- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
今日の東京株式市場はトランプ政権がカナダとメキシコに発動した関税措置のうち、自動車については1ヶ月間対象から除外すると発表したことから自動車関連の銘柄が買われ日経平均株価の終値は286円ほど値上がりした。
経済部・米田亘が解説。年収の壁は衆議院で修正案が可決され、所得税がかかり始める年収が160万円に引き上げられる。また、アルバイトで働く学生などが年収103万円を超えると扶養から外れて親の税負担が増えることへの対応として、子どもの年収要件を150万円に引き上げる。これらの改正は今後参議院で可決、成立した場合、ことし1月からさかのぼって適用される。また、所得税を計算する際にあらかじめ差し引く基礎控除を年収に応じて段階的に引き上げる。年収ごとの減税額を紹介。かなり複雑なことは石破総理も認めていて、第一生命経済研究所主席エコノミスト・星野卓也さんも「制度の中身が伝わらないと、今後も税金がたくさんかかるのではという心理的な壁が残る」と指摘。さらに「年収の壁の問題は所得税以外にも住民税や社会保険料に関しても存在する。財源の在り方も含めて、一体的に議論を進める必要がある」と指摘している。
これまで紹介したコンテンツの中で、誘導数(ネット動画に案内する二次元コード)が最も多く読み取られたコンテンツを発表。
第3位は「腰痛体操」(「きょうの健康」から)。第2位は「睡眠改善ヨガを伝授!」。第1位は「これで改善!ひざの痛み徹底対策」。1位のこれで改善!ひざの痛み徹底対策を紹介。中高年のひざの痛みの原因として最も多いのは変形性ひざ関節症。50歳以上の2人に1人にみられ、進行すると関節軟骨が無くなり骨と骨が直接接触して強い痛みが生じる。まずは整形外科などを受信して正しい診断を受けることが痛みを解消する第一歩。変形性ひざ関節症に有効なのが、適切な運動療法を行うこと。改善効果は高いと言われ、痛み止めののみ薬と同じくらいの効果があるとされる。ひざの痛みを解消するストレッチ。仰向けに寝て片脚を曲げ両手で抱え胸の方へ引き寄せる。この動作を繰り返す。この時手ではなく脚の力で引き上げるのがポイント。ひざは痛みが出る少し手前まで曲げる。反動はつけずゆっくりと行う。片脚につき1日20回行う。続いてはひざの痛みを解消する脚上げ運動。この運動では大腿四頭筋を鍛えることでひざが安定し歩く衝撃を軽くすることができる。仰向けの姿勢で片ひざを曲げる、反対の脚を伸ばしたまま上げて曲げた脚と同じ角度になるように。この状態で5秒間キープしゆっくり下ろす。1日20回ほど繰り返す。筋肉が付けば回数を増やしていく。次はひざの痛みを解消スクワット。この運動では下半身全体を鍛えることで坂道や階段が下りやすくなる。スクワットは転倒のおそれがあるので心配な人はつかまるものがある場所で行う。肩幅に脚を開いてまっすぐ立ち、ひざとつま先は同じ方向に。ひざがつま先より前に出ないようにゆっくり腰を下ろす。この時ひざが開いたり内側に入らないよう注意。痛くなる手前まで曲げれば十分、常につま先が見えているように。1日20回繰り返す。筋肉が付けば回数を増やしていく。ひざの痛みにはリューマチ・痛風などもありまずは受信して原因を知ることが大切。
伊藤海彦は、こんなに健康に関心があるなら新年度からニュースーンの中でも健康コーナー作った方が良いのではと話した。
BSプレミアム4K「週刊4Kふるさとだより」を紹介。香川県三豊市志々島で、島民に向けた手書きの新聞に短歌を寄せている100歳の上田富子さんを取材した。毎月貼り出される志々島新聞の短歌のコーナーは7年間続いている。上田富子さんの短歌は自己流。島で生まれ育ち、夫婦で70年商店を営んできた富子さんが短歌を始めたのは90歳のとき。夫が入院するため島を離れたことがきっかけだったという。上田富子さんは、一人になってさみしいからなにかしようと思った、夫が施設に入っているときには短歌を見せにいくとほめてくれてうれしかったと話した。夫が亡くなり店は畳んだが、短歌は続けている。今では島の暮らしに彩りを与えてくれる。家での何気ない日常も短歌に変わる。この日読んだのは長年使い込んできたミシンの歌。富子さんはこれからも出来る限り短歌を作り続けていきたいという。富子さんは、はたから見たら甲斐ないことばかりだけど、私はそれでも自分がこれだけ出来たらえらいえらいって満足してるんですと語った。取材した松永佳奈子カメラマンは、短歌のひとつひとつには島の暮らし島の人たちとの時間を大切にしたいという富子さんの思いが込められていると感想を語っている。島の人達によると、同じ島で生活しているからこその共感や発見があると話している。
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週刊4Kふるさとだよりは3月8日土曜午前9:00放送。