2024年10月8日放送 7:00 - 7:45 NHK総合

NHKニュース おはよう日本

出演者
渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 今井翔馬 是永千恵 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と出演者のあいさつ。

(ニュース)
首相“選挙勝利の観点で判断” 野党側“甘すぎる対応だ”

あすの衆議院解散を前に石破総理大臣は収支報告書に不記載のあった自民党議員の一部を公認しない方針は選挙で勝利する観点から判断したものだと説明した。一方の野党側は甘すぎる対応で国民の理解が得られるとは思えないなどと批判を強めている。石破総理大臣は昨夜、自民党の全国幹事長会議に出席し、政治とカネの問題で収支報告書に不記載のあった議員の一部を公認しない方針についてどのようにすれば選挙で勝てるかという観点から判断したと説明した。公明党の石井代表は自民党が公認しない議員は党としても推薦しない考えを明らかにした。立憲民主党の野田代表は「相当程度の非公認が生じるのではなく大半が公認されるのではないか。4月の処分がそもそも大甘だったからだ。本当に国民の理解を得ることができるか。よく考えてもらいたい」と述べた。日本維新の会、共産党、国民民主党、れいわ新選組も、「国民の厳しい意見を受けて対応を変えた」などと批判を強めている。一方、立憲民主党は衆議院選挙で与党を過半数割れに追い込みたいとして小選挙区での野党候補の一本化を目指して調整を進めている。これまでのところほかの野党と具体的な合意には至っておらず、ぎりぎりまで調整を続ける方針。

キーワード
れいわ新選組公明党国民民主党日本共産党日本維新の会石井啓一石破茂立憲民主党自由民主党衆議院野田佳彦
広島視察した教師 子どもに託す“平和”

パレスチナのガザ地区では、およそ9割の学校が被害を受けるなど教育現場も壊滅的な状況になっている。こうした中、広島で平和学習の現場を視察した1人のパレスチナ人の教師が子どもたちに平和への思いを託し教育を続けている。ガザ地区南部のハンユニス。激しい攻撃を受けた街は一面がれきの山となっている。子どもたちが通う学校も被害を受けた。ここでは仮設のテントで授業が続けられている。このテント教室を運営するハムダーンアガーさん。戦闘が始まる前は高校で教べんをとっていた。家族や家、通い慣れた学校を失った子どもたち。多くが心に傷を負っている。ハムダーンさんが活動を続ける中で大切にしているのが去年訪れた広島での経験だ。視察した小学校の平和学習。ここで子どもたちがみずから平和について語る姿が印象に残ったということ。戦渦が続くガザの子どもたちにも平和を現実のものとして語ってもらいたい。ハムダーンさんは広島の視察でそうした思いを強くしたということ。教育の場を失ったガザ地区。それでもハムダーンさんはなんとか子どもたちの交流の場を維持しようとしている。お互いを理解し、学び続けることこそが平和への思いを育むきっかけになると考えているから。戦禍に見舞われ、元の姿を失ったガザ地区。ハムダーンさんは次世代を担う子どもたちこそが平和に向けた一歩を踏み出してくれると信じている。

キーワード
ガザ地区(パレスチナ)広島県
1分天気
全国の気象情報

気象情報を伝えた。

キーワード
渋谷(東京)
(ニュース)
マイコプラズマ肺炎 患者数 過去最多

発熱や長引くせきなどが特徴で子どもが感染することの多いマイコプラズマ肺炎の患者が急増し1週間当たりの人数が過去最多となったことが関係者への取材で分かった。マイコプラズマ肺炎は子どもに多い細菌性の感染症で飛まつや接触で広がり、発熱やけん怠感、それにせきが長く続くなどの症状が見られる。重症化したり、発熱で衰弱したりして入院するケースがあるほか、まれに脳炎を引き起こすこともある。ことしは6月ごろからマイコプラズマ肺炎の患者が徐々に増え始め、先月29日までの1週間に報告された患者の数は1医療機関当たり1.64人と前の週より0.16人増加したことが関係者への取材で分かった。大流行した2016年10月の1.61人を上回り1999年に統計を取り始めてから最も多くなっている。マイコプラズマ肺炎は例年、秋から冬にかけて流行し、今後も患者が増え続ける可能性がある。厚生労働省は「最近は学校や家庭での感染も目立っている。ふだんからせっけんで手洗いをすることに加え、せきの症状がある場合はマスクの着用などを心がけてほしい」と呼びかけている。

キーワード
マイコプラズマ肺炎厚生労働省国立感染症研究所
アジアの脱炭素化 行動計画 首脳会合で合意したい考え

石破総理大臣は今週訪問するラオスでASEAN諸国などとアジアの脱炭素化を目指す首脳会合を開き、今後10年を見据えた行動計画を取りまとめることで合意したいという考えを明らかにした。AZEC(アジアゼロエミッション共同体)は日本とASEAN(東南アジア諸国連合)で設けられた枠組みで、石破総理大臣は今週ラオスを訪問するのに合わせて首脳会合を開くことにしている。きのうは準備状況を確認する会議が総理大臣官邸で開かれた。その上で石破総理大臣は首脳会合では、今後10年を見据えた行動計画を取りまとめることで合意し、さらなる協力を進めていくことを目指す考えを明らかにした。そして行動計画には具体的な内容としてアジアでの脱炭素化につながる活動を促進するルールを形成することや排出量の多い電力や運輸などの分野の脱炭素化につながる取り組みを進めることなどを盛り込む方針を示した。

キーワード
アジア・ゼロエミッション共同体ラオス東南アジア諸国連合石破茂総理大臣官邸
タリバン暫定政権各呂言う“BRICSと関係強化”

アフガニスタンで実権を握るイスラム主義勢力タリバンの暫定政権の閣僚が首都カブールでNHKの単独インタビューに応じ、欧米などの経済制裁が続く中、ロシアや中国などを中心とするBRICSとの関係を強化していく方針を明らかにした。タリバン暫定政権で各国との経済関係を統括するアジジ商工相はおとといカブール市内でNHKのインタビューに応じた。3年前にタリバンが実権を握って以降、米国などが女性の教育や就労の制限は人権侵害に当たるとして経済制裁を続けていることについて反論した。さらに日本が欧米などと歩調を合わせ、人権問題に強い懸念を示していることを巡り、「米国などの考えに追随せず自分たちの視点で判断すべきだ」と主張した。一方、アジジ商工相は天然資源の開発などタリバン側との経済関係を強化する中国とロシアを評価した。その上でことしロシアが議長国を務めるBRICSの関連会合への参加を要望したことについて関係を強化していく方針を示した。

キーワード
BRICSカブール(アフガニスタン)ターリバーンヌールッディン・アジジ日本放送協会
(特集)
世界の“学生監督” 平和願い“真剣対話”

先月、東京で国際平和映像祭が開催された。活動の理念は平和を願う世界中の若者に映像を通じて国を超えたつながりを持ってもらおうというもの。映像祭の大きな特徴は世界中から集まった若者どうしの対話の時間。戦火が絶えない今、世界中の若者たちはどんな思いを抱いているのだろうか。

キーワード
国際平和映像祭2024渋谷区(東京)

取材したのは野口アナが解説。今、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘やロシア軍とウクライナ軍の戦闘などが続いている。そうした中、先月、平和を願う若者たちの対話が行われた。世界各地から若者が参加した。日本、ドイツ、そしてイスラエルからも参加した。彼らはどんな思いで参加し、何を感じたのだろうか。

キーワード
ウクライナ軍ハマースロシア連邦軍国際平和映像祭2024
平和を願う世界の若者 “真剣対話”を通して

先月、東京で国際平和映像祭が開催された。映像祭に参加した古賀野々華さんが制作したのは広島の被爆者の証言ドキュメンタリー。原爆の痛みは長く続くということを描いた。今回、対話の中で何か平和への道を見いだしたいという。海外から来日して映像祭に参加した学生もいる。ドイツ出身の大学生、ジェイコブオスマンさん。ジェイコブさんが描いたのは亡くなった祖父との思い出。ナチスの党員だったという祖父がその過去を一切語らなかったこと。そして自分もそのことについて聞けなかった後悔を描いた。ジェイコブさんは今のイスラエルとハマスの戦闘についても語る難しさを感じている。それでも対話の場では自分のことばで語りたいという思いを抱いていた。先月中旬、学生の監督たちの対話の場が設けられた。参加者の中にはイスラエルから来日した若者も。ライラさんはイスラエルとハマスの戦闘と隣り合わせの生活を送っている。戦闘が国などの大きな単位で語られる中、個人の思いを聞いてほしいと参加した。対話が始まるとドイツのジェイコブさんが自国の空気について話し始めた。1時間がたったころ戦火が絶えない今の状況が話題になったときのことだった。ライラさんは同世代の親友がハマスの人質となったのちガザ地区で亡くなったことを語った。沈黙を破ったのはジェイコブさんだった。ジェイコブさんは心を開いて傷つきやすくなること、耳を傾けて分かち合うことが平和なんだと思うと話した。

キーワード
ジェイコブ・オスマンハマース古賀野々華国際平和映像祭2024成田(千葉)新宿区(東京)渋谷区(東京)
“真剣対話”で見えたもの 平和を願う世界の若者

取材した野口葵衣アナウンサーは「国を超えて個人の声に真剣に耳を傾けることでまず目の前の相手を理解したい。そういった気持ちがこれほど平和を願う原動力になるのかと実感した。もちろん紛争や対立を直接止めるものではないけれども、こうした小さな対話の積み重ねの中に平和への道筋があると感じた。イスラエル軍はガザ地区でも連日、攻撃を続けていて犠牲者は増え続けている。本当に平和を築くことがいかに難しいかを痛感する日々だが、対話して模索している若者たちのように諦めてはいけない」と述べた。

キーワード
ライラ・ピエチョトカ
鹿児島の秋の味覚 巨大魚「秋太郎」

秋の味覚を伝える。鹿児島では秋に欠かせない旬の魚がいる。「秋太郎」というそう。どんな魚なのだろうか。鹿児島放送局の齋藤アナウンサーに伝えてもらう。正式名称はバショウカジキ。鹿児島ではこの秋の時期、9月から10月にかけてよく取れることから「秋太郎」という名前で親しまれている。先日の競りは朝の5時半から始まった。70本あったが、すぐに競り落とされていた。競り落とされたあとはすぐに水産会社により捌かれる。腹の部分はすごく脂が乗っており、お寿司屋さんに好まれるとのこと。齋藤アナが刺身を試食。脂もたっぷりあるのにくどくないとのこと。鹿児島漁業協同組合の小能さんは今年は豊漁、9~10月に食べられる鹿児島の主の魚だと説明した。

キーワード
バショウカジキ鹿児島市魚類市場鹿児島市(鹿児島)鹿児島漁業協同組合
おはBiz
日銀 北陸と東海で景気判断引き上げ

日銀がきのう公表した地域経済報告(さくらレポート)によると、全国9つの地域のうち北陸と東海で景気判断を3か月前から引き上げた。北陸は能登半島地震後、電子部品などの生産が持ち直していることなどから「一部に地震の影響がみられるものの緩やかに回復しつつある」とした。7つの地域についてもインバウンド需要や賃上げを背景に個人消費が堅調で、設備投資も増えているとして「緩やかに回復」「持ち直している」といった判断を据え置いた。

キーワード
令和6年能登半島地震地域経済報告日本銀行日本銀行大阪支店神山一成輪島(石川)
日銀も“推し活”に注目

推したい人は推すというのは推し活のこと。日銀の報告書には「特に若者の“推し活”需要は旺盛でグッズなどの販売が好調なもと客単価も上昇している」と記載されている。渡部さんは全国のお城を回るのが好き、限定グッズがあったら買ってしまうとのこと。

キーワード
地域経済報告日本銀行
きつい表現をやわらかい言葉に変換

インターネット上でのひぼう中傷が問題となる中、IT企業の間で新たな機能の開発が進んでいる。文字入力のアプリを提供する会社は、表現が強く誤解されやすい文章の投稿を防ごうと、ことし8月から新たな機能を搭載した。「だからなに」と打つと「なるほどね、それからどうしたいの」と柔らかい表現の文章が変換の候補として表示されるほか、注意喚起も行う。このほかLINEヤフーは、配信されたニュースに閲覧者がコメントする際、内容によって注意喚起のメッセージを出す機能を先月追加した。投稿される前にAIが該当する表現を抽出して、表現を見直すよう促す仕組みで、ひぼう中傷の被害を減らすための開発が相次いでいる。

キーワード
LINEヤフーsimeji港区(東京)
「覚悟をもった選挙に」

石破総理大臣が政治資金収支報告書に収入を記載せず「党員資格停止」処分を受けた議員などを公認しない方針を明らかにしたことについて、経団連・十倉会長は「国民の信任を得るべく公認権者の責任において判断したと認識している。覚悟をもって国民と向き合う選挙とする意志をぜひ貫いて欲しい」と話した。

キーワード
十倉雅和政治資金収支報告書日本経済団体連合会石破茂
おはよう天気
全国の気象情報

気象情報を伝えた。

キーワード
渋谷(東京)
(スポーツニュース)
世界最高峰 プレミアリーグ 日本代表選手の活躍は

イングランド・プレミアリーグ。ブライトン・三笘薫選手はリーグ戦は4試合勝ち星がないチームを救った。2点リードを許し。後半3分、三笘が左サイドを駆け上がり、ゴール前へクロス。まず1点を返すと後半13分、三笘はゴール前へ絶妙なパス。これで同点へ追いついた。勢いに乗るブライトンはこの後、3点目も決め、逆転勝利。リーグ戦5試合ぶりの勝利となった。

キーワード
イングランド・プレミアリーグトッテナム・ホットスパーFCブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC三笘薫

アーセナル・冨安健洋。後半39分、今季7試合目で初出場。出場直後、冨安のパスから最後はイングランド代表のサカがゴール。復帰戦を勝利が飾った。冨安は自身のSNSにサポーターへの感謝を投稿。これに反応したのが久保選手、南野選手、守田選手など日本代表選手が反応していた。

キーワード
アーセナルFCサウサンプトンFCブカヨ・サカ久保建英冨安健洋冨安健洋 インスタグラム南野拓実守田英正

プレ ミアリーグのスーパープレーを紹介。メキシコ代表のヒメネスは見事なヒールパスでゴールを演出。豪快なシュートでわかせたのはベルギー代表のドク。ドリブルでゴール前に切り込むとゴール。ベルギー代表のセルス、スーパーセーブだった。

キーワード
サンティアゴ・ヒメネスジェレミー・ドクチェルシーFCノッティンガム・フォレストFCフラムFCマッツ・セルスマンチェスター・シティFC
1 - 2

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.