- 出演者
- 鈴木悠 山崎加奈
オープニングの挨拶。
日本維新の会は今日都内で党大会を開き更なる公約達成を目標とすることなどを盛り込んだ活動方針を決定した。日本維新の会・吉村洋文代表は「教育無償化を進めてきた。3党合意で一定の道筋がついたと思う。これを着実に進めていく」と述べた。党大会で決定した活動方針では高校の授業料無償化などを巡る与党との合意内容について着実に履行すると明記。夏に行われる「参議院選挙について、与党の過半数割れを実現し更なる公約の達成を目標とする」と宣言した。維新は参院選に向けて与党との合意を成果としてアピールしたい考えだが、地方議員の相次ぐ不祥事や大阪関西万博の成功が不安視されていることなどから支持率は低迷したまま。参院選までに勢いを取り戻すことができるのか、吉村代表の手腕が問われている。
公明党はきのう午前、都内で国会議員や地方の幹部らを集めた会合を開き、斉藤代表は今年6月の東京都議選や夏の参院選での勝利に向けて結束を呼びかけた。公明党・斉藤鉄夫代表は「今夏の参院選挙は、その後の政治情勢に多大な影響を与える分岐点と見られている。少数与党の現在、来る参院選で与党が過半数を割るようなことがあれば政権交代に直結する事実上の政権選択選挙になる」斉藤氏はこのように述べ、改めて与党で改選議席の過半数の獲得を目指す考えを示した。また今月から「We connect」と銘打ったアンケートを開始し、若者など幅広い層からの意見や要望を集めて政策立案に活かし、参院選での党の重点政策として反映させる方針。与野党で今月末までに結論を出すことを決めた「企業団体献金」のあり方についても、斉藤氏は「有識者からヒアリングをおこなってる」と述べ、党として独自案を出す考えを明らかにした。公明党は先の衆院選で石井前代表が落選するなど敗北していて、夏の参院選では改選14議席の死守と都議選に立候補する22人の全員当選を目標にしている。
「TBS NEWS DIG」の告知。
東京・新宿歌舞伎町を中心に女性らを支援する団体が会見を行い、今は12〜13歳の少女も路上売春の標的になっているとして、注意を呼びかけた。東京・新宿歌舞伎町で会見を行ったのは「青少年を守る父母の連絡協議会」。悪質ホストクラブや路上売春問題などの現状を訴え、春休みは新たな被害につながりやすい季節と新入生新入社員やその家族に注意を呼びかけた。路上売春が問題となっている東京・新宿の大久保公園周辺では、最近12〜13歳の少女が売春を持ちかけられるケースもあるという。青少年を守る父母の連絡協議会・玄秀盛代表は「待ち合わせしている瞬間を狙って大人が声をかける」と述べた。団体には、新宿歌舞伎町だけではなく、大阪・ミナミなど東京以外の繁華街からも多くの相談が寄せられているということで、「歌舞伎町ではやっていたことが今、全国化している」と警戒を呼びかけた。
きのう千葉市で始まった大規模な合同説明会。銀行や物流、飲食などおよそ160社が参加し、きのうだけでおよそ1200人の学生が参加。マイナビ 就職情報事業本部・高橋誠人マイナビ編集長は「学生の考え方としては卒業後のファーストキャリアとしてどの企業を選ぶか」とコメント。人材不足を背景に高い賃上げ率が続くなか、主催するマイナビによると今年の就活生は特に初任給の高さや副業が許されているかを重視している。面接などの選考活動は6月1日に解禁される予定だが、学生優位の“売り手市場”となることが見込まれていて、人材の獲得競争は激しさを増している。
能登半島地震の発生から14か月。特産品のかきに復興の願いを込めて石川県穴水町ではイベントが開かれた。穴水町の仮設商店街前で行われた「復興にぎわいかきまつり」。訪れた人は用意されたおよそ6000個のかきを炭火で焼くなどして能登の旬の味覚を楽しんでいた。穴水町の飲食店では、かきづくしの料理を楽しめるイベントもゴールデンウイーク間で開催。「今行ける能登」をアピールしている。
ブラジルのリオデジャネイロで先月28日、カーニバルのメインとなるサンバパレードが始まった。パレードには6万人以上が参加するほか、2日からは選ばれた12チームがパレードに登場し、にぎわいは最高潮を迎える。カーニバルは8日まで行われ、リオデジャネイロ市では57億レアル、日本円でおよそ1450億円の経済効果を見込んでいる。
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全国の気象情報を伝えた。
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岡山県浅口市の寄島漁港にただ1人の女性漁師がいる。技術不足に体格の差など多くの困難に直面しながらも一人前になりたいと挑み続ける姿に密着。應本瑠奈さん29歳。日々の仕事の傍ら漁業の魅力を伝えたいと自分の仕事の様子をYouTubeで発信している。大学を卒業し養護教員の免許を取得した瑠奈さん。しかし、港町で育った経験から漁師への憧れを捨てきれず3年前に底引き網漁の世界へ足を踏み入れた。祖父の背中を見て漁師のいろはを学んでいる。崇明さんは今年で85歳。高齢のため4月に引退し、船も別の人に譲ってしまう。瑠奈さんは父親が営む牡蠣養殖の手伝いもしている。身長145センチの瑠奈さん。体格の差や技術不足、そうでなくても採算の取りづらい量を継ぐにはあまりにも課題だらけ。おじいちゃんの引退後も漁をあきらめたくないと、ただひたむきに努力を重ねる。そんな娘の姿に父は自分が娘に寮を教えるしかないと気持ちを固めていた。そこまでしてでも漁に出たいというその理由は、好きを仕事にしたいというところ。ひよっこ漁師の挑戦はまだまだ続く。
今年もショータイムが開演。オープン戦:エンゼルスドジャース。ドジャース・大谷翔平が1番指名打者でオープン戦に初出場した。 対する古巣エンゼルスの先発は花巻東高校の先輩・菊池雄星。注目の第1打席で、レフトスタンドへのホームラン。今シーズン初実戦、初打席で早速見せる。2回、2度目の先輩後輩対決は、先輩菊池に軍配。大谷は3打数1安打。東京で迎える開幕シリーズへ調整は順調なよう。大谷は「3打席立てたので、それが一番」とコメント。
小学校入学のタイミングで学校に行くのを嫌がる小学1年生の行き渋りを解消するための取り組み。小学生の生活を事前に楽しくイメージするワークショップが静岡市で開かれた。子ども園で開かれた年長の親子などを対象にした小学校プレデビューワークショップ。主催したのは元教員で子育て支援の会社を経営するORDERADE・亀井佳奈代表。亀井さんは給食や運動会、遠足など小学校の生活や行事をイラストで紹介。期待が膨らむ小学校入学だが、登校する時間が変わり、宿題や朝晩の準備も増えることで園の生活とのギャップにより小学1年生の行き渋りにつながることがある。ワークショップでは小学校を楽しむための基本的な生活習慣として朝と夜のやることを子どもたち自身に考えてもらう。自分でやることの内容や順番を決めることで親子で新しい環境に向けた心の準備をしていく。亀井さんは今後も小学校入学の不安解消など子育てを支援する活動を続けていくということ。
広島県警察音楽隊の楽長が今月退団する。音楽隊在籍35年、最後のコンサートに密着した。赤く光るサイレンとともに往年の警察ドラマのテーマが響き渡る。交通事故を減らそうと県警音楽隊が開いたコンサート。音楽隊は県警の活動を知ってもらったり、住民の安全意識を高めたりしてもらうため年間で100回程度イベントに参加し広報活動をしている。県警音楽隊は今年創立75年になる。タクトを振って音楽隊を束ねるのは黌農重盛楽長。楽長として7年目を迎える今年。35年間在籍した音楽隊から引退する。コンサートが迫る中、練習にも熱が入る。ドリル演奏は黌農楽長が動きや配置を一から考えた。練習を終えて息が上がる隊員たち。ドリル演奏の激しさを感じられる。コンサートに向けた熱い思いを持つのは楽長だけではない。栗宗敬治警部補と末廣佳奈美警部補も今年が音楽隊のラストイヤー。栗宗警部補は音楽隊のメンバーによると優しく見守ってくれる存在だという。副楽長として黌農楽長を支えてきた。末廣警部補は警察官1年目からカラーガードとして活動してきた。一度音楽隊から離れていたが、退職までの3年を再び音楽隊として活動することになり最後の年を迎えた。舞台袖では音楽祭の緊張感が高まっていた。黌農楽長も本番に向けて指揮の確認。コンサートには熊野町出身の姉妹ディオMebiusも登場。コンサートの終盤、多くの時間を練習に費やしてきたドリル演奏が始まる。足を上げる角度や高さ、陣形の入れ替えなど細部にこだわった演奏は最後の最後まで観客を楽しませていた。会場からのアンコールで参加者全員が登場し大盛況の中コンサートが終了した。会場を後にする観客を見送る楽長のもとには多くのファンが。会場には京都府警で音楽隊をしていた人も来ていた。ネットで見た広島県警察音楽隊の演奏に魅了されたそう。観客の見送りも終え、人がいなくなった会場では対談する3人の姿があった。3人の表情は笑顔であふれていた。
いよいよ卒業シーズン。北海道では明日、ほぼ全ての公立高校で卒業式を迎える。十勝地方の音更高校では、3年生88人にあるサプライズが。生徒たちの目の前に現れたのは校舎を描いた幅4.5mのモザイクアート。この作品をよく見てみると、3年間の学校生活を写した1000枚の写真を組み合わせて作られている。3年間の思い出がちりばめられた作品に。制作のきっかけは3年前、コロナ禍で学校生活が制限された生徒たちに思い出を作ってあげたいと、卒業生らが動いたことだった。卒業式後は地域の人も見られるよう、学校外で展示される予定。
エンディング映像。
「TBS NEWS DIG」の告知。