- 出演者
- 橘ケンチ 藤森慶太 澤円
静岡・三島市で「SHOGUN PITCH 2025」が開催され、6人のスタートアップ起業家が独自のアイデアをプレゼンする。当番組からは藤森慶太氏、武蔵野大学の澤円氏が講評。
オープニング映像。
脳性まひで首から下に麻痺がある寺田湧将さんは車椅子を押してもらって日本一周を果たす企画に挑んだ。その後、引っ越し先で外出が難しくなり、引きこもりを経験。そんな時、家族が外に連れ出してくれたといい、今回、「SHOGUN PITCH 2025」のプレゼンに参加。寺田さんは専属サポーターが車いすユーザーや高齢者らに同行し、思い出の場所で動画を撮影したりするサービスを提唱した。自治体や観光協会とも連携し、まちの魅力の発信につながるプランも立案する。まずは三島市に導入していきたいという。
仲村怜夏さんは九州大学時代の仲間とyomiyomiを起業した。高校時代、日本科学未来館で行われたコンテストに挑み、ビジネスプランが表彰された。宇宙飛行士の毛利衛氏にサインをもらうことができた。その後、大学に進学したタイミングで父に膵臓がんが見つかり、還暦から2ヶ月後に死去。どのような声だったか、仕草はどうかといった記憶は徐々に消えてしまうもので、動画に残しておくことは思い出になるし、一生のお守りになると考えた。スマホとICステッカーを連携させ、ステッカーは思い出の品々に貼っておく。スマホをかざすと、動画が再生される仕組みだという。篠原豊氏は推し活にも使えそうだと期待を寄せた。
専門学校などでプロダクトデザインの講師を務める濱田浩嗣氏は災害救援バイクを製作している。阪神・淡路大震災を経験し、バイクで瓦礫を乗り越えたことがある。上述した災害救援バイクは大阪・関西万博にも出展し、開発チームには宇宙工学アドバイザーも名を連ねる。平時はアウトドア、レジャーなどで活用でき、将来的には過酷な環境でもある月面でも走らせたいという。
オカラテクノロジズでは地元の豆腐店から新鮮なおからを仕入れ、健康食品に加工している。商品はTikTokのライブ配信で実演販売していて、工場長を務める74歳のかんべさんは人気を博す。上田将大さんは前職の広告代理店で営業、マーケティングを担当。大会に出場するほど筋トレ好きで、高タンパクのおからに魅せられたという。年間に200万トンの豆腐がつくられ、その過程で70万トンのおからが生まれる。だが、食されているのは1%のみで、廃棄するのに100億円が投じられている。オカラテクノロジズではヘルスケアとフードロス削減に貢献したいといい、同社の製品はTikTokトレンド大賞に「呪術廻戦」、「8番出口」とともにランクインした。橘ケンチはおからを使ったプロテインを提案。また、三島市役所の職員が上田さんのプレゼンに興味を示した。
Quickryの坪井勇介さんはNTT東日本時代、観光DXに従事。人流分析をするなか、人気店やスポットから周辺施設に人々を回遊させる仕組みが不足していると感じたという。Quickryとして整理券、ファストパスを組み合わせた解決策を提示。ユーザーが同社のサービスを利用し、オススメの施設を回遊するなどして、ポイントがゲットできる。また、課金をすることで行列店での待ち時間を短縮できる。店にとっては行列の整理をしなくてすみ、近隣クレーム、機会損失の解消にも繋がるという。
化粧品メーカーで研究者として勤務していた田中寿典さんは大学でアートを学んだ姉の麻由里さんとモーンガータを立ち上げた。化粧品は「普段遣いの色以外は残る」、「トレンドの色ではなくなった」、「使用期限」、「肌に合わない」など様々な理由で廃棄されていて、企業側も廃棄に多額な費用を投じている。そこで、役目を終えた化粧品を再利用し、独自技術で誰でも使える塗料を開発。田中さんは「三島市をコスメ利活用のモデルシティにしたい」と話し、日本中のコスメを集結させる拠点を作りたいという。
藤森慶太氏は6人のプレゼン力に舌を巻き、番組として今後も追いかけていきたいと期待した。
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- SHOGUN PITCH 2025
エンディング映像。
