2024年10月31日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日

大下容子ワイド!スクランブル

出演者
島本真衣 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 森葉子 水越祐一 柳澤秀夫 仁科健吾 能條桃子 
NEWSドリル
自民と国民民主 連携へ 幹事長と国対委員長会談

立憲民主党の野田代表は政権交代実現に向け、総理大臣指名選挙での協力を他の野党に呼びかけている。一方、先ほど自民党は国民民主党との幹事長会談を行った。国会運営で野党との協力が不可欠な自民党は、自民党、公明党、国民民主党の3党での政策協議を呼びかける方針。きのう午前、立憲民主党の野田佳彦代表は日本維新の会の馬場伸幸代表と党首会談を行った。午後には共産党の田村智子委員長とも相次いで会談を実施。総理指名選挙が行われる特別国会は、来月11日に召集する方向で調整されており、各党へアプローチを行った形。総理指名選挙に向け野田代表は野党を結集させることができるのだろうか。

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維新や共産に協力求め 総理指名へ動く野田代表

特別国会での総理指名選挙を見据え、きのう日本維新の会の馬場伸幸代表、さらに共産党の田村智子委員長と相次いで党首会談を行った立憲民主党の野田佳彦代表。こうしたアプローチに田村委員長は前向きな返答をしたという。一方で日本維新の会の馬場代表は慎重な姿勢を見せた。さらに総理指名選挙について国民民主党の玉木雄一郎代表からも、改めて厳しい反応が。玉木代表は総理指名選挙で1回目の投票も決選投票も自身に投票すると明言している。決選投票には石破氏、野田氏が進むのが濃厚で、それ以外の名前を書けば無効票となり、多くの議席数を持つ与党の石破氏が優勢との見方も根強い。こうした中、野田代表は総理指名選挙のさらに先を見据えて、改めて玉木代表へラブコールを送っている。立憲民主党と国民民主党はあす幹事長会談を行い、連携のあり方をめぐり協議する予定だという。政権交代の実現を目指す野田代表だが、この先にどのようなハードルが待ち構えているのだろうか。

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自民と国民民主 連携へ 幹事長と国対委員長会談/石破内閣の支持率低下「新たな枠組み」望む世論/政権交代目指す野田代表 野党結集へ 課題多い立憲/政策協議の開始で合意 自民と国民幹事長ら会談/非公認での当選者らに会派入り要請する自民/与党過半数割れを受け 今後の運営は?/維新や共産に協力求め 総理指名へ動く野田代表

躍進した立憲民主党。政権交代に向け問われる手腕。ポイント1:野党連携を呼びかけも「野田総理」指名は難航か。ポイント2:ゴールは来年夏の参院選か。政権交代実現へのハードルは?。自民党はきょう午前、国民民主党との幹事長会談を開き、協議がスタートした。自民党としては国民民主党を取り込むことで少しでも安定した政権運営に繋げたい考え。国民民主党は衆議院選挙の公約にも掲げていた年収の壁の見直しや、ガソリン税の一部引き下げなど、手取りが増える経済政策を盛り込むよう強く求めている。ただ自民党幹部は「財源がかかるから簡単ではない」と漏らしていて、協議は難航も予想される。少数与党で政権を維持するためには要求を飲まざるを得ない状況だが、「政策を丸呑みすれば党内から反発も出る。八方塞がりだ」という声も出ている。自民党としては協議体を設けたい考えだったが、政策の案件ごとに話し合うこととなり、不安定な状況が続く。

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石破総理は自公政権の継続に意欲を見せているが、共同通信が実施した緊急世論調査によると、石破内閣を支持しないが52.2%、支持するが32.1%ということで、今月1日、2日の調査から18.6ポイント下落。自民党、公明党による連立政権の継続を望むかについては、望むが38.4%、望まないが53%。次の政権の枠組みはどのような形が望ましいかについては、政界再編による新たな枠組みが31.5%、立憲民主党中心の野党が24.6%、自公に日本維新の会などを加えた政権が19.3%、自公による少数与党が18.1%となった。立憲民主党中心の政権交代の実現可能性はどれ位あるのか。総理大臣指名選挙で自公の215議席に勝つには、立憲民主党の148議席に加え、日本維新の会、国民民主党、共産党など他の野党の協力が必要になってくる。立憲民主党の野田代表はきのう、日本維新の会と共産党とそれぞれ党首会談を行い、総理指名選挙で野田代表の名前を書くよう要請している。これに対し日本維新の会の馬場代表は「大義や具体的な改革案がなければくみすることはない」と述べていて、政策的な提案などを踏まえて対応を検討するという。共産党・田村委員長は「裏金事件の真相究明が行われることを求める」とした上で、「民意に応える行動をしていきたい。決選投票の対応は前向きに検討したい」と述べていた。

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政権交代を目指す立憲民主党の野田代表。国民民主党は立憲民主党との党首会談を断っている。国民民主党の玉木代表は「外交、安全保障、(原発を含む)エネルギー政策などについて一致がなければ協力は難しい」とし、立憲民主党とは基本政策で不一致としている。指名選挙に関しては「有権者の皆さんに応える形で玉木雄一郎と書くのが一番適切ということで、役員会でその方針を確認した」とのこと。もし決選投票で「玉木」と書けば無効票になる可能性が高い。こうした中で先ほど自民党と国民民主党の幹事長が会談を行った。会談では政策協議を開始する方針で一致。自民党の森山幹事長が党首会談を申し入れ日程調整する方向。国民民主党の榛葉幹事長は総理指名選挙では決選投票を含めて玉木代表に投票すると伝えたという。

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自民党は会派の人数を増やす動きも見せている。きのう自民党は派閥裏金問題に関係し、衆院選に党内処分で離党して当選した世耕弘成氏、非公認で当選した萩生田光一氏、西村康稔氏、平沢勝栄氏の4人に対して、衆議院の会派入りを要請した。

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政権交代を目指す立憲 来夏 参院選まで戦略/「103万円の壁」の争点 どうなる?国民民主政略/政策ごとの「部分連合」か 自民と連携?国民民主戦略

立憲民主党は来年夏の参議院選挙勝利をゴールに、政権交代に向けた戦略を描いているという。朝日新聞によると、立憲民主党のある幹部は「基本戦略は野党第1党のまま、政権批判を強めながら来年夏の参院選に突き進むことだ」と話している。参院選に勝利して政権交代に繋げる戦略があるとしている。来月11日に調整されている総理指名選挙で仮に石破氏が指名された場合についてみていく。まずスタート直後の焦点になってくるのが12月に向けて議論される補正予算。石破茂総理大臣は13兆円を超える規模の経済対策の策定を指示していて、この規模をめぐって与野党の綱引きとなる可能性がある。第1のハードルとして立ち塞がってくるのが、来年1月に召集される通常国会での予算審議。予算を年度内の3月末までに成立させられるかどうかが、与野党の攻防となる見通し。さらに来年6月に想定されている国会会期末での対応。そして最大のハードルが来年夏の参院選、ここで勝利することがゴール。

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政権交代を目指す立憲民主党の来夏の参議院選挙までの戦略。ハードル1:通常国会での予算審議。見込まれる主な争点は、防衛増税の財源について石破茂総理大臣は年内決着の方針を示しているが、立憲民主党と国民民主党は防衛増税に反対の姿勢を示している。こうした中で、自民党が国民民主党の取り込みを狙うためとして注目されているのが、トリガー条項の凍結解除。さらに政治アナリスト・伊藤惇夫が最大の争点になるとみているのが「国民民主党が掲げる『103万円の壁』」。この問題を与党が受け入れることによって年度内の成立を図るのではないかという。103万円の壁とは、配偶者などが被扶養者でいられる年収の上限。103万円を超えると扶養者は所得控除が減るため負担が増える。自身は所得税が発生する。国民民主党は103万円の壁を178万円へ引き上げることで手取りを増やすと主張している。共同通信が伝えた政府の試算によると、178万円に引き上げた場合、年収2300万円の人は約38万円の減税効果、年収210万円の人は約9万円の減税効果がある。国、地方では1年で約7.6兆円の税収減となり、玉木代表は「減税」の財源には税収の上振れ分を充当していくと言っている。伊藤淳夫氏は「自民党が受け入れた場合、相当もめることになる。実は若者よりも高額所得者の方が恩恵を受ける。おそらく立憲民主党は反対」としている。

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政権交代を目指す立憲民主党の来夏の参議院選挙までの戦略。ハードル2:会期末での対応は。過去には立憲民主党は内閣不信任決議案提出してきた。今回も政府与党に対決姿勢をみせるのかどうか。ハードル3:参院選での与野党逆転は?。参議院の現在の議席数は自民党と公明党が過半数を大きく上回る140議席を獲得している。自公が過半数割れするとなると、野党が改選126議席のうち78議席をとる必要が出てくる。

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若者が重視する政策は?衆院選 各政党に違いあり

石破茂総理大臣は「もっともっと個人消費をしていただかなければ、日本経済はデフレから回復することはできない。物価上昇を上回る賃金上昇を実現しなければならない」、立憲民主党・野田佳彦代表は「今必要なのは異次元の金融緩和ではない。異次元の人への投資だと私は思っている」、国民民主党・玉木雄一郎代表は「ガソリンの減税、電気代の値下げ。こういったことでみなさんの手取りを増やす。まずこの政策を進めていきたい」と訴えた。今回の選挙では現役世代に向けた政策も打ち出されていた。各党の主張を聞いた若者は今の政治にどんな思いを抱いているのか。10代学生は「僕たちが投票したことによって、本当に未来は変わるのかなと」と話した。

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若者からも関心薄く?前回を下回った投票率

今回の衆院選の推定投票率は53.11%前後で前回2021年の55.93%を下回っている。18歳と19歳の投票が可能になってから3回目の衆院選となったが、選挙の度に若者世代の投票率の低さが指摘されている。若者世代には今の政治がどう見えているのか街で聞いた。10代学生は「あまり興味がない」、20代会社員は「若者に向けてこういう政策をしているという知る機会があれば、見てみようかなという気にもなる」、30代会社員は「子どもたちが暮らしやすくしてくれる人が総理大臣になってくれれば」、10代学生は「本当に最低賃金が低いので、上げてもらわないと生活が苦しい」、20代学生は「高齢者の補助金ではなく、子育て世代や若い世代への支援を積極的に打ち出している政党に興味を持つのかなと思う」と話した。消極的な声が上がる一方で経済や生活を重要視する声が多く聞かれた。

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渋谷(東京)衆議院議員総選挙
20代の1位は国民民主 世代別の投票傾向に違い/経済政策を重視し選択 政党選び 若者の投票先/高齢者から支持されるも若者世代の関心薄い立憲

ANN出口投票では80歳以上の40%が自民党に投票。20代では国民民主党が最多の26%。立憲民主党は若くなるにつれパーセンテージが下がっている傾向がみられた。街の若者からは「家庭の経済状況が良くなればと思って投票先を考えた」「若い世代への支援を打ち出している政党とかに興味」といった声が聞かれた。立憲は最低賃金1500円以上、国民民主党は103万円の壁の引き上げなどを打ち出している。国民民主党は「ネットどぶ板」と称し、自分の写真を拡散をお願いするSNS戦略をとった。

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(エンディング)
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速報 大谷翔平も歓喜!ドジャースが王者に
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このあとは徹子の部屋。

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