- 出演者
- 宮根誠司 藤本万梨乃 葛西紀明 安藤美姫 石山アンジュ 石戸諭 安野貴博 里谷多英
冬季五輪のメダル数が過去最多を更新する勢いの日本。女子ハーフパイプでは4人の日本選手がしのぎを削った。大技を決めたのは現役大学生の小野光希で、銅メダルに輝いた。
日本選手が出場したのは40種目。中には苦戦を強いられた種目もあった。カーリング女子のフォルティウスは4戦が終わって1勝3敗。ショートトラックにも多くの日本選手が出場。混合リレーではまさかの出来事が。転倒時に他の選手に接触したことで失格となった。スノーボード男子パラレル大回転では、ボードからワックスのフッ素成分が検出され失格になった。練習中にじん帯損傷のけがをし、本番前に棄権となってしまった選手もいた。
スノーボード女子パラレル大回転の竹内智香選手の結果は予選敗退。これがラストランとなった。さらに3人の日本選手が出場するノルディック複合。冬季五輪6大会連続出場のレジェンド・渡部暁斗選手も、今季限りで現役引退を表明している。
雪上のマラソンとも呼ばれるクロスカントリー競技。全長200kmのコースを74人で競うスキーアスロン。女子スキーアスロンでは日本人でただ1人出場した選手がいた。
あれから16年、年齢の壁に抗うレジェンドの戦いは。
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- バンクーバーオリンピック高木美帆
安藤さんは「出場しているオリンピアン全員に焦点を合わせて、全員の選手のメモリーが私たちのメモリーになるかなと思っている」、石山さんは「リスペクトしあっているし、競技の点数だけではなくて表現を楽しんでいる」とコメント。
絶対王者の命がけの戦いに迫る。
熱戦が繰り広げられたフィギュアスケート団体。今季で引退を表明している坂本花織選手は、集大成の演技でトップに躍り出た。そして常にお互いを支えあい息ぴったりのりくりゅうペアも、圧倒的な演技をみせ銀メダルを獲得した。
日本から3人の選手が出場したスピードスケート女子1000mで、高木美帆は銅メダル。高木は日本女子最多の通算8個目のメダルという偉業を成し遂げたが、4つのメダルを獲得した北京五輪から4年。立ちふさがったのは年齢の壁。今シーズンのワールドカップでは1000mで5戦1勝と、苦しい戦いを強いられていた。それでも己の肉体と向き合い続けた高木。そこは「メダルを何個取れるかっていうのが目標だったわけではなかったので、出る種目一つ一つでどこまでいけるかということに焦点を当てていて、私がスケートを取り組む理由だったり楽しいって思うところって、チャレンジするっていうところが土台にある」との思いがあった。今大会最大の目標は、6日後に行われる1500mでの金。現地で解説を務める姉・菜那さんは、「最後の一瞬まで、妹がしたいレースができればいいなと思っています」と話した。
日本時間のきのう行われた男子ハーフパイプでは、日本勢が躍進。19歳の山田琉聖が銅メダル。さらに超高難度の技を連発したのが戸塚優斗は、会心のパフォーマンスで金メダル。
世界中がその背中を心に刻み込んだのが平野歩夢。約1か月前、試合で転倒し、骨盤などを骨折する大けがに見舞われた。命をかけてまで戦い続けるワケとは何なのか。4年前の北京大会では金メダルを獲得。絶対王者となった後も平野は高難度の新技に挑み続けていた。しかしコースに顔から落下し担架で運ばれたこともあった。平野は「モチベーションとか原動力がなくても自分のためにやり続けられれば、一人の人間として強いものなのかなと思う。どっか自分が常に強くなっていたいみたいな、そういう気持ちだけを支えに多分、生きてるのかな」と話していた。強い気持ちで挑み続けることが、自分が生きている証し。だからこそ例え満身創痍でも欠場する選択肢はない。痛み止めを飲み迎えた決勝2本目、平野は自身の代名詞である高難度の縦3回転、横4回転を決め、結果は3本目にはさらなる大技に挑むも結果は7位。2連覇も4大会連続のメダルも逃したが、その表情はどこか清々しかった。
先ほど行われたオリンピックの新種目・スキーフリースタイル男子デュアルモーグル。日本から4人が出場し、モーグルに続く2つ目のメダルを目指す堀島行真選手が決勝に進出。銀メダルを獲得し日本のモーグル界に新たな歴史を刻んだ。堀島が銀メダルを獲得したデュアルモーグルは、2人の選手が同時に滑走し、ターン・エア・スピードの3要素を1対1で競い合う。中でもスピードが重要だと語るのは、平昌五輪銅メダリストの原田市さん。相手より速く滑ることが勝利への近道だという。ノルウェーで撮影された映像には、スピードに磨きをかける堀島選手の秘策とメダルへの執念が映し出されていた。
デュアルモーグルで勝敗を左右するというスピード。堀島行真選手の大きな強みとなるのが、「エアの5~6コブ手前から減速動作が入ってくるが、堀島選手はそれが結構ギリギリまでコントロールできる。エアの3コブ前ぐらいで減速動作を行うと思う」とのこと。今回の五輪に出場した選手と堀島選手の滑りを比較すると、堀島選手が先にエアに到達しジャンプ、堀島選手の法が約0.5秒速いことがわかる。堀島選手がこの武器を手にしたのには、あるきっかけがあったという。去年行われたデュアルモーグルの世界選手権で、堀島選手はレース中に転倒し左膝の靱帯を傷めた。懸命なリハビリを経て練習を再開した堀島選手は、その過程で肉体改造に着手。けがから5か月でデッドリフトの記録を30kg伸ばすなど、筋力の強化に成功した。さらに堀島選手が夏場に練習を行うノルウェーの屋内スキー場「SNO」では、スタッフの協力を得て斜面に堀島選手専用のコブを作成。着々と進めてきたスピード面の強化。堀島選手は支えてくれたスキー場のカスパルさんに、強い決意を明かしていた。そして日本時間きょう午後6時半から始まった男子デュアルモーグル。相手選手がコースアウトしたため、堀島選手は準々決勝進出。その後、1勝し迎えた準決勝、堀島選手が決勝進出。一方、もう1人の日本選手・島川拓也選手も4位となった。そして堀島選手の決勝は、キングズベリー選手に敗れ銀メダルを獲得。
デュアルモーグルで堀島行真選手が銀メダル。モーグル元日本代表・里谷多英さんに話を聞く。
きょう行われたスキージャンプ男子ラージヒルで、二階堂蓮が銀メダルを獲得した。二階堂は1回目で140mの大ジャンプを見せトップに立ったが、ライバルのドメン・プレブツが2回目でトップに躍り出た。二階堂の2回目はプレブツを下回り、金メダルに及ばず涙があふれた。今季彗星のごとく現れた二階堂の強さの秘密は、北翔大学の山本敬三教授によると踏み切る瞬間の態勢にあるという。前傾姿勢で空気抵抗を極力減らして飛ぶ「抗力抑制型」で、スーパーコンピュータ「富岳」による分析では他の選手より空気抵抗が少なく抑えられているのがわかった(提供:神戸大・北翔大・理研)。さらにジャンプ界のレジェンド・葛西紀明によると、二階堂はその能力を最大限に生かす技術も習得しているという
一方1回目で11位にとどまった小林陵侑について、姉で同じスキージャンパーの小林諭果は「あまり顔には出さない方だが、今回は緊張して全力で楽しめている感じではない」などと語った。
小林陵侑はラージヒル2回目で会心のジャンプを見せ、6位入賞を果たした。姉の小林諭果は「自分で納得できるジャンプが飛べて良かった」などと語った。弟の小林龍尚は「2本目で修正できていたので、スーパーチームでは2本ともいいジャンプを揃えてくると思う」などとコメントした。二階堂と小林は、次に新種目「スーパーチーム」に挑む。小林は「蓮とも『次こそは金だな』と話した」などと意気込みを語った。
スキージャンプの二階堂蓮について、葛西紀明は「助走中に調整して、1番いいポジションに乗れる。今回二階堂は全てトップスピードに乗せる姿勢だった」などと語った。小林陵侑については「調子を落としているが、ところどころでいいジャンプは出ている。スーパーチームは期待できる」などコメントした。
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