- 出演者
- 伊藤良司 西川典孝 林田理沙 久保井朝美 ホルコムジャック和馬 豊島実季 荒木さくら
オープニング映像。
サッカーの世界最高峰イングランドプレミアリーグのブライトン・三笘薫選手が、ゴールキーパーからのロングボールを超絶トラップし、そのままシュート!実況も「天才だー!」と絶叫。三笘選手は公式戦2試合連続ゴールで、チームも3−0で快勝。三笘選手は「クオリティーの面では今シーズン最高のゴールだった」と話しているという。西川典孝アナウンサーが、「来月にはワールドカップ出場をかけた日本代表の試合がありますので、そちらも楽しみです」とコメント。
政府の備蓄米放出は21万トン。高値が続いたコメの値段は落ち着くことになるのか。ある都内の店では、去年の春には5キロで2600円程度だったのが、今ではおよそ4000円。店側も価格が下がることに期待している。スーパー・赤津友弥本部長「備蓄米の放出は非常に歓迎したい」。きのう、会見を開いた江藤農林水産大臣は「あまりにも高い。流通が滞っている、スタックしている。この状況をなんとしても改善したい」と述べた。放出される政府の備蓄米は21万トン。必要があればさらに量を拡大することも考えるとしている。売り渡した備蓄米と同じ量を1年以内に政府が買い戻すことを条件としているが、状況によって柔軟に対応するとしている。コメの価格は今後、どうなるのか。番組が取材した2人の専門家はともに価格を下げる効果が期待できるのではないかとしたうえで、稲垣研究理事は「21万トンなくなったみたいなことを言われているが、どこかにはある」、小川助教は「おそらく売り渋っている業者がお米を出してくる」と話す。
- キーワード
- 江藤拓
そもそもなぜ、今回21万トンが放出されることになったのか解説。農林水産省によると去年収穫されたコメは前年よりも18万トン増えたと見られている。一方でJAなど主な集荷業者が買い集めたコメは前年よりも21万トン減っている。生産量が増えたのになぜ買い集めた量が減ったのか。そして、なぜ価格高騰につながったのか。コメの生産や流通に詳しい専門家の宇都宮大学・小川真如助教は今回の価格高騰の背景にさらなる値上がりを期待して動いた業者がいたと指摘する。新規に参入した業者などが価格がさらに上がるのを待って売り渋ったことが消えた21万トンの一部となり、流通が滞る要因の1つと見られるという。今後、備蓄米が放出され、さらなる高騰を待っていた業者がコメを市場に放出すれば、コメの全体の価格は下がるのではないかという。一方で政府の備蓄米はスーパーに並ぶような銘柄以外にもさまざまな産地のコメがあるため、放出されても最初に流れるのは外食や業務用ではないかという。そのうえで小川助教は「備蓄米が入ることで中食、外食産業などの需給が緩和。その結果としてスーパーのコメ価格が落ちてくる」と話す。一方、農業政策に詳しい別の専門家の三菱総合研究所・稲垣公雄研究理事は消えた21万トンの背景について投機的な理由だけではないと指摘する。調査対象になっている集荷業者はJAなどの主な業者だけで去年のコメ不足などをきっかけに流通がさらに多様化した結果、多くが集荷業者を通さない取り引きに回ったと分析している。実際、農作物などを農家から直接購入できる通販サイトを運営する会社に取材してみると、サイトで取り引きされたコメの量はことし1月だけでおよそ54トン。去年の3倍以上。こうした流通の多様化の流れについて稲垣研究理事はそうした流れは今後も止まらないだろうとしたうえで「令和のコメ騒動を受けて底が見えにくくなっているのは課題。農業に関しては一定程度、きちんと捕捉、確認していくことは必要」という。備蓄米は来月の半ばにも集荷業者への引き渡しが始まる見通し。江藤農林水産大臣は来月下旬以降、スーパーにあるコメの在庫が切り替わり次第、消費者の手元に順次届くという見方を示している。
国の特別天然記念物トキ。環境省は新潟県佐渡市以外で野生への復帰を目指してきた。そしてきのう専門家会議で来年6月ごろ本州で初めて石川県の能登地域で放鳥を行う方針が了承された。一度に15〜20羽ほどを複数年にわたって放鳥するという。かつて日本のほぼすべての地域で生息していたトキ。羽毛を取るための乱獲や農薬の多用によって餌となる生き物が減ったことで数が激減した。本州最後の生息地となったのが能登半島。1970年、最後の1羽となったトキを繁殖のため捕獲して新潟県の佐渡トキ保護センターに送られたが、翌年に急死。その後、日本の野生のトキは絶滅。1999年、中国からトキのつがいを譲り受け繁殖と放鳥を繰り返してきた。そして、佐渡の野生のトキは去年12月末時点の推定で576羽まで回復したという。放鳥地に選ばれた石川県。3年前から放鳥に向けた取り組みを進め、能登地域の9つの市と町にモデル地区を設定。餌場となる田んぼの農薬を減らすなど環境整備を行ってきた。しかし、去年の能登半島地震で水路が破損するなどして一部の地域で活動を中断せざるをえなくなった。そんな中でのトキの放鳥。復興のシンボルとして地域の活性化に結びつけたいとしている。本州で最後に野生のトキが確認された石川県穴水町。放鳥されたトキが生息しやすい環境作りに取り組んでいる。宮下源一郎さんは生物や希少な動物の調査を行う仕事に関わりながらトキのことを調べてきた。宮下さんは能登の空を羽ばたく姿を取り戻したいと3年前ボランティア団体を設立。本州最後のトキが捕獲された場所に餌場となる池を作るなど環境整備を行ってきた。また、地元の子どもたちに生態についても知ってもらおうと通学路でもあるトンネルの中に資料や写真を展示してきた。能登地域での具体的な放鳥場所はことし7月ごろまでに決め、仮設のケージで一定期間、ならしたあと放鳥されるという。
ことし日韓国交正常化から60年を迎えるのに合わせて今夜、東京タワーが韓国の国旗を表現した色合いにライトアップされた。この取り組みは日韓両政府が企画した。ライトアップはソウルでも。両国の国旗をイメージした赤と青。韓国国内では政治的な混乱が続いているが、日韓両政府は今後も民間の交流を後押しする取り組みを続けることにしている。
全国各地の天気を伝えた。
- キーワード
- 渋谷(東京)
サッカーJ1が開幕。3連覇を目指すヴィッセル神戸はホームで浦和レッズと対戦。0-0の引き分け。神戸の前川黛也選手は「しっかりチャンスを作れたので、しっかり勝ちきれるようなゲームにしていきたい」とコメント。
J1初昇格のファジアーノ岡山はホームで京都サンガと対戦。岡山は試合前に相手サポーターにきびだんごを配布した。田上大地&木村太哉がゴールを決めた岡山が2-0で勝利。田上は「最高です。この勝利で勢いに乗ってJ1のシーズンを戦っていきたい」とコメント。
サッカーJ1の結果。川崎フロンターレ4-0名古屋グランパス、横浜FM1-1新潟、FC東京1-0横浜FC、柏1-0福岡、湘南1-0鹿島。
スキージャンプ男子W杯・札幌大会が行われ、小林陵侑選手が今シーズン初優勝した。W杯通算33勝目。サポートしてくれる方がいる前で優勝できたのは自分としても自信になったとコメント。
開幕投手に指名されたドジャース・山本由伸投手がキャンプで初めて実戦形式の登板。のべ5人の打者を相手に投げ、4つの三振を奪った。
ドジャース・佐々木朗希投手はベッツ選手と言葉を交わすなどチームに溶け込んでいる様子。早くもキャンプ2回目となるブルペン入りでハイペースの調整。34球を投げ込んだ。
ドジャース・大谷翔平選手はピッチング練習で投球動作を確認。バッティング練習ではスイングの軌道をチェックするなど二刀流で調整している。
カブス・鈴木誠也選手は日本の右打者として初めて大リーグで2年連続20HRを記録。キャンプではこの日も外野フェンス越え10本以上のパワーを見せた。日本で行われる開幕シリーズに向け、「誰が投げようと一緒なので自分のやるべきことをやる」とコメント。
中日からナショナルズに移籍した小笠原慎之介投手はビザの取得が遅れたため、この日キャンプイン。ファンからサイン攻めにあっていた。ブルペンでは25球の予定だったが、40球を投げ込んだ。「高ぶるものがある、初日なので。1日1日が勝負なので頑張りたい」とコメント。
阪神からフィリーズに移籍してマイナー契約した青柳晃洋投手が2日遅れでキャンプイン。変則フォームにアメリカメディアも注目していた。「ここからやってやるぞという気持ちが大きい」とコメント。
阪神の藤川球児監督が就任後初めての練習試合で楽天と対戦。ショートのレギュラー定着を目指す木浪聖也選手が2回にホームランを打ってアピール。5回には前川右京選手もホームランを打った。
DeNAと中日が練習試合で対戦。中日は即戦力と期待されるドラフト2位の左腕・吉田聖弥投手が登板。いきなり連続四球でピンチを迎えたがダブルプレーで切り抜け、2回を無失点に抑えた。「投手として余計なことをしていたので、そこが一番の反省」とコメント。
日本ハムのキャンプに昨季25本塁打のレイエス野手が合流。フェンス越えの当たりを4本打つなど長打力を披露した。オフの間に20キロ減量すると宣言していた。「体重は10ポンド(約5キロ)減っている。トレーニングをして筋肉も増えているので10ポンドぐらいの減量になった」とコメント。