- 出演者
- 南利幸 清水敬亮 井上二郎 赤木野々花
オープニング映像と出演者の挨拶。
トランプ大統領は14日、記者団に対し米国に輸入される自動車に4月2日ごろから関税を課すことを検討していると表明した。トランプ大統領はこれまで不当に安価な自動車が流入していることで米国国内の自動車産業が打撃を受けているとして、自動車への関税措置を導入する方針を繰り返し示している。実際に発動され全ての国が対象になれば、米国に自動車を多く輸出する日本も打撃を受ける可能性がある。
- キーワード
- ドナルド・ジョン・トランプ
3日間の日程で始まったミュンヘン安全保障会議。演説に立った米国のバンス副大統領は「トランプ政権は欧州の安全保障に高い関心を持っており、ロシアとウクライナの間で合理的な和解に達することができると信じている」と話した。一方、ゼレンスキー大統領は米国とロシアがウクライナにおける戦闘終結へ交渉を開始することで合意したことについて、「どんな決定もウクライナ抜きではありえない。我々の譲れない立場だ」と話した。また、ゼレンスキー大統領は「私はロシア側と会談を行うが相手はプーチン大統領だけだ。トランプ大統領や欧州各国と戦闘終結に向けた共通の計画で合意したあとだけだ」などと強調した。また、バンス副大統領はゼレンスキー大統領と会談に臨み、トランプ政権はウクライナへの軍事支援を継続する条件としてウクライナ国内に豊富にあるとされるレアアースなどの経済権益を確保したい考えを示していて、これについても意見を交わしたものと見られる。
福岡厚生労働大臣はきのう、がん患者らの団体などの代表者と面会、高額療養費制度のひと月あたりの負担の上限額をことし8月から段階的に引き上げる方針を一部修正して、長期的に治療を続ける患者についてはいまの金額のまま据え置くことを伝えた。がん患者らが直近の12か月に3回以上制度を利用すると4回目からは負担が軽減する「多数回該当」の上限額を今のまま据え置くとのこと。福岡厚生労働相は「特に長期にわたって療養を続けている人々が今回の見直しに対し大変不安を感じている。そうした方々の思いに最大限寄り添う必要がある」と話した。公明党・斉藤代表は「妥当な修正内容。患者団体の意見を聞きながら修正していく」と話した。一方、患者団体は今回の修正を評価しつつも制度全体の上限額の引き揚げを凍結するよう求めている。政府としては高齢化などで高額療養費の支給額は増えていて、制度維持には引き上げが必要だとして、一部の修正で理解を得られるよう患者団体などに丁寧に説明していく方針。
新年度予算案をめぐり立憲民主党・野田代表はきのう修正案を発表。予備費や基金から約3.8兆円の財源をねん出し、給食費の無償化やガソリン価格の引き下げなどに振り向けるとしている。立憲民主党は政府の予算案の修正を求め、与党が修正内容をどこまで予算案に反映させるかが焦点となる。一方、与党は予算案に賛成する条件として、高校の授業料無償化と社会保険料の負担軽減をかかげる日本維新の会とも連日協議を重ねている。高校の授業料無償化に向けて与党は今年4月から公立私立を問わず一律に11万8800円の支援金を支給することで公立高校を実質的に無償化することに加え、新たに私立高校も無償化する案を示した。具体的には年収590万円未満の世帯を対象に年間39万6000円を上限に支給している支援金の所得制限を来年4月から撤廃し上限額を引き上げるとしている。維新の会は一定の評価をしつつも上限額を年間およそ63万円まで大幅に引き上げるよう求めていて、時間をかけて上限額を決めたい与党とは隔たりがある。また、社会保険料の負担軽減について自民党、公明党、日本維新の会で協議する場を新たに設けることを提案していて議論のテーマには市販薬同様の効能のある医薬品に適用されている公的医療保険の扱いを見直すことなどが含まれている。与党はこれらの提案を通じて日本維新の会の理解を得たい考えで来週も協議を続ける。「年収103万円の壁」の見直しでは与党と国民民主党が来週前半にも税制協議を再開する見通しで予算案をめぐる与野党の調整は来週山場を迎える。
トランプ大統領は今月7日、日米首脳会談の後の共同記者会見で“買収ではなく多額の投資を行うことで合意した”と述べた上で、今週日本製鉄の幹部と協議する考えを示した。一方で9日には「USスチールの株式の過半数を保有することはできない」という考えを示している。日本製鉄は調整が進めば橋本英二会長が現地を訪れトランプ大統領と協議する構えで、今週、複数の経営幹部がアメリカを訪れ調整を進めたものとみられる。トランプ大統領は13日にはUSスチールについて、「日本や他の国と取引して欲しくなかった」とした上で、計画について交渉の仲介を行うか問われると「分からない」と述べるにとどめている。また、日本製鉄の幹部と面会するかと問われたが言及しなかった。トランプ大統領が当初言及した今週中の協議は行われず、発言がトーンダウンしたのではないかという見方も出る中で今後会社側との協議が実現するかが焦点となる。
葦(あし)の茎を斜めに削ってペンにした「葦ペン」。画家の中村洋一さんは葦ペンで40年間絵を描き続けている。中村さんは「独得の表情のある線がとても気に入っている」と話した。中村さんの葦ペンは手作り。冬のこの時期、枯れて乾燥した葦を河原で刈り取り、思い通りの線が描けるよう先端の形にこだわる。中村さんはデザイナーとして働いていた30代のころ知り合いの画家に紹介されて葦ペンと出会った。博多の街に住みながら心に残った風景を3000枚以上描いてきた。西鉄福岡(天神)駅前、福岡・天神、福岡・中州などを描いている。中村さんは多くの人に絵を見てもらおうと毎年展覧会を開催してきた。今年は葦ペン画を描き始めて40年の節目として特に思い入れがある140作品を展示することにした。中村さんは「まだまだ自分が知らないところもあるし出会っていない風景もたくさんあると思う。そういったところにたくさん出会えてまたいい絵が描けたらいいなと思う」と話した。中村さんは葦ペン画の講習会を毎週開くなどこれからも魅力を広めていきたいと話している。
国の特別天然記念物のトキを野性復帰させる取り組みとして来年6月頃に本州では初めて石川県能地域で放鳥する方針が環境省の専門家会議で了承された。今年7月頃までに能登地域の具体的な放鳥場所が決定されるという。
オリンピック連覇を目指したパリ大会ではメダルを逃した、柔道女子52キロ級・阿部詩が復帰戦となる国際大会に臨んだ。決勝は1本勝ちで勝利し、復帰戦で優勝を果たした。
サッカーJリーグが開幕。ファジアーノ岡山はクラブ創設20年目で初めてのJ1の舞台で戦う。ファジアーノ岡山・木村正明オーナーに話を聞いた。木村オーナーは「嬉しかったのはその日までで翌日からはいかにJ1で戦っていくか、J1にふさわしいクラブ、町になっていくか切り替えている」と話した。木村オーナーがチームの運営に本格的に関わり始めたのは2006年。当時、ファジアーノは地域リーグに所属していた。木村オーナーは「一番は広島と神戸、お隣にはプロのサッカーも野球もあって僕らの町には何もなかった。“岡山には何もなくていいんですか”と問いかけたかった」などと話した。また、決意を固めた理由について「秋田県で行われた全国社会人大会で2人だけ岡山からサポーターが来てくれた。負けたがトイレに行ったらそのうちの1人が泣いていてそれを見て腹をくくった」と話した。負債総額1000万円を超える苦しい経営状態からのスタートだったが、現在は8億6100万円のスポンサー収入がある。入場者数も増え、今シーズンはチケットが足りないという悩みがある。木村オーナーは「せっかく頑張ってJ1に行ったのにがっかりする人が増えている状況」と話した。今力を入れているのが多くの観客を収容できる新スタジアムの構想だ。特任教授をつとめる東京大学で研究チームを作り、町の活性化につながるスタジアムのあり方などを調査している。ファジアーノ岡山の初演はホームで京都サンガと対戦する。チケットとユニフォームは既に完売している。
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