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プロダンサー・TAKUMIさんは、過去にDリーグ最下位となり「振り返ってあんなに挫折した経験はない」と述べた。6月9日のチャンピオンシップの決勝では準優勝も「実力です。悔しいです。」と述べた。
サンディエゴ・パドレスvsアトランタ・ブレーブス。パドレス・ダルビッシュ有投手が登板し、史上3人目の日米通算200勝を達成した。試合後、ダルビッシュ有投手は「正直実感がない」などと述べた。はじまりは、2005年ルーキーイヤーでプロ初勝利をあげた。2006年に12勝を挙げ自身初の二桁勝利。チームが北海道に移転後初の日本一に貢献。そして、2012年にメジャーリーグへ挑戦。2012年ルーキーイヤーでいきなり16勝。翌年・翌々年と3年連続2桁勝利をあげる。だが、2015年にトミー・ジョン手術を受け1年以上マウンドから遠ざかった。しかし、2020年に完全復活し日本人初最多勝を獲得。そして2024年に日米通算200勝を達成した。
シーズン開幕前にダルビッシュ有投手の元へ栗山英樹さんが訪れた。去年のWBCで世界一に輝いた2人。約1年ぶりの再会となった。今年のテーマは「スイーパー改良」という。スイーパーとは、横に大きく曲がる変化球でスライダーの一種。ダルビッシュ有投手は「いままでスイーパーを投げていた、自分の一番良かった球。」と述べた。しかし、昨シーズンダルビッシュ有投手のスイーパーは球速・ボールの回転数などの数字は良いのになかなか結果に繋がらなかった。今年はバッターに察知されないよう改良したという。
バスケットボール男子 パリ五輪直前強化試合の番組宣伝。
あらゆる分野にアンテナを張って全部を懸けて野球をするダルビッシュ有を、栗山はキャスター時代に幾度となく取材してきた。その度に新たな発見・学び・驚きがあったという。
2012年に栗山は日本ハムの監督に就任、ダルビッシュ有はメジャーへ。去年のWBCで初めて同じユニホームに袖を通した。今年栗山は日本ハムのCBOに就任し、球団運営とチーム編成を担う。ダルビッシュ有と栗山英樹が日本球界の現状と未来について語り合った。ダルビッシュはWBCで「アメリカでの常識とは違うことをやって結果を出している日本選手を見て勉強になった」と語った。山本由伸投手と高橋宏斗投手の話をよく聞くという。ドジャースの先発ローテーションとして活躍している山本由伸からはフォームに対する探究心と練習にかける時間を学んだという。体もタイプも違うが学べることはたくさんあると話した。年齢についてダルビッシュは「体が硬くなるのが早くなったがストレッチやエクササイズで改善できる。探りながらやっている」と話した。日々若い時の自分と比較して整えているのだという。体は変わっているとは感じないが調整の仕方は難しくなっていると語った。トレーニングでは動的エクササイズを多めにしているのだそう。投球フォームについては他の投手の投げ方やエクササイズを取り入れたりするが一気におかしくなる、と話した。選手間のコミュニケーションについて栗山はWBCでダルビッシュが若手に話を聞いてくれていたことに感動した言い、若手の目線にダルビッシュが降りてくれたことはコーチングの基本だと話した。ダルビッシュはコミュニケーションを円滑にする目的もあったが、単純に興味があって話を聞いていたと語った。今後、野球界の未来のためには球団として『選手ファースト』であってほしいという。日本人メジャーリーガーが増えたことについて、「自分たちには悲壮感が漂っていたのに対して今の日本人選手が明るい顔ができているところに喜びを感じる。みんなで作りあげてきた日本球界がアメリカに評価されている」などと話した。日本人選手の“年俸が上がって長期契約になってもハングリーで勤勉”な姿勢はリスペクトされているという。
ダルビッシュ有と栗山英樹が対談。「野球と科学」について、ダルビッシュ有は客観的な科学的な根拠を基に自分の課題と改善点を出していくと語る。ドライブラインベースボールは科学的に分析したデータに基づいた練習。MLBの選手や、日本のプロ野球界でも活用する選手が増えている。コーチもまたその活用が必要という。栗山さんは「日本はまだ経験で教えるっていうのが残っていて、バランスとってくださいという日本へのメッセージ」などと述べた。ダルビッシュは「経験で教えることは良いんですけど、今の時代科学ってなってきて、選手たちが大きいお金をもらっているとなると日本の選手たちはここを目指すと思う。そうなると科学となる。そこでコーチたちが経験だけで話をすると信頼関係もうまくいかないし、球団としてもうまくまわらない。科学的なところをある程度わかった上で経験ってなるとすごいコーチになる。日本は感覚でやってる分、コーチの方々の潜在能力がすごく高い。感覚も鋭い。それプラス科学となるとコーチの部分でもアメリカより上に来るのではないかと思っている」などと述べた。栗山さんは「誰もが科学の部分は知ってる中で何かを話していかないと、これ(科学)がないと話が前に進まない」などと述べた。ドライブラインとはシアトル郊外にあるトレーニング施設。野球を科学的に分析し、そのデータに基づいた練習で近代野球に新しい潮流を生み出している。MLBの選手や最近では日本のプロ野球界でもドライブラインを活用する選手が増えている。ダルビッシュは「選手だけでなくコーチも行って勉強するのは必須だと思う」などと述べた。
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FIFAワールドカップ2026アジア最終予選の番宣。
ダルビッシュ有と栗山英樹が対談。「指導者の役割」はベストのコーチングが必要。ダルビッシュは「指導者は自分がこうしてきたからこうするべきだ、こうやったからこうするべきだ。しなければ面倒見ないという人がまだいる。コーチは選手がより良い選手生活を送る、年俸を稼いで家族といい時間を過ごしてもらうためにベストのコーチングをするのがコーチ。そこのマインドセットがまだない、足りないというのは思った」などと述べた。栗山さんは「自分のやったことを教えるのも大事だけど、やったことじゃないことも教えられないといけない可能性がある。すごく難しいんだろうなといのもあった。それじゃ前に進まない」などと述べた。ダルビッシュは「色んなことに手を出す、いろんなことをわかろうとする姿勢だと対応できる。オープンでないと自分の幅は広がらない」などと述べた。ダルビッシュは自身も「先入観をなくす」ことを心がけているという。ダルビッシュは「先入観がない意見は大事。そういう発想ができなくなってくる」などと述べた。栗山さんは「今年、ずっと日本の野球ファンはメジャーリーグ見てると思う。僕もいちファンとして応援しているのでワールドシリーズ制覇期待しています」などと述べた。今年、プロ20年目。200勝を達成しさらには自初のワールドシリーズ制覇へ、ダルビッシュ有の挑戦は続く。
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全日本大学駅伝 関東地区選考会の番組宣伝。
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レスリング・グレコローマンスタイル60kg級・文田健一郎選手(28歳)。ネコ好きが講じてついた異名は「猫レスラー」。柔軟性を活かした文田選手の最大の武器は、投げ技。投げ技が決まれば、最大5ポイントの高得点となる。レスリング・グレコローマンスタイルは、下半身へのタックルなど全身への攻撃が可能とされるフリースタイルに対して、上半身のみの攻防となる。小学4年生でレスリングをはじめた文田選手。グレコローマン選手だった父の影響で投げ技に魅了されていった。2016年・2017年、全日本選抜選手権連覇をした。2017年世界選手権では、日本人史上最年少優勝を記録更新した。19年には世界チャンピオンとなった。銀メダルに終わった東京五輪では、多くの人にグレコローマンの魅力を伝えたかったという。再びレスリングに向かう原動力になったのは、家族の存在だった。奥さんは食事面でもサポートしていた。きつい減量期間も気持ちだけは、切れないようにと工夫された手料理。こうしてパリへと歩みだした文田選手。東京五輪の雪辱をはらすために必要なもので、導き出した答えは投げ技を封印だった。勝つためだったら守るという。去年7月、磨いてきた守りのスタイルで熾烈な国内選考を勝ち抜き、世界選手権への切符を手に入れた。しかし、その心中は「おもしろいことはほとんどない。」と話していた。
東京五輪銀メダリスト・文田健一郎。武器の投げ技では金メダルは難しいと判断し封印。しかし去年9月の世界選手権の決勝戦で投げ技を解禁。敗戦も気持ちは晴れやか、自分のやるべきスタイルを発見。攻めと守りを活したレスリングでパリ五輪で金メダルを目指す。
ヤクルト・奥川恭伸。2021年日本一に貢献。チームタイの9勝。その後怪我に苦しめられ、2年以上1軍での登板なし。808日ぶりとなる1軍のマウンド、3年ぶりの白星。DeNA・度会隆輝。開幕戦で鮮烈なデビュー。しかし痛感したプロの壁。5月、初の2軍降格。復帰後1打席目でヒット。さらに高みを目指す。西武・源田壮亮。今季は勝ちを重ねられず球団初の2カ月連続8連敗。勝利をきっかけにここからまた。
NEXT WEEK村勇輝、比江島慎。