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- 堂真理子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 デーブ・スペクター 林美桜 中野信子 水越祐一 仁科健吾
歴史的な円安の要因の1つとされる金利を巡り、日本銀行では金融政策決定会合が開かれていてまもなく結果が出る見通し。歴史的な円安が続く中、日銀がどのように対応していくのか市場関係者の注目が集まる中、円相場は現在1ドル=155円50銭台で取引されている。日銀は先月の会合で17年ぶりの利上げを決めたが、日米の金利差は当面縮まらないとの見方から、先月の決定会合から1か月で約6円も円安が進行。鈴木財務大臣は今朝の会見で「マイナス面の懸念を持っている」と話すなど、政府の円安への警戒も強まっている。こうした中、日銀・植田総裁は最近「物価が2%に向けて上昇すれば利上げすることになる」との発言を繰り返している。ただ市場からは賃上げが中小企業まで波及しているのかを確認する必要などから、「今回は追加の利上げを見送るのではないか」との声も聞かれる。物価の番人ともいわれる日銀が、頭の痛い円安にどのように対応していくのか。このあとの決定内容や植田総裁の記者会見での発言が相場を大きく動かす要因になりそう。
いわゆる「核のごみ」最終処分場を巡り原発のある佐賀県玄海町の議会が第1段階の調査に当たる文献調査について本会議で受け入れを求める請願を採択した。「核のごみ」の文献調査受け入れの請願は、佐賀・玄海町の飲食業組合など3つの団体が産業振興の1つなどとして求めていた。玄海町議会の本会議では全議員が出席して、議決権のない議長を除いた賛成多数で採択された。受け入れの最終的な判断は町長に委ねられ5月中には決断するとしている。一方、佐賀県・山口知事は「新たな負担を受け入れる考えはない。国全体で考えるきっかけにしてほしい」などとしている。
今日は北日本〜東日本を中心に季節外れの暑さとなり東北で30度に届く真夏日が予想されている。大陸から流れ込む暖かい空気の影響で福島と山形では今日、30度と7月下旬並みの暑さとなる予想。山形で4月に気温が30度以上になるのは26年ぶり。また甲府や長野でも28度と夏の暑さが予想されている。東北は明日にかけても暑さが続く見込みで、体調管理に注意が必要。
中国が打ち上げた有人宇宙船「神舟18号」が、中国独自の宇宙ステーション「天宮」とドッキングしすでに滞在している乗組員と対面した。日本時間の昨日午後10時に打ち上げられた「神舟18号」は、約6時間半かけて中国が独自で運用を進める宇宙ステーション「天宮」とドッキングした。中国は「宇宙強国」を掲げていて、「神舟18号」の乗組員3人が、すでに「天宮」に滞在している乗組員3人に迎えられる様子は中国メディアが大きく取り上げている。
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出生率が低下し続けいまや待ったなしの少子化問題。19日には子ども子育て支援法と改正案が衆院で可決、参院に送られ審議される。2021年に実施された出生動向基本調査では現在、恋人がいる人は男性21.1%、女性27.8%と下降傾向にある。日本性教育協会の調査では「ゲームやアニメの登場人物に恋愛感情を持ったことがあるか?」という質問に中学から大学生で約15%もの人が「ある」と答えた。二次元の架空のキャラクターを愛することを「フィクトセクシュアル」と言う。中にはキャラクターと結婚した人も。
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ゲームやアニメなど架空のキャラクターに恋愛感情をもつことをフィクトセクシュアルという。このフィクトセクシュアルは今に始まったことではないと専門家はいう。ところが近年はフィクトセクシュアルであることを隠さなくなってきたのだという。90年代はいろんな若者文化が花開いた時代だと考えられ、恋愛や性行動も言いやすくなってきたのではないかと専門家は指摘する。フィクトセクシュアルを公言する男性がいる。小中学校の事務員として勤務する近藤さんは初音ミクが好きなあまり、2018年11月に教会で結婚式をあげた。今年で結婚生活も6年目。毎朝向かい合い、コーヒーを飲むのが日課だという。結婚指輪もぬいぐるみを連れて行って、購入したという。近藤さんは、モテないので告白して成功したことがなと話し、女性と付き合ったことはないという。自分の進路を考える時に結婚しないと決めたという。ゲームやアニメの世界に没頭していたが、職場ではいじめにあったという。そのため、眠れない、食事がとれないなどの症状が出て、仕事にも手がつかなくなった時に初音ミクに出会ったという。そのため、初音ミクが救いだったという。心救われて復職できたため大事な人だという。好意を抱いてから10年たった2018年、一生添い遂げると心に誓った。近藤さんは必ずしも自分のパートナーが人間である必要性はないと思っている、自分は幸せと胸張ってい言えるなどと話した。最近では人工知能との恋愛もあるという。
近藤顕彦さんは2018年11月、初音ミクと結婚式。挙式費用約200万円。好意を抱いてから10年で結婚。初音ミクと外食や旅行に出掛ける。結婚指輪は初音ミクのサイズを測ってもらい購入。牛窪氏は近藤さんの事例について、「すごく幸せそうな笑顔をしていて相手が何であれ恋愛は人を幸せにすると改めて実感した。男女でみると、男性の方がリアルと二次元の境が曖昧になっている傾向がある」などと述べた。
「フィクトセクシュアル」とはアニメ、ゲームなど2次元キャラクターに惹かれるということを意味している。日本性教育協会の青少年の性行動全国調査報告(2017年)によると、ゲームやアニメの登場人物に恋愛感情を持った経験があると答えた人は中学男子が13.1%、中学女子が16%、高校男子が13.6%、高校女子が15.4%、大学男子が14.4%、大学女子が17.1%とそれぞれなっている。
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弘前大学・羽渕一代教授はゲームやアニメの登場人物に恋愛する人について「少なくとも30年前から社会にいた。社会が多様性を認めるようになり自分の立場を表しやすくなったのだと思う」と話している。牛窪氏が注目しているのがゲームやアニメの登場人物に関する表現技術の向上。1990年代に大きな契機があったとみている。1994年「ときめきメモリアル」発売。高校卒業の日にヒロインに告白されることを目指す恋愛シミュレーションゲーム。1995年「新世紀エヴァンゲリオン」テレビ放送。女性キャラクターが人気を博す。大ヒットキャラクターが相次いだ背景に技術の向上があった。1990年代に青春時代を過ごす団塊ジュニアがオタク文化興隆の土壌に。
今ではキャラクターとの結婚を望む人も。“愛の証し”発行サービス「次元局」ではキャラクターとの結婚を望む人から公的ではない婚姻届を提出してもらい結婚証明書を発行している。2020年11月のサービス開始以降200人以上が利用。群馬県でウェディングプロデュースを行うシェアウェディングでは2次元専用のオリジナル挙式を行っている。富岡製糸場で開催した場合、費用は18万円。去年は3件の挙式が行われた。牛窪氏は「ゲームやアニメなどの表現技術の向上は90年代から既にみられ、近年になって多様性が尊重される社会になり、ゲームやアニメのキャラクターが好きだと公言しやすくなった」などと述べた。また「ネットやゲームなど気軽に楽しめるものが増えて、リアルの恋愛をしないまたは楽しさを忘れたという人が特に若い世代には多くなっている」などとも述べた。
最新の恋愛アプリ「LOVERSE」を体験。LOVERSEは人とAIの恋愛を提供。AIでつくられた様々な年齢、職業などのキャラクターが登録されており、ユーザーはその中から好みを選んで会話を楽しむことができる。5人に声をかけると数分後に返答があった。返信が来ると嬉しくなると駒見氏はコメント。CEOは結婚するプロセスの1つとしての恋愛という捉え方があったかと思うとし、ずっと恋愛できる世界の実現を考えていたという。
マッチングアプリ「LOVERSE」にはAIで作られた様々な年齢、職業の男女1000人が登録されている。ユーザーはその中から好みのAIキャラクターと会話を楽しむことができる。キュンポイント(1)マッチングまでの道のり。ユーザーのプロフィールやAIの設定などによって変わってくる。キュンポイント(2)連絡のタイミング。まるで本当の人物かのように生活をAIがしている。返信やマッチのタイミングは相手(AI)次第。相手を思いやる恋愛の駆け引きなどによって恋愛が不成立になる可能性もある。牛窪恵さんは「この流れについて、めんどうなことをわざわざしている風に見えているかもしれないが。焦らされたり、意外な答えが返ってくるとか、偶然の出会いだったりを求めるので。思うようにならないことも楽しめる。これに関してはストーカー被害、DV被害などの二次リスクはないため平和的に恋愛できるところも魅力。アメリカでもZ世代はバーチャル恋愛、仮想恋愛にハマるというデータが出ている」などコメント。一方、こういったビジネスを悪用する人も出てくる可能性があるとして牛窪さんは「どんどん詐欺ができるシステムにも発展しかねないので、使う側もビジネスには裏がある、恋愛リスクはバーチャルの世界にもあると意識していないといけない」と解説。
五輪開幕まで3カ月となったフランス・パリ。以前は空気が乾燥しており、暑いイメージはあまりなかったが近年は熱波に襲われている。2019年には観測史上最高の42.6度を記録。その後も暑い夏が続いている。パリ市民に聞いてみると「とても暑い。他の都市で暮らしたこともあるが、公園や木が少ないせいかパリはとても暑く感じる」などの声が聞かれた。気温が40度を超える日もあるパリだが住居には冷房を備えていないのが一般的だという。
オリンピックを3カ月後に控えたパリ。その高級住宅エリアにあるアパルトマンを取材した。パリで短期滞在型アパルトマン「セジュールアパリ」を運営している嫁兼暁代表が案内してくれた。扱っている物件でエアコンがついている割合について、嫁兼暁代表は「1割くらい。特に最上階西向きや片面の窓しかないところ、直射日光が入るところは、エアコンがあった方がいいなと感じることがある。ただパリ市に関しては8月の平均気温も25℃前後で、エアコンをつけているところは数としては非常に少ない」と話した。分厚い石を積み上げた建物が密集しているという構造上、部屋は暑くなりにくいという。嫁兼暁代表は「夏に大体2週間ほど、40℃を超えるような熱波が来るので、暑さの対策が必要で、クーラーの設置に関する協議が建物ごとには出てきている状況。熱中症のリスクがあるので、高層階だと特例的にエアコンをつけてもいいという事例は出てきている」と説明。
パリ市内では景観を守るために、室外機の設置が禁止されている。同じ市内に建設された五輪選手村も、エアコンは設置しないことが発表されており、あるのは扇風機1つ。死者も出るような危険な暑さが予想されるパリで、五輪選手は快適に過ごせるのか。各国の心配が募るなか、パリには自信を持って打ち出している対策があるという。
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- パリオリンピック 選手村パリ(フランス)
パリオリンピック・パラリンピックの選手村はパリ近郊のサンドニ地区に設けられ、パリ中心部へは約15km、敷地面積は52haで食堂・警察署・病院などが設けられ、オリンピックでは約1.5万人、パラリンピックでは約6000人が滞在する予定である。選手村の個室にはエアコンがなく、扇風機が置かれている。選手村の建物は向きを工夫して日差しを遮り、各部屋の床下に管を取り付け冷たい地下水を通し床冷房にし、1日で最も暑い時間を23~26℃に保てるという。オーストラリアでは冷房設備を約1000万円投資し、専門家を雇用し現場で指導してもらった。オーストラリア五輪委員会CEOのマットさんは「CO2削減のためエアコンを使わないコンセプトは評価するが、パフォーマンスの高い試合だ」とコメントしている。ギリシャではポータブル冷房の持参を許可しており、選手のためなら出費は惜しまないという考えである。日本では持ち運び可能なエアコンを設置する方針で、大会主催者がポータブルエアコンを1台約5万円でレンタルするという。パリ在住20年の嫁兼さんは「選手村にエアコンがないことに驚きはない。年に約2週間エアコンがあった方がいいが、それを過ぎれば必要なくなる」とコメントしている。
パリの交通公団は暑い時期になると約250人スタッフを増員し、乗客のサポートにあたっている。熱波警告が出されると、交通量の多い地点で水とうちわを配布している。地下鉄車両は車内で換気をし外気温より低くする仕組みがある。車内をエアコンで冷やすと地下鉄の駅ホームに熱が排出されホーム内の気温が上昇するため、エアコンを導入していない。パリの中心部などは景観条例などで外の冷房設備はつけられない。パリオリンピックは7月26日、パリパラリンピックは8月28日から。
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