- 出演者
- 宮崎慶太 池田伸子 伊藤海彦 志賀隼哉
オープニング映像。
15時台、熊本地震のお便りで発生した時間を間違ってお伝えしたと訂正した。世界中に自慢した地元の料理をメールやFAXで募集している。
- キーワード
- 平成28年熊本地震
経済マーケットについて坪井宏彰が解説。日経平均株価は400円以上値上がりした。円安が進行していることや半導体関連の銘柄が買われた。為替は膠着している。鈴木財務大臣が円安を牽制する発言をし、152円を超えるかどうかが焦点となっている。日本橋の兜町は金融市場の中心地として発展してきた場所で、多くの証券会社が軒を連ねていた。1999年に株取引の自動化が進んだことで立会場が閉鎖され、インターネットの普及などもあり近辺の証券会社は減っている。2021年に出来た複合施設の「KABUTO ONE」では1階部分にマーケット情報が大型ディスプレイに映されている。他にもカフェなどが出来ており、来年には外資系のホテルも出来る予定。
あす韓国総選挙の投票とあって各候補者は最後の訴えを各地で行っている。記者の後ろでは与党候補者の陣営が有権者に支持を訴えている。与党は赤、最大野党は青のジャンパーを着ているので街中を歩くとジャンパーを着た人が色んな支持を訴えている様子を目にすることができる。韓国の選挙戦の特徴は歌って踊る。各地の選挙集会の場所で繰り広げられている。音楽は候補者の名前や政策などを訴えて韓国で人気の歌謡曲などをアレンジしたり替え歌にしたりして陣営が音楽に合わせて踊って盛り上げる。歌って踊る選挙戦は1997年の大統領選挙から始まった。日本と比べると投票率は高い。期日前投票は過去最高に。政治に対して市民が社会を変えていくために投票するという気持ちが非常に強いと言える。ただ、今回の選挙戦は政策の議論より与野党が非難の応酬を繰り返している。国民の力のハン・ドンフン氏は共に民主党のイ・ジェミョン氏を「犯罪者」と批判。その理由は不正疑惑で裁判をしているため。そして野党が展開しているのが長ネギ。ユン・ソンニョル大統領が3月に農協系のスーパーを訪れた時に長ネギが1束が日本円にして100円くらいの価格で売っていた。色んな割引や政府の補助などがあったが通常の価格よりも破格の安さだ野党はこれをもって「庶民感覚がない」との主張を展開してユン・ソンニョル政権への攻撃を始めた。野党の代表が遊説先で事あるごとに長ネギを手にして政権の批判をするというようなことも行っている。2大政党制の他にチョ・グク氏が率いる祖国革新党が各種世論調査でも支持率を伸ばしている。チョ・グク氏は閣僚当時に子供の入学に関する疑惑がタマネギの皮を剥いても剥いても出てくるかのようなことに例えて「タマネギ男」との表現で韓国で大きく呼ばれ日本にも伝えられた。このチョ・グク氏も長ネギを持ってユン・ソンニョル政権の批判を各地で展開している。日韓関係に詳しい韓国の専門家は「ユン・ソンニョル大統領の対日外交は信念に基づいて行なわれていて選挙の結果がどうであれ外交方針は一貫して維持されるだろう」と指摘している。
4月からスタートしたアニメの「烏は主を選ばない」は、阿部智里の八咫烏シリーズが原作で、これまで12巻出ておりシリーズ累計で200万部を突破しているファンタジー。人間の姿に変身する八咫烏の一族が縦横無尽に飛び回るストーリー。主人公は次の金烏となる若宮の側近の雪哉で、この2人の声優が作者と対談している動画がホームページに投稿されている。次回の第2話は雪哉と若宮の運命的な出会いが描かれている。「烏は主を選ばない」は土曜夜11時45分から放送。NHKプラスでも配信中。
4月7日放送の「クラシック音楽館」では指揮者のトゥガン・ソヒエフが定期公演に登場し、カルメン組曲やマ・メール・ロワを披露した。「クラシック音楽館」はNHKプラスでも配信中。
東京・江戸川区から中継。宮崎慶太はインドのお菓子を取り揃えている店舗に訪れた。ひよこ豆粉を使用したお菓子を食べた宮崎慶太は「ひよこ豆の優しい香りがガムシロップと一体になっている。」などと話した。基本テイクアウトだが、2階にイートインスペースもあり、現在36種類程のお菓子を提供している。
福島県会津地方では彼岸獅子と呼ばれる伝統芸能が3月の彼岸の時期に行われている。彼岸獅子の昭和50年放送の映像が流れた。北会津村の小松は彼岸獅子の伝統を守ってきた村。彼岸獅子はお彼岸の中日にその年の五穀豊穣・家内安全を祈って踊る獅子舞。獅子頭は彼岸が近づくと箱の中で音を立てて外に出たがると信じられている。小松彼岸獅子の踊りは会津の彼岸獅子の中でも特に踊りが激しく難しいと言われている。会津若松への長い道のりを通り囃子に乗って休まず行進するのが小松獅子団の昔からの習わしとなっている。獅子はあちこちの街角などで家内安全を祈って踊り、この日は小松獅子団と東神指獅子団が共演した。
福島県の小松では現在も彼岸獅子の伝統が続いている。昭和50年の当時笛の担当をしていた高野悦男さんは、笛や舞など指南役を努めている。これまで農家の長男が獅子舞を受け継いできたが、跡取りが減り継承が難しくなっている。そんな中、新たな後継者として川口晶子さんが舞の練習に取り組み、3月20日に披露した。よみがえる新日本紀行は13日朝5時27分から放送。
視聴者からの意見を紹介。兜町は自身の務めていた会社があったので特集が嬉しかったが、株や為替を分かりやすく解説してほしいという声が聞かれている。新NISAについては、同じくらい社会保険料や税金についての取り扱いを増やしてほしいとの意見が出ている。三輪誠司に対して、シブ5時の時に三輪さんの解説のお陰でDXの理解が深まったとの声が寄せられた。世界中に自慢したい地元料理として、大分県名物の「やせうま」は小麦粉を練ってきしめんのようなものに甘いきな粉をかけたものと紹介された。
東京・上野にある上野動物園のサル山は昭和7年に完成し、動物園に現存する最古の展示施設となっている。コンクリート製の岩山の作りはサルが観察しやすくなっているが、老朽化を理由にリニューアルすることになった。新しい施設は猿が厳しい暑さを凌げるようにサル山を取り壊し、日陰ができやすい擬木を植えた森のような作りになる計画。また、地面には照り返しなどで暑くなりにくい素材の活用が検討されている。ニホンザルは寒さには強いものの汗をかかない為、暑さには弱いという。地球温暖化などの影響で平均気温が上昇する中、夏になるとコンクリートによる照り返しもあってサル山では40℃を超えることもあり、暑さ対策が課題となっていた。
リニューアルの元になる動物の福祉と呼ばれるものはイギリスで始まった考え方で、2015年にはWAZAが指針を出し、世界中の動物園などで急速に取り入れられるようになった。札幌市にある円山動物園では2015年にサル山の暑さ対策として地面をコンクリートから芝生に変えた。また、大牟田市動物園では来園者が触ることが出来るモルモットはストレスをかけないように、自らそのスペースに入っていたモルモットだけにしている。旭川市にある旭山動物園ではヒグマが窮屈に感じないよう、2022年に展示スペースを3倍に広げた。上野動物園のサル山の工事は早ければ来年3月頃から始まり、約1年で完了し、期間中サルは臨時の施設で展覧される予定。
ニュースーンへの質問・感想を紹介。宮崎県のクマパパさんから宮崎アナウンサーに対して、生中継のインタビューやお店のアポ取りは大変でしょうが、めげずに頑張ってくださいなどと声が寄せられた。アニメ「烏は主を選ばない」について志賀隼哉は「声優の入野自由さんは千と千尋の神隠しでハクの声を担当、田村睦心さんはジョジョシリーズのエルメスの声を担当しており、そういった部分も楽しめた。」などと話した。