- 出演者
- 田村淳 池澤あやか 澤円 藤森慶太 加藤信勝 櫻澤啓 大橋康太 大矢顕 加藤大輝 小倉喜一
今回、過去最多人数をスタジオに迎え、2週連続にわたってセッションする。
オープニング映像。
田村淳が設立に関わったメディアサイト「XU」のスタジオに様々な企業の社員を招き、グローバル・アジェンダについてトーク。半導体にデータセンターの建設などで電力需要は右肩上がりのなか、加藤軽金属工業の加藤大輝社長はソーラーシェアリングに言及。農地の上部にソーラーパネルを設置し、農業と発電を同時に行える仕組みを指す。同社と連携するTERRAは設置場所の自由度が高い太陽電池を開発しているという。
リチウムイオンバッテリーは原料の採掘、廃棄において環境汚染のリスクが指摘されている。加藤軽金属工業ではでんぷんから作る高性能電池を開発中だといい、農家が米を作れば作るほど電力を賄えることにつながる。農業人口減少の対策にもなるという。大矢伝動精機は製造業の発展を企図し、名古屋発のコミュニティを代表している。加藤軽金属工業も参画し、毎月交流会を催している。大橋康太氏は社会課題を事業ニーズ、ビジネスチャンスと捉え、森ビルでは人や企業が交わる拠点「グラスロック」を運営する。グローバル・アジェンダの解決に向けた長期的プロジェクトを支えるには短期的な利益を生み出さねばならない。小倉喜一氏は蓄電所を支援していて、エネルギー課題の対策になり、売電によるビジネスが始まっているという。
IT企業のABIでは子どものアレルギーにまつわる情報を共有するアプリ「アレスク」を手掛けた。また、同社は江津市で夏祭りを開催するなど、過疎化の課題にも取り組んでいる。地元企業、人々とセッションし、浮き彫りになった課題の解決に向けて人材、資源を呼び込もうとしている。9月上旬、RYODENの櫻澤啓氏はABIの加藤氏と対面し、すでにオンラインでやり取りしているという。福岡市の福祉分野ではIT、DXが不足し、ABIと新たなビジネスを模索している。
「田村淳のTaMaRiBa」の次回予告。
