- 出演者
- 眞鍋かをり 高橋茂雄 織田信成 鈴木ゆうか 藤岡真威人
当て皮の和紙は明治時代の大福帳の紙を使用する。当時の和紙は良質な楮を使用している。和紙を50枚貼るのに最低50日間必要。漆を塗り重ねて当て皮ができる。後藤さんは摺師が一日使う道具のため軽く弾力性が必要と説明。そして作品の仕上がりを左右するのがばれん芯。福岡・八女市のみで生育するカシロダケを使う。約10年前に生産者が廃業、後藤さんは自らカシロダケの竹林を整備している。使える僅かな部分のカシロダケをカットし水に浸してさらに選別する。細く割いた竹の皮でばれん綱を編む。さらに合わせて太いものを作っていく。円形に巻いたら完成。
後藤さんは中身が違う5つのばれんを用意。違いはばれん芯。摺師は場所によってばれんを使い分けるという。ブノワさんが試してその違いを体験した。その後ブノワさんと後藤さんは月京で乾杯した。後藤さんはブノワさんにカシロダケをプレゼントした。
7年後、後藤さんは内緒でフランスへ。ブノワさんはばれんを作っているが自分の竹皮のばれんでは濃くならないという。後藤さんはばれんの補修を伝授する。ボルドー地方セロンス、ブノワさんの自宅を訪れた。ブノワさんの浮世絵は木版画全集に掲載されている。
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- Potemkine Filmsカシロダケシャルル・ド・ゴール国際空港セロンス(フランス)パリ(フランス)ブルターニュ(フランス)メキシコルーヴル美術館三船敏郎大磯町(神奈川)成田国際空港羅生門黒澤明
ばれんは極力薄い竹皮の方が性能を活かすことができる。包み皮が厚いと和紙に圧を与えるばれん芯の効果が伝わらない。後藤さんからブノワさんへ補修に10年分は仕える量の50枚の皮白竹がプレゼントされた。包み皮の交換の練習を行った。
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- カシロダケ
息子のアルモンさんは20歳になり、フレンチレストラン勤務という。その夜歓迎会が開かれた。トリュフ入りの生ハムや自家製フォアグラなどを紹介。月京のアルコールは18度。
ブノワさんはシャマリエール市開催の木版画展覧会に招へいされ15版の新作版木を準備する。摺りの工程を後藤さんにお願いしたいという。北斎ブルー藍色の一色摺りで作る。
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- シャマリエール(フランス)
驚きの共同作品が完成した。
ウイングマンの番組宣伝。
フランスサッカー界のレジェンド、ウジェーヌ・マエスの作品が完成した。フランスの美術館や画廊が所蔵する江戸時代の貴重な浮世絵が見られる特別展示に展示された。別れの時、後藤さんはブノワさんに手紙を読んだ。
「良い道具を作れ」と師匠に託された形見分けの本ばれんを後藤さんはブノワさんにプレゼントした。後藤さんはパリ取引先の画材店に挨拶もした。
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- パリ(フランス)
世界!ニッポン行きたい人応援団の次回予告。
YOUは何しに日本へ?の番組宣伝。
ワールドビジネスサテライトの番組宣伝。貸金庫窃盗問題で謝罪。