガソリン価格とインフレ率の高止まりの原因がイランとの戦闘にあることを大統領は承知している。ネブラスカ州での集会では、ガソリン価格の上昇は、小さな代償とした上で、イランが核兵器を持った場合、攻撃対象になり得るという意味で2つの都市を挙げた。トランプ大統領「イランは都市を破壊することができ、それならロサンゼルスやサンディエゴを破壊させればいい」と話し、カリフォルニア州選出の議員らは、イランの標的になり得る都市として名前をあげるのは信じられないとした。ニューサム知事は、常軌を逸していて危険だと述べ、ロサンゼルス市長は、トランプ大統領の発言は我々の安全を損なわせると主張。サンディエゴの市長は、あなたの無謀な戦争への発言で我々の街を巻き込むなとストレートに警告した。記者団がトランプ氏に発言内容の説明を繰り返し求めたが、応えてくれなかった。ホワイトハウスは、大統領のおかげでアメリカはより安全だと弁明している。
アメリカのAI開発企業オープンAIのAIモデルが今年6月にオーストラリア政府の医療統計に関するサイトに不正にアクセスした。この問題でオープンAIの幹部がオーストラリア議会の調査委員会に出席し、不正アクセスがあったことと政府に報告するまで3か月もかかったことを謝罪した。オープンAIとアンソロピックは世界的な規制を求める一方、オーストラリア国内のコンテンツをAIモデルに学習させるため、著作権の緩和を含めルールの策定に関与したいとしている。アンソロピックも調査委員会に出席したが、その後安全とセキュリティを議論するため非公開の聴聞を求めた。アンソロピックは自社のモデルがオーストラリアのサイトに不正侵入したことを知る限り一度もないと主張している。
先月、議会選挙が行われたドイツ東部のザクセン・アンハルト州で第1党に躍進した政党「ドイツのための選択肢」からラウシュ議員が議長に選出された。この政党は一部の州で極右団体に認定されていて、地元メディアによると極右団体に認定されている政党から議長が選出されるのはドイツの議会では第二次世界大戦後初めて。ラウシュ新議長は縁故主義疑惑の中心的人物。AfDの連邦議会議員の事務所でラウシュ氏の3人のきょうだいが働いていた。副議長にはイスラム研究者のティルシュナイダー氏が選出された。先駆的な思想家で賛否の分かれる人物で、ラジカルな選挙公約の作成者。州議会の前では朝早くから民主主義のためのデモが行われた。防火壁の戦略がこの日をもってなくなったとの主張が出ている。
ドイツの議会で極右団体に認定されている政党から議長が選出されるのは第二次世界大戦後初めて。ザクセン・アンハルト州のラウシュ新議長は48票を獲得したが、「ドイツのための選択肢」の39票以外に別の政党から9票を得た。ドイツZDFは「防火壁」の戦略はこの日をもってなくなったとの主張が出ていると伝えていた。「防火壁」の戦略はナチス時代の反省から主要政党は極右政党と連立を組まないというコンセンサスのこと。5票を投じた左派「ザーラ・ワーゲンクネヒト同盟」はかねてから「防火壁」戦略を重視しない姿勢を明らかにしていてその通りの行動を取ったが、ほかにも4票が投じられた。戦後ドイツの民主主義を支えた政治文化の重要な原則が崩れた例として衝撃をもって受け止められている。州のトップにあたる首相を決める議会の投票は今年12月に行われる見通し。
経済が減速する中国では特に16歳~24歳の若者の失業率が高止まりしている。先月に発表されたこの年代の失業率は18.9%と今年最も高くなっている。こうした中、臨時雇用で働く人たちが急速に増えていて、今年年末までには3億2000万人余が臨時雇用になるとみられている。北京でフードデリバリーに従事する若者を取材した。20歳の男性は1年間北京でフードデリバリーに従事している。毎日13時間働き、5000円程度の収入を得ている。この2か月で休みはわずか1日しか取っていないという。世界最大の臨時雇用市場では激しい競争が当たり前となっている。カリフォルニア大学のリ氏によると、フードデリバリーの仕事に就いた人に話を聞くと、限られた仕事の中で一番良かったからだという。激しい競争が繰り広げられるフードデリバリーでは注文を受け、良い顧客を維持することは難しい。中には危険な行為で雇用を維持する人もいる。男性は20分と決まっている配達時間を守らなければ罰金を命じられるため、急いでいる時は信号無視やスピード違反も厭わないという。
カナダ・ケベック州で州議会議員選挙が行われ、カナダからの分離独立を掲げるケベック党が12年ぶりに躍進して第1党になった。ケベック党はカナダに圧力を加えるアメリカ・トランプ大統領の退任後の2029年に独立の是非を問う住民投票を実施する方針。すでに2回行われた住民投票で独立は否決されており、最近の世論調査でも分離独立を望む人は州の住民の30%にとどまっている。
学歴重視の傾向が強い韓国で教育改革の動き。韓国政府は2028年から10年間の教育政策の方向性を示す草案を近くまとめる方針。関心を集めているのが日本の大学入学共通テストにあたり、韓国で人生を左右されるとも言われる大学修学能力試験をどう変えるか。1993年に導入された大学修学能力試験は当初、一定の学力をはかる資格試験の位置づけだった。大学が大学修学能力試験を重視するにつれ受験生を選別する役割が強まった。その結果、キラー問題と呼ばれる超高難度の問題が登場し、最近は問題そのものに無理があるとの指摘も出ている。ソウル大学の教授は「専門家が読んでも何を言っているのか分からない問題がある」と話す。教育課程を超えるような問題も出題され、受験生の3分の2以上が不正解だったケースもあった。大学入試の自主性を高め、大学修学能力試験の役割を縮小すべきとの意見がある。一方、入試制度が複雑になり教育費の負担がさらに増えるとの懸念もある。
今年開かれたサッカーワールドカップ北中米大会の決勝でスペインに敗れたあと、アルゼンチン代表からの引退を表明したメッシ選手が代表として最後の試合に出場した。会場にはメッシ選手の勇姿をもう一度見たいと多くの人々が集まった。ドイツ代表・クロップ監督は「心に残っている偉大な選手。サッカーにこれまでなかった全く新しいスタンダードをもたらした」と語った。
経済情報を伝えた。
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東ヨーロッパのブルガリアから幻想的な光の祭典。首都ソフィアにある植物園でLEDなどのイルミネーションで夜を彩るイベントが開かれている。この催しは来月中旬まで開かれている。
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