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- 平石直之 林修 山崎弘喜 住田紗里 今井春花 荒井理咲子 三山賀子
昨日から始まった通常国会で石破総理は「一人一人が自己実現できる楽しい日本を目指す」と述べた。施政方針演説では成長戦略の要として物価高に負けない賃上げの定着に決意を示した。労働の中核的な担い手となる15歳〜64歳の生産年齢人口が今後20年で2割以上減ると見込まれる中、各業界では賃上げが加速している。大手電機メーカーなどの労働組合から成る電機連合は、去年より4000円程度高い1万7000円以上のベースアップを要求。航空業界の労働組合からなる航空連合も過去最高の要求水準となる1万2000円のベースアップを求めた。賃上げの動きが広がっている一方で浮き彫りとなっているのが給料の世代間格差。2019年と2023年の給料のアップ率を表したグラフをみると、20代〜30代は賃上げとなる中、50代前半はマイナスになっている。いわゆる「就職氷河期世代」の40代から50代前半は賃金が上がりにくい現状に直面している。
専門家は就職氷河期世代の老後について懸念している。第一生命経済研究所・熊野英生首席エコノミストは「老後、社会保障に依存するようになってからも待遇が良くなく年金が少なくなってしまう。現役世代の若者たちが就職氷河期世代の老後を支えなきゃいけない。社会保障のねじれをどうするかという矛盾も将来の日本では解決していかないといけない課題」などと語った。石破総理は誰もが賃上げを享受でき楽しい日本を実現することができるのか。
昨日、今年最初の金融政策決定会合で利上げを決めた日銀・植田総裁は、政策金利をこれまでの0.25％程度から0.5％程度に引き上げた。2008年以来約17年ぶりの高い金利水準となる。日銀は将来的に物価や経済が安定的かつ持続的に前年比で2％上昇する状態を目指していて、今回の利上げはこの見通しを達成する確度が高まったために金融緩和の度合いを調整した形。この日発表された消費者物価指数では前年同月より3.0％上昇しており、今後の追加利上げについて植田総裁は「経済・物価の見通しが実現していくとすれば、それに応じて引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していく基本的な考え方に変わりはない」と述べた。
今回の利上げ決定で生活にどのような影響があるのか。専門家は「一般家庭は銀行預金。利息が上がることが考えられる。コストとしては住宅ローンの金利が上がると考えられる」と語った。日銀が利上げを決めたことを受け、メガバンク3社と三井住友信託銀行は昨日、3月から普通預金の金利をこれまでの0.1％から0.2％に引き上げると発表。三菱UFJ銀行と三井住友銀行は変動型住宅ローン金利の基準となる短期プライムレートも引き上げる。普通預金の利息が上がるなどのメリットがある一方、住宅ローンの金利が上がるというデメリットもある利上げ。住宅ローン金利の今後の推移について専門家は「2026年に1％、高くても1.5％ぐらいまで政策金利は上がる可能性がある。変動金利は1％から1.5％くらいになる可能性があるので、耐えられる家計を準備しておくことが大切」などと述べた。
昨日総務省が発表した全国の消費者物価指数の去年1年間の平均が、値動きの大きい生鮮食品を除いて前年より2.5％上昇した。去年は猛暑などによる影響で令和の米騒動が起こったため、米類全体の指数が前年と比べて27.7％上昇し、49年ぶりの上げ幅となっている。生産コストの上乗せや需要と供給の逼迫などが要因だという。チョコレートも原材料価格の高騰による値上げのため12.2％上昇した。また生鮮食品を除いた先月の消費者物価指数は前年同月に比べて3.0％上昇していて、上昇率が3％台になるのは1年4か月ぶり。
帝国データバンクによると、今年の節分シーズンに販売される恵方巻きの平均価格は、一般的な五目などの恵方巻きで1094円と前年比14.2％値上がりした。高級志向な品が多い海鮮恵方巻きでは平均1944円となり、12.4％の上昇となった。米の価格が60％を超える値上げとなった他、使用頻度の高いかんぴょうやのりの価格も高騰するなど原材料の多くで大幅な価格上昇が相次いでいる。
去年1年間の首都圏の中古マンション平均価格は4747万円で、前年と比べて1.1％下落した。首都圏の中古マンション平均価格は2014年から上昇し続けていたが、11年ぶりの下落となった。東京都ではアッパー層からの需要を背景に平均価格が5.0％上昇した一方、神奈川県で0.8％、埼玉県で3.7％、千葉県で2.5％下落した。東京カンテイ・高橋雅之上席研究員は「都心部の高額物件であれば富裕層がキャッシュで買うケースはあるかも。周辺エリアで買う人のほとんどは住宅ローンを組んでいる。実質賃金が伸び悩み物件価格が高い中で金利が高くなるとなおさら負担感が増してしまうので当然購入マインドを冷やす」と述べた。
日本百貨店協会が全国のデパート70社に行った調査で、去年1年間の総売上は5兆7722億円だった。前年と比べて6.8％増えた他、2019年と比べても3.6％増え、コロナ禍前を上回る水準となった。円安などを背景に訪日客の消費が活況で、免税品の年間売り上げは前年から85.9％増えて6487億円と過去最高を大幅に更新した。
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南極の棚氷から分離した世界最大の氷山。その面積は東京都の約2倍で海面からの高さは40mもある。メガバーグと呼ばれるこの1兆トンもの氷の塊は南大西洋のサウスジョージア島に向かって漂流していて、島に衝突する恐れが出ている。氷山は時速1.6km以下で進んでいて、2週間〜4週間で島の近くまで到達し、しばらくそこにとどまる可能性がある。サウスジョージア島の漁業環境局は氷山は地域の船舶や漁船に影響を与える恐れがある一方、島で繁殖するアザラシやペンギンなどの野生動物への影響は限定的なものになる可能性が高いと述べている。
世界中で愛されるコーヒー。日本に伝統と技術が織り成す職人技が。神奈川・横浜市元町・横浜馬車道で昭和3年に創業の老舗のコーヒーメーカー・CARAVAN COFFEE横浜工場を取材。CARAVAN COFFEE横浜工場品質管理室・宮下敦室長が案内。コーヒーの原料となる豆は中南米やアフリカ、東南アジアなど世界各国から仕入れ、その量は4トン。コーヒー豆になるまでの過程は選別、ブレンド、焙煎など多岐にわたる。大量の生豆を加工する工程。機械に通していびつな豆や異物などを除去。最終的に、長年コーヒー豆を見てきた職人が選別。加工の作業。カリブ海沿岸などのコーヒー豆を使ったゴールデンキャメルを紹介。細かな配合は企業秘密。最重要の工程が風味や香りをつける焙煎。浅煎り、深煎りのコーヒー豆を紹介。ブラジル産の同じコーヒー豆で飲み比べ。浅煎りはすっきりとして酸味があり、深煎りは深い苦みが特徴。宮下室長は「味をなるべく変えたくないのであれば、しっかりとした保温性があって、密閉性の高いものを使ってもらう」。香りを一緒に楽しむため口の広いコップに移して飲むことがおすすめ。ここで水筒でコーヒーの美味しさを保つ方法についてクイズ。正解は「酸化を防ぐため、水筒にギリギリまでコーヒーを注ぐ」。
神奈川・横浜市元町・CARAVAN COFFEE横浜元町店を取材。CARAVAN COFFEE横浜元町店・加藤芙美子店長は「横浜の馬車道で創業」と語った。昭和3年、外交官や貿易商でにぎわう横浜の繁華街で生まれたCARAVAN COFFEE。自家焙煎のコーヒーを扱う店は港町横浜でも珍しかった。創業者・永田一郎氏は、コーヒーの香りと風味に見せられ独学で研究を重ね、コーヒー豆を最大限に生かしたブレンドコーヒーの開発を進めた。CARAVAN COFFEEの店舗ではコーヒーに合うメニューも提供。すっきりした酸味のある浅煎りのコーヒー・ソフトブレンドに合うメニューは、ピザトーストゆで卵付き。苦味の強いコーヒーには甘いテイストが合う。お店のおすすめは特製珈琲羊羹サンドイッチで。どちらもしつこさを感じずに食べて飲むことができるという。
キャラバンコーヒーでは濃縮したリキッドコーヒーを販売。リキッドコーヒー1に対して水やお湯を5を入れれば完成で、値段にして1杯100円程度。ミルクで割ることも可能。
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東京の中継映像が流れ、東京の天気を伝えた。
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ウェザーニューズが桜の開花予想を発表。最も早い予想は東京で3月21日。今日の問題は「冬に桜の開花に関わる”大切な条件”とは？」。青が「冬らしく気温低下」、赤が「季節外れの気温上昇」、緑「一定量の雨が降る」。ポイントを貯めて各種プレゼントに応募できる。
全国の天気を伝えた。
今日の問題は「冬に桜の開花に関わる”大切な条件”とは？」。青が「冬らしく気温低下」、赤が「季節外れの気温上昇」、緑「一定量の雨が降る」。正解は青。桜は秋に休眠となり、冬に目覚めて春に開花する。冬の目覚めを休眠打破と言う。去年の東京の開花日は平年より5日遅い3月29日で、原因は春に寒の戻りでつぼみの成長が遅れたこと、冬に休眠打破がうまくいかなかったこと。休眠打破には十分な冷え込みが必要で昨年は暖冬の傾向にあった。
松坂桃李、芳根京子、役所広司が映画「雪の花−ともに在りて−」の公開記念舞台あいさつに登場。エンタメ検定「役所は舞台あいさつでのハプニングによって話す内容を忘れてしまった。どんなハプニングが起きたのか？：青・芳根のイヤリングが落ちる、赤・松坂が階段でつまずく、緑・役所の衣装が破れる」。
問題は「役所が話す前に起きた舞台あいさつでのハプニングは？：青・芳根のイヤリングが落ちる、赤・松坂が階段でつまずく、緑・役所の衣装が破れる」。正解は青。
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鍋を仕切る人を「鍋奉行」という。江戸時代実際にそういう役職があったと以前ネットで話題になったが、どうやら沿岸部の警固を担った浦奉行という役職の崩し字を読み間違っていたよう。江戸時代は鍋料理の幅が大いに広がった時代であることは間違いないよう。問題「江戸時代に流行った鍋は？：青・しゃぶしゃぶ、赤・ひとり鍋、緑・十二支が大好き」。
タモリステーションの番組宣伝。