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オープニング映像。
広島・尾道市の真人さん真理さん夫婦が営む醸造所「尾道ブルワリー」では、タップルームでできたてのクラフトビールを味わうことができる。レモンを使った尾道エールやチョコレートを使ったくろねこカカオ、いりこを使ったビールなどがオススメ。以前はガラス問屋だった建物を活かし、3か月かけて改装した。大学の同級生だった2人。真人さんは食品物流会社、真理さんは旅行会社に勤めていた。真人さんが28歳のときに結婚し子どもも生まれた。真人さんが体調を崩したことをきっかけに、真理さんはビール作りを提案。真理さん57歳、真理さんで会社を退職。栃木県のブルワリーでビール作りを学び、2020年8月に尾道市に移住した。2021年2月に尾道ブルワリーをオープンした。市内の飲食店をはじめ48店舗で扱ってくれるようになった。
尾道ブルワリーでは尾道産ライムと尾道産の塩を使ったビールを仕込んだ。まずはお湯に麦芽を入れて撹拌。ガスの直火で温度を上げる。麦汁の甘さが重要になる。2時間ほど煮沸したらペレットホップとライムの皮、塩を加えて煮込む。市内の農園「ピッチフォーク ファームズ」では尾道ブルワリーの麦芽かすで堆肥を作っている。移住を迷っていた夫婦が尾道に下見に来たときに立ち寄った「Smoke&Bar ARPEGGIO」の奥田さんは、物件を教えてあげた恩人だった。
長崎で漁師をしている浩太郎さんは、深堀町の自宅で妻の裕美さんと干物を作っている。福岡出身の浩太郎さんは20歳のときに長距離トラックドライバーになった。27歳のときに友人の紹介で出会った裕美さんと結婚。2007年に愛知・豊田市に移住。海の近くでのんびりしたいと考えていた浩太郎さんは41歳で運送会社を退職。42歳のとき漁業研修先を探し、43歳で深堀町に移住し漁業研修を始めた。2019年で漁師として独り立ちした。浩太郎さんはカキの養殖もしており、漁協施設の一部を借りて始めた直売所で販売している。
浩太郎さんの新たな取り組みはカキ小屋。毎年盛大にカキ祭りを開催したいと考え、長崎市みなと青壮年部会深堀の仲間たちにカキを振る舞った。
次回予告。