- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 勝呂恭佑 首藤奈知子 三條雅幸 今井翔馬 是永千恵
石破首相の記者会見の発言のポイントを解説した。習近平国家主席との会談、トランプ大統領との関係構築について。
政府が週内の取りまとめを目指す新たな経済対策を巡り、自民、公明両党と国民民主党の3党は、政策責任者による協議を続けている。きのうの協議で自民、公明両党は、来年度の税制改正に向けた議論が今後行われることを踏まえ、国民民主党が求める103万円の壁を見直して所得税の控除額などを引き上げることや、ガソリン減税の実施にそれぞれつながる内容を盛り込んだ修正案を示した。協議のあと国民民主党の浜口政務調査会長は“かなり前向きな打ち返しがあり、お互いの間合いが詰まってきている”と評価した。また自民党の小野寺政務調査会長も“しっかりとした結論を得るように努力していきたい”と述べた。国民民主党はきょう午前、修正案について党の会合で議論し、受け入れるかどうか判断する方針。そして国民民主党が受け入れた場合、3党は合意文書を交わすことも含めて調整を行うことにしている。こうした中、きょうは3党の税制調査会長も初めて会談する。自民、公明両党は、国民民主党から103万円の壁の見直しなど税制改正の要望について説明を受けたうえで、丁寧に議論を進めることにしている。
G20の首脳会議は、ブラジルのリオデジャネイロで日本の石破総理大臣など各国の首脳が出席して2日間の日程で行われた。19日は、閉幕にあたって議長国ブラジルのルーラ大統領が演説し、G20の結束を訴えた。先立って発表された首脳宣言では“不平等が地球規模の課題の根底にある”として、貧困や飢餓対策、それに気候変動対策に各国が資金を動員して取り組むことなどが盛り込まれた。また国際貿易について、去年のG20の宣言などで触れられた“保護主義に反対する”という文言は使わず、公正で開かれた多角的貿易体制を確保することが必要だと強調している。2国間交渉を重視する米国のトランプ次期大統領の就任を2ヶ月後に控える中、議長国ブラジルは貧困や気候変動対策を主要テーマに据えつつ、多国間主義を象徴するG20として各国に共通するメッセージを打ち出すことに注力した形。
石破総理大臣は一連の日程を終えた後、記者会見した。石破総理大臣は「APEC、G20の会議を通じて法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の重要性を強調。防災は私自身が国内でも最優先課題として位置づける案件。各国、地域の脆弱性の克服に貢献していくことを表明した」と述べた。
志賀原発2号機は再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査が2014年から続いているが、北陸電力はことし1月の能登半島地震を受けて、地震を引き起こしたとされる範囲を含む半島北側の海域の活断層について調査を行っていました。その結果、複数の活断層が連動するとする範囲を、これまでの長さおよそ96キロから1.8倍に当たるおよそ178キロに見直す方針を決めた。政府の地震調査委員会は能登半島地震についておよそ150キロの活断層がずれ動いて起きた可能性があるとしているが、北陸電力はさらに周辺の活断層を加えて東西方向に延長したという。北陸電力によると、地震調査委員会が隣接している活断層が部分的に同時に活動する可能性が否定できないとしていることから、この知見を考慮したという。今後、地下原発で想定される揺れの大きさや津波の高さに影響する可能性があり、北陸電力は原子力規制委員会の審査会合で説明することにしている。
アゼルバイジャンでは気候変動対策を話し合う国連の会議・COP29が開催されている。今回のCOPは、途上国の気候変動対策を支援するための資金について新たな目標額を決めることを目指しているが、支援の金額や分担方法をめぐり先進国側と新興国や途上国側との間で意見の隔たりが続いている。議長国アゼルバイジャンのラフィエフ首席交渉官は19日、途上国への資金援助について“あしたの夜までに最初の完全な草案を作るべく取り組んでいる”と述べ、これまで複数の支援額の案などが併記されていた草案を、最終的な合意文書により近づけたい考えを示した。その上で、前日にG20(主要20カ国)の首脳会議で発表された首脳宣言で、これまで先進国の公的資金が中心だった途上国への資金援助をめぐり、民間資金の活用を促進する方向性が示されたことについて“COP29においても重要な論点となっている”という認識を示した。
会場では、札幌市の小学校をオンラインで結んで特別授業。環境教育に取り組む日本の若者団体のメンバーが開いた。代表・佐座槙苗さんは“干ばつの影響で水道が止まったり、洪水で家が浸水するなどの被害を受けた”というメキシコから来た男性の切実な訴えを紹介。“自分たち一人一人が取り組めることを考えてほしい”と呼び掛けた。
東京・渋谷の現在の様子、気象情報を伝えた。
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兵庫県知事選挙で2回目の当選を果たした斎藤元彦知事が就任会見を行った。斎藤知事は「文書問題で大きなご心配、そして県政に対するご不安を与えたということを改めてお詫び申し上げたいと思います。謙虚な心をさらに抱いて一からスタートということで、今日から仕事をさせていただきたい」と述べた。その上で、“若者支援や物価高対策など県民のための県政をしっかりとやり、職員や県議会との対話を通じて県政を前に進めていきたい”と述べた。
厚生労働省は、12月2日からマイナ保険証を基本とする仕組みに移行する利点の一つとして、薬の処方箋を電子化し複数の医療機関や薬局の間で共有する電子処方箋の仕組みを推進している。しかし、電子処方箋を導入した医療機関などは10日時点で全国で2割に満たないことが明らかになった。厚生労働省は、システムの改修に時間や費用がかかっているためとしていて、補助金などを活用し普及を進めるとしている。
札幌市ではこの冬初めて路面電車の線路に積もった雪を取り除くササラ電車が出動した。ササラ電車は竹を束ねたササラと呼ばれるブラシを回転させて線路を走る除雪専用車両。札幌市の路面電車では1925年から運転が始まり冬の風物詩となっている。運行する札幌市交通事業振興公社は来年3月ごろまで雪の状況に応じてササラ電車を出動させることにしている。
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W杯アジア最終予選グループC:日本3−1中国。日本は今回も勝ち点3を上積み。次の試合に勝てば他のチームの結果に関わらずワールドカップ出場が決まる。グループC順位表:1位・日本、2位・オーストラリア、3位・インドネシア、4位・サウジアラビア、5位・バーレーン、6位・中国。
全国の気象情報を伝えた。
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関東甲信越の気象情報を伝えた。