- 出演者
- 橘ケンチ(EXILE)
今回、山口・岩国市の日本酒プロジェクト第2弾が始動。市内の人気飲食店が酒に合う新名物を開発する。
- キーワード
- 岩国市(山口)
オープニング映像。
山口・岩国市には5か所の酒蔵があり、いずれも世界的な人気を誇る。24年12月には伝統的な酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録されたなか、当番組では醸造家たちとリモートでトーク。言葉の壁が課題として浮き彫りになった。25年1月、岩国錦帯橋空港では市内5か所の酒蔵の魅力を日本語、英語で学べるイベントが催され、橘ケンチは市長とともに参加。米軍基地があるためか、外国人の参加者が多かったという。今回、番組には日本酒の魅力をアンバサダーとして発信する森田真衣さんが出演。岩国市では5つの酒蔵と長年に渡って愛される5つの飲食店がタッグを組み、酒に合う名物をつくるプロジェクトが始動。森田さん、林氏は5店舗を訪問してきたという。
2人は八百新酒造とタッグを組む和食居酒屋の栄作を訪問し、「れんこん饅頭のあんかけ」を堪能。米軍基地に近いことから、新メニューは岩国れんこんを使ったタコスを考え、日本酒に合う味にしたいという。続いて、喜代では酒井酒造の「錦上花」と合う新メニューを思案している。大将の稲田博文氏はブランド鶏、周防高森どりを使ったつくねを振る舞ってくれた。生産量が少ない「金雀」をつくる堀江酒場とタッグを組むのがくるり家。長州どりに酒粕を使った新メニューを考えているという。
村重酒造の「eight knot」は日本酒の常識を覆すほどの酸味とされる。同酒造とタッグを組むのは鮮魚を使ったメニューが好評の酒奏 Sinmi。塩麹に漬けたサワラをローストしたという一品を用意してくれ、林氏は「eight knotを飲むことで味が完成する」と表現した。店主の岩井氏はサワラをeight knotで酒蒸した鍋料理のアイデアも披露した。獺祭をタッグを組むのはBar Stance。フレンチの修行を積んだ足立氏は獺祭をライスワインと捉え、ムール貝を使った和風パスタを試作。獺祭を酒蒸しに用いることで、深み・甘み・旨味を引き出せるといい、試食した林氏、森田さんは脱帽した。より味に磨きをかけるアイデアもあるという。
岩国市では市内5つの酒蔵と飲食店がタッグを組み、新メニューが開発中。橘ケンチはカレーなら一定層のファンがいることから、新メニューとして生まれてもいいのではと考え、酸味の強い「eight knot」、にごり酒なら相性が良さそうだという。岩国市では日本酒プロジェクトをもとにフェスティバル、市内をめぐるツアーも考えているという。
