- 出演者
- 弘中綾香 入山章栄 坂本祥二 堀井翔太
オープニング映像。
入山はアメリカの自転車メーカーのテスラはテクノロジーを使って新しいものを使って既存のプレイヤーに挑戦していると答えた。そしてゲストのHQの坂本祥二は行っている事業については福利厚生をコストから投資へ。
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今月12日に都内のホテルである発表が行われた。創業わずか3年で売上20億円の資金調達を叶えた事業がある。福利厚生は給与や賞与とは別に企業が従業員やその家族に提供する健康や生活へのサービス。社員が求める福利厚生をサービスを弘中綾香が体験。性別、生年月日、職種などを入力し、気になるもの、改善したいものなどを選ぶ。また気になる商品をチョイスすると商品などがたくさん出てくる。坂本はこうして膨大な数をAIを活用してユーザーにぴったりなものがやってくるという仕組み。
入山は日本の会社もようやく一番大事なのは従業員だと気付いたが、今までは従業員にお金をかけずにそこに投資をして成長してくれれば企業価値の向上につながるという考え。優秀な人は辞めてしまう可能性もあり、より魅力的な会社にする必要があるという。また坂本は施設がリーズナブルに使えるだけでなく、働きやすい環境を提供するなど社員が働きやすい環境を提供。さらにリスキングがあり新たな知識やスキルの習得の福利厚生のサービスも。
入山は今までの福利厚生についてたまに温泉行くなら使うくらいの受け身なものだったが、それを社員が自分への投資として能動的に使用するのが根本的な狙いだと感じたと坂本に質問。坂本は何もしなくて賃金をあげるのは何も変化していない人がこうした福利厚生を入れることでスキル向上などで実際に変化が出ているという。また福利厚生サービス会社は大手で1000万人で全部となると日本の労働力の総人口に値するという。また非常勤従業員の獲得や維持も重要で、福利厚生は隠された巨大市場となっているという。
坂本は起業するまでの経緯についてアメリカの外資系の金融機関にいたがテクノロジー業界の担当になったが起業家に合う機会があったという。その中でLITALICOという企業と出会ったが障害のある子どもの教育事業などを手掛けるスタートアップで、その代表の長谷川さんと出会い、その理念に共感し一念発起。金融業界からスタートアップに飛び込んだ。そこで総合のきっかけとなる課題を発見。前職は人事なども手掛けていたが福利厚生を選ぶ側の人間だったという。その社員たちに欲しいサービスを聞いたがそれを叶えるサービスがなかったと答え、自分が変えていこうと思ったという。
スマートバンク代表の堀井さんはVISAのプリペイドカードと共同講座が作れる家計簿アプリを開発し家族とパートナーとのお金の概念を変えていくという。ある交際したてのカップルは同棲をはじめ、スマートバンクのサービスを使用しているという。B/43ペアカードはアプリから申請するとプリペイドカードが2枚発効され、そのカードはアプリ上の口座に紐づいていてどこから支払ってもそこから支払いされる。2人で使える共同口座を開設できるというもの。堀井は日本の銀行は共同口座を作ってくれないが、共働き家庭や夫婦は生活費をお互いが出し合っているケースが多くどちらか片方に生活費がよったりせず、お互いが明細をリアルタイムで見れるのが大きなポイント。カードを使用するとリアルタイムで通知がいくのもポイント。アプリ上では使用した履歴や食費や交通費など何にお金を使ったのか自動で振り分けるために家計管理ができるとユーザーに人気。他にも親子で使用できるものや個人で使用できるものも。現在アプリは100万以上ダウンロードされ大人気に。堀井はこのサービスの狙いに家計の管理は週次や月次で締めて毎月振り返ることが大事だが、プリペイドカードは即時引き落としで自分が使った分がわかりやすいという。また日本は貯金ができていない人が多くお金を貯める行動に変えてほしいという。
堀井はカードの発行と決済処理を事前で行っているというがスマホアプリを作っているよりはカード会社でもあると答えた。日本では消費者のお金を預かったり運用したりするなど銀行やカード会社のような事業を行うためには金融庁による厳しい審査がありそれを乗り越えたことで免許が必要だという。スマートバンクはそれをどうやって実現したのか?堀井はまず資金移動業という免許、前払い支払手段を免許を持っているが資金移動業を持っているとユーザーから直接お金を預かる事ができるという。
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他のスタートアップには真似できない長期の準備機関でスマートバンクを立ち上げた堀井。その原点は過去の起業経験にあった。
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堀井は新卒でIT会社に就職し、そこに4年間勤めていたがその後起業したが今回起業したのは2回目になるという。
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堀井はその一回目に起業で日本で始めてフリマアプリを開発したという。当時はフリルとメルカリが2大巨頭だったと答えた。ダウンロード数は1000万以上。しかし2016年に大きな変化が。
最初の事業は楽天に買収されフリルはラクマになったという。そのラクマの責任者として携わっていたという。こうした文化を作る新事業を作りたいと考えているという。
事業買収された資金とフリルの成功の実績で多額の資金調達を実現。それが現在のスマートバンク創業につながった。入山は買収されたとはいえ成功だったと語り、余裕があるはずだと答えた。堀井は最初から今の事業に手を出すことは出来ず、それは感じたという。入山は連続起業家という、生涯わたり新規事業を次々と立ち上げるような起業家がたくさん生まれてほしいと答えた。連続起業家でないと出来ないチャレンジもあると答えた。
恵比寿のスタートアップのオフィスにいって成長の秘密を探る。その中にあるお金よりも大事な企業の宝物をみせてもらう。FinTの代表は大槻祐依。2017年に創業し企業のSNS広告や宣伝戦略を若者向けにプロデュースしてきた。シュクレというSNSメディアで流行情報を発信するなどアジアにも進出。代官山にあったオフィスは恵比寿に移転したが社員が2倍以上に増えた。会社では親友社員が入ってきたらわかるように風船をたてているが、新メンバーをわかりやすくすることで周囲の社員たちが支える事ができるという。FinTの多くが20代の中途入社。SNSに興味さえあれば前職は全く関係ない。平均年齢も26歳と若いのが特徴。またトレンドを研究しているというがSNSで流行しているものは社内の目につくところに置いている。社員ロッカーには名前のかわりに推しやポラロイドの写真が貼られているなど好きなものや流行を感じられるオフィスに。
いよいよお宝へ。それはホワイトタイガーのぬいぐるみ。イーストベンチャーに勤めていたがそこの創業者の松山太河という名前なのでタイガーとしその時の同僚にもらったものがこのぬいぐるみ。その創業者に見守られていると思いながら励んでいるという。大槻さんはいつかは自社ビルをもつ会社に拡大したいと答えた。
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入山はIPOについて上場することで株が公開され自由に売買ができるようになったこと。上場をすることで一般人が株を自由に株式市場を通じて売り買いできることだという。IPO前は創業者やVCなどの特定の人しか株を保有できないが誰でも自由に売買できるようになり株価があがる。またM&Aは複数の企業を合併したり、ある企業が他の企業を買収すること。アメリカはM&Aが多く日本はIPOが多い。M&Aは大企業に買収されるが窮屈に感じることもあり、会社を辞める人も多く、やめれば売却した時のお金が入るんで新しい挑戦もできるという。
今日のグラレコを紹介。坂本と堀井は今日のまとめをみてモチベーションが上がったなどと答えた。