- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央
オープニング映像と挨拶。
ロシアと北朝鮮は、プーチン大統領があすから北朝鮮を訪問すると発表した。プーチン大統領の北朝鮮訪問は、2000年7月以来、24年ぶりで、北朝鮮・キムジョンウン総書記との会談を通して軍事的な連携を一層強めたいねらいもあると見られる。
全国の気象情報について伝えた。
ロシア大統領府は、プーチン大統領が北朝鮮を18日〜19日の日程で訪問すると発表した。北朝鮮も国営テレビを通じて、キムジョンウン総書記の招待に応じて、プーチン大統領が訪問すると明らかにした。プーチン大統領は去年9月、ロシア極東のアムール州にあるボストーチヌイ宇宙基地で、キム総書記と首脳会談を行った際、北朝鮮への招待を受けていた。ロシア大統領府は、プーチン大統領が北朝鮮に続いて、19日〜20日の日程でベトナムを訪問すると発表。プーチン大統領が北朝鮮を訪問すれば24年ぶり。両国はウクライナへの軍事侵攻以降、急接近している。侵攻の長期化で、兵器不足に陥るロシアは、北朝鮮から砲弾などを調達しているとされている。北朝鮮もミサイル関連や宇宙分野などへの技術支援を求めているとされる。CIS諸国研究所・エフセーエフ氏は「同盟関係にあった旧ソビエト時代のような新たな条約についても話し合う可能性」を指摘し、「プーチン大統領は、米国への対抗軸を構築するための外交活動を活発化させている」という。
禁止命令についてトーク。禁止命令は去年1963件と過去最多であった。星アナは「禁止命令はストーカー規制法に基づきつきまといなどの行為を禁止していて従わない場合は刑事罰が科されることからストーカー被害の抑止力となっています」などと話した。
政治資金規正法の改正に向けた議論が大詰めを迎えている。政治改革を巡っては、衆議院の委員会でも質疑が交わされた。立憲民主党・野田元首相が、自民党が提出している法案について「“トゥーレイト”“トゥーリトル”。出てきた案はあまりにも小粒すぎ。この事態をわい小化させようとする総理の思いがあったのではないか」とただし、岸田首相は「これで完璧だという法律は現実的に一度で示すことは不可能な中で、一つ一つ結論を出すことが重要。“事態をわい小化しようとしているのでは”という指摘はあたらない」と述べた。野田元首相は「取り引き可能な野党と議論して、巻き込んで採決。違うと思う。野党第1党と向き合って一致点を見いだして進めるのが政治改革ではないか。中身は“ザル法”、プロセスは“邪道”。こんなものは認められない。国民に信を問うべき」とただし、岸田首相は「建設的な意見交換には至らなかった。合意に至るような調整に至らなかった。ある政党をスルーしたとか、議論の対象としなかったというものではない」と述べた。日本維新の会・藤田幹事長は、国会議員に支給されている調査研究広報滞在費の使いみちの公開などを巡って「党首間の合意をした。(旧)文通費改革をやろうということ。先送りになれば“約束は履行されなかった”と思わざるをえないし、大げんか。会期を延長してでもやるべき」とただし、岸田首相は「衆参両院の議院運営委員会で議長の意見を聞きながら進められている。具体的な日程などに触れるのは控えなければならない。党首間の合意文書を取り交わした重みを受け止めて、誠心誠意、自民党として実行していく」と述べた。自民党・田中英之衆院議員からは、今後の経済政策を巡って「個人事業主や小規模事業者は価格転嫁等がないと(賃上げ)はなかなか難しい。デフレ脱却に向けて後戻りできない。ぶり返すことはさせないと強い決意を述べてほしい」とただし、岸田首相は「デフレ脱却に向けて今が正念場。あらゆる政策を総動員して、賃上げの流れなどを後押ししていき、来年以降、物価上昇を上回る賃上げを定着させていく」と述べた。会期末まで1週間を切った終盤国会。政治資金規正法の改正案について、自民党は、あさってにも成立させたい考え。自民党・石井参院国対委員長と立憲民主党・斎藤参院国会対策委員長が会談。自民党はあす、参議院の特別委員会で岸田首相に出席を求めて質疑を行ったあと、法案を採決することを提案。これに対し、立憲民主党は質疑を行うことは受け入れたものの、採決については岸田首相の答弁を踏まえて判断したいとして応じず、引き続き協議することに。また立憲民主党は終盤国会の対応を巡って執行部が協議。岸田内閣に対する不信任決議案を提出するかどうかについて、岸田首相が出席するあさっての党首討論などの内容を踏まえて、判断することを確認した。一方、自民党内からは岸田首相の「退陣」を念頭にした発言も。自民党(麻生派)・斎藤洋明衆議院議員の会合で、政治とカネの問題を巡り「原因究明と処分が十分なされていないというのが国民の評価であり実態。無理やり政治改革をしても、国民の理解は得られない」と指摘した上で「岸田総裁は岸田総裁の考えのもと頑張っているが、こういう状況に至った責任は最終的に誰かが取らなければいけない」と述べた。これについて岸田首相は「様々な声が党内外からあることは謙虚に受け止めなければならない。どういった責任を果たしていくべきなのか、しっかりと考えていきたい」と述べた。自民党・麻生副総裁と岸田首相は、緊密に連携しながら政権運営に当たってきたが、党内からは「政治資金規正法の改正論議を通じて、距離が生じている」という指摘も出ている。
路上飲酒のルールが厳しくなる。去年のハロウィーンの時期の東京・渋谷の様子では、路上で飲酒している人が多く見受けられる。渋谷駅周辺では、こうした路上飲酒が日常的に確認され、問題になっているとして、年間を通じて禁止する条例の改正案が、きょう可決された。可決された条例の改正案では、路上での飲酒の禁止を通年に拡大。対象区域も拡大。新たに渋谷区役所周辺や渋谷ヒカリエなどがある渋谷駅の東側も禁止の対象となる。時間帯は、午後6時〜翌朝午前5時まで。区のパトロールが見回って、路上飲酒をしている違反者に指導を行うが、罰則規定についてはこれまでと同様、盛り込まれていない。路上飲酒の規制強化を要望していた地元の商店街。渋谷センター商店街振興組合・鈴木達治理事長は「路地に入った所にゴミが置かれていく。清掃部隊が追いつかない」と語った。最初に条例が制定されたきっかけは、2018年のハロウィーン。軽トラックが横転させられるなどの混乱が起き、翌年、渋谷区はハロウィーンや年末年始は路上や公園での夜間の飲酒を禁止する条例を制定。路上飲酒が再び問題になったのは去年、新型コロナの5類以降後。外国人観光客が増える中で、SNS上で渋谷は路上で飲酒できるという情報が急速に広がり、外国人や若者による路上飲酒が目立つ状況となっている。条例はことし10月から施行される予定。東京・新宿区でも条例案が区議会に提出されている。ハロウィーン期間を中心に、歌舞伎町周辺で路上飲酒を禁止する方針。
イスラエルのメディアは17日、イスラエル・ネタニヤフ首相が、前日の会合でガザ地区での軍事作戦にあたって重要な意思決定をしてきた戦時内閣を解散したと報じた。ネタニヤフ首相を支える連立政権は、これまでどおり維持され、今後、軍事作戦に関する重要な意思決定は、首相とガラント国防相、そして関係する高官による小規模な会議で決定されると見られている。ただ連立政権にはイスラム組織ハマスとの間の停戦と人質解放を巡る交渉に反対する極右の閣僚もいるため、今後こうした閣僚の発言力がさらに強まることも予想される。
世界の軍事情勢を分析するスウェーデン・ストックホルム国際平和研究所は年次報告書を公表し、世界の核弾頭の総数は、ことし1月時点の推計で、去年より391発減り、1万2121発だったとしている。3904発が実戦配備済みの状態となり、ロシアや中国でミサイルなどへの搭載が進んでいると見られ、去年と比べて60発増えていると指摘し、「人類史上最も危険な時期の一つにいる」と警鐘を鳴らしている。
海上自衛隊は、中国が威圧的な行動を強めている南シナ海で、きのう米国、フィリピン、カナダの海軍と初めての共同訓練を行ったと発表した。訓練はこの4か国による初めての海上協同活動と位置づけられ、互いに通信を交わしたり、隊列を組んで航行したりして、連携を確認したという。海上自衛隊は「同盟国や同志国と連携を強化し、地域の平和と安定、海洋秩序の維持強化に貢献していく」としている。
富士山の山梨県側では、登山者のマナー違反が問題となったことから、きょう5合目に登山者数を管理するためのゲートが完成した。山梨県は山開きの来月1日から、1日当たりの登山者数の上限を4000人とし、午後4時〜午前3時までの間はゲートを閉めるほか、1人当たり2000円の通行料を徴収する。山梨県富士山保全観光エコシステム推進グループ・大谷和生政策企画監は「しっかり登山計画を立てたうえで安全で快適な富士登山を楽しんでもらいたい」と語った。
多様な働き方が広がる中、働く人たちをターゲットにしてきた栄養ドリンクの市場が縮小している。第一三共ヘルスケアは、印象的なキャッチコピーでバブル期の象徴とされた栄養ドリンク「リゲイン」の主力品、50ミリリットル入りの出荷をことし4月に終了。大正製薬も「リポビタン」のブランドで運動の前に飲む清涼飲料水や手軽に飲めるゼリータイプを展開するなど、各社は対応を迫られている。
全国の天気予報を伝えた。
現地は父の日。観客にはドジャースのマークが入った麦わら帽子が配られた。ドジャース3−0ロイヤルズ。2番で先発出場の大谷は3回、18号先制ソロホームラン。飛距離137.4m。大谷にとっては、今シーズン2番目に大きなホームランだった。6回に2打席連続の19号ソロホームラン。これでホームランリーグトップ(ブレーブス・Mオズーナ)に1本差に迫った。大谷の活躍で、ドジャースはロイヤルズとの3連戦勝ち越し。大谷選手は「あそこの方向に飛距離が出ていることはいい状態」と語った。
サッカーの日本代表として歴代3位の50得点をマークし、今シーズンかぎりで現役を引退した岡崎慎司選手が引退会見で語ったのは、泥臭いプレーを支えた反骨精神だった。岡崎選手は「ひざの痛みを抱えながらプレーしていた。ファンが応援してくれたからこそ走りきれた。本当に感謝している」と語った。38歳の岡崎選手は、2010年の南アフリカ大会から3大会連続でW杯に出場。日本代表としてマークした50得点は、釜本邦茂さん、三浦知良選手に次いで、歴代3位の記録。代名詞となったのが、このダイビングヘッド。2016年には、イングランドプレミアリーグのレスターで初優勝を経験。低迷していたチームの快進撃を支えた。印象に残るシーンについて、このシーズンに決めたオーバーヘッドでのゴールを挙げた。「ゴールという結果を残すことで、試合途中で交代することが多かった自分への評価を変えたいと考えていた」と語った。今後はドイツ6部のクラブの監督として指導者の道に進む。
パリ五輪での活躍が期待される選手を紹介。柔道男子81キロ級・永瀬貴規選手。東京五輪で金メダルを獲得した30歳は、みずからの原点とする粘り強い柔道で連覇を狙おうとしている。永瀬選手は「五輪が世界一を証明する大会。それが原動力」と語った。巧みな組み手で粘り強く攻め、優位な形を作るのが持ち味。得意の足技もさえ、この階級では日本勢として5大会ぶりの頂点に立った。東京五輪以降は苦しい柔道が続いた。去年12月の国際大会・グランドスラム東京は3回戦で敗れるまさかの結果。苦しむ中で意識したのは、受け身ではなく、粘り強く攻め続ける姿勢。ことし3月の国際大会は延長戦にもつれる試合も制して勝ち上がっていった。延長戦になった決勝では、東京五輪以来となる国際大会での優勝を果たした。原点を見つめ直して臨む3回目の五輪。永瀬選手がパリの舞台で見せたい姿とは「私らしく!!」で「自分の柔道が正しいと証明したい」などと話した。
男子ゴルフの海外メジャー大会・全米オープン選手権最終ラウンド:1位・ブライソンデシャンボー(米国)、2位・ローリーマキロイ(英国)、6位・松山英樹。松山選手は13番をバーディーとするなどした。松山選手は「徐々に進歩してきている感じはする」と語った。松山選手は、来月のパリ五輪に出場する意向を示した。前回の東京五輪ではプレーオフで敗れ4位。
米国女子ツアー最終ラウンド:優勝・リリアブ(米国)、8位・古江彩佳、25位・西村優菜、34位・西郷真央、41位・渋野日向子。古江彩佳は17番をバーディーにするなどした。古江選手は出場した4大会連続で10位以内に入った。古江選手は「あがり方は良かったので、来週(海外メジャー)まで続けていけるように頑張りたい」とコメント。
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- ミシガン州(アメリカ)古江彩佳
天気についてトーク。星アナは「大雨への備えが必要です」などと話した。