- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 森圭介 斎藤佑樹 山崎誠 刈川くるみ 瀧口麻衣
衆議院議員選挙の投開票日まであと5日。いわゆる裏金事件で処分を受けた候補者がいる東京7区では、各候補が討論会に集結。直接対決で火花を散らした。安倍政権では環境大臣などを歴任した自民党・丸川珠代氏は政治資金収支報告書への不記載額が822万円あり、自民党から戒告処分を受け党から公認はされたものの、比例代表への重複立候補は認められなかった。丸川氏は安倍元総理の昭恵夫人の応援を受ける中、涙ながらに必勝を誓った。ネット討論会で、立憲民主党・松尾明弘氏と日本維新の会・小野泰輔氏は、丸川氏に対し裏金問題について切り込んだ。参政党から立候補している石川友梨香氏は、政治とカネよりも積極財政と大幅な減税によって経済成長を目指すと訴えた。
東京はこの時期らしい過ごしやすい朝となった。日中の気温は24.4℃まで上昇し、朝との差は10℃近くになった。ただ、低気圧や前線の影響であすは関東も天気が下り坂。強い雨とともに、気圧の急激な変化や寒暖差で頭痛やめまいなどの体調不良を起こす気象病に警戒が必要。気象病の外来を行う都内のクリニックでは患者の8割が気圧の悩みとなっている。あすは気圧ががくんと下がる。気象庁は先ほど来月からの3か月予報を発表。東日本や西日本などで気温が高くなる時期がある一方、北日本と東日本の日本海側では雪や雨の日が多くなるという。
東京・武蔵野市の「吉祥寺TKGたまごのおはなし」は「極上たまごかけごはん」がウリのお店。全国の農家からこだわりのたまごを仕入れているが、いま頭を悩ませているのが止まらないたまごの仕入れ値上昇。さらに米の価格も上がったことから、店では800円だった「極上たまごかけごはん」を今月から50円値上げ。“物価の優等生”とも言われてきたたまごの卸売価格は今年8月から3か月連続で上昇し、Mサイズ1kgあたりの平均卸売価格は273円。ニワトリが猛暑の影響で夏バテをしてたまごの生産量が減ったことなどが理由とされている。
関東などに1日約2トンのたまごを出荷する千葉・館山市の宮本養鶏では夏バテによってサイズがワンサイズ小さくなっている。今は例年通りのサイズに戻っているものの、新たな悩みが去年も各地で流行した鳥インフルエンザ。その影響で去年4月には平均卸売価格が過去最高値の350円となり、「エッグショック」と呼ばれた。先週、北海道厚真町の農場で食肉用のニワトリが鳥インフルエンザに感染。これまでで最も早い養鶏場での発生だという。これを受け、農林水産省では対策本部も開かれた。北海道は感染していたのはすべて食肉用のニワトリであることから、たまごには影響はないとしている。鶏卵産業に詳しい元東京農業大学教授・信岡誠治さんは「すでに日本全国どこで発生してもおかしくない状況」と指摘。鳥インフルエンザの感染源はウイルスを持った渡り鳥。今後、日本にくる渡り鳥の数や早さで感染の規模が決まるが、去年のような爆発的感染となれば、“エッグショック”が再来し価格も高騰する可能性がある。
たまごの高値の影響はスーパーの特売でも仕入れ値が上がる限り、価格もあげざるを得ないという。先月の特売では10個入り1パック139円で販売していたが、きょうは20円高い価格で販売。たまごの価格高騰をどう乗り切っているのか。この先の価格はクリスマスや正月に向けてたまごを使う機会が増えるため例年相場が上昇するが、その上がり幅は今年どうなるのか。
箱根駅伝予選会を取材する森キャスターといえば、5区“山の神”の力走を実況。入社以来23年連続で中継に携わり、数々の名勝負を伝えた。花の2区、10区・フィニッシュ地点の実況を紹介。今回、森キャスターの担当は立教大学。この春就任した高林監督は、かつて箱根駅伝の強豪・駒澤大学の選手として4年連続で箱根路を走った。去年55年ぶりに本大会に出場した立教大学は2大会連続でシード権獲得はならなかった。予選会で気になるのは気温。去年に比べて約8℃高い26.0℃。箱根駅伝の出場校は20校。全体会の上位10校がシード。この予選会で残る10校の出場権を争う。今年は43校が出場。
箱根駅伝予選会はハーフマラソン。全509選手が一斉にスタートして各チーム上位10人の合計タイムで競い、10校は本大会へ。森キャスターには立教大学の中に注目の選手がいる。去年の第99回箱根駅伝本大会の10区を走り、55年ぶり本大会出場の立役者の1人・安藤圭佑は主将としてチームをまとめ監督の信頼も厚い。予選会には安藤の両親の姿もあった。安藤の故郷は愛知県豊川市。高校まで実家で暮らしていた。両親にとって息子は誇り。安藤の小学生の時の映像を紹介。陸上を始めてから大会の送り迎えなどは両親がサポート。共働きの両親に代わって食事の面倒は祖父母が見てくれた。3回目の箱根駅伝を目指す安藤から家族へのメッセージ。安藤は予選会では日本選手の先頭集団にいた。10キロ通過時点での順位は立教大学がトップ。
箱根駅伝予選会で東海大学は快走。5年前、総合優勝を果たし、箱根駅伝に51回の出場を誇る名門。今年の第100回箱根駅伝では最終10区で順位を落とし、総合11位でまさかのシード落ち。悔し涙を流していたのは当時3年生・梶谷優斗選手で、当時の日記には決意が書かれていた。何としても予選会を突破して箱根路へと主将としてチームをけん引してきた。夏の合宿中、東海大学・両角速監督は梶谷をお風呂に誘った。腹を割っての話し合いで士気を高めるためムード作りも。
東海大学にも暑さが。給水ポイントでは仲間がサポートに回っていた。しかし、受け渡しがうまくいかないことも。監督が勝負どころと語ったラスト5キロ地点。箱根駅伝、名門校の主将として梶谷選手は前へ。留学生ランナーたちがフィニッシュする中、立教大学の安藤選手はチーム4番目でフィニッシュ。季節外れの暑さでフィニッシュ後に倒れ込む選手が続出する史上最悪のコンディション。3年生のロホマンシュモン選手が無念の途中棄権。12人中、上位10人の合計タイムで競う予選会。ロホマン選手のタイムは加算されないことになった。第1位、立教大学。第2位、専修大学。第10位、順天堂大学。東海大学は予選14位。新春の箱根路でたすきをつなぐことはできなかった。3年生のロホマンシュモン選手は重度の熱中症と診断され入院したがすでに退院したという。
箱根駅伝予選会は予想以上の暑さで史上最も過酷なレースとなった。斎藤佑樹はどのスポーツも周りのスタッフや仲間が支えてくれるので、そのことを糧にして頑張ってほしいと話した。
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「はじめまして!一番遠い親戚さん」の番組宣伝。
日テレ・マイスタ前から関東の気象情報を伝えた。
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秋の行楽シーズン。多くの人の視線を集めていたのは新型特急のスペーシアX。浅草から日光までおよそ2時間の旅が3340円から。予約困難なほど人気の席もあるという列車内には、鉄道旅を楽しむ家族連れや若い世代が。さらにスペーシアXの目的地の一つ、栃木・日光を取材すると行列で大にぎわい。ことしデビュー1周年を迎えた新型特急スペーシアX。車内の座席は全部で6種類。特別席は運賃などにプラス料金がかかる。1号車にはカフェが併設された特別席の1つ、ラウンジタイプの座席が。窓も大きく開放的な空間も魅力。カフェにあるビールサーバーではオリジナルのクラフトビールが楽しる。駅から日光東照宮までの1.5キロほどの街道には食べ歩きできる店が25店舗以上。SNS映えなどをきっかけに若い世代が多く訪れている。世界遺産に登録されている日光東照宮の隣にもコーヒー店など4つの飲食店が並ぶ食べ歩きスポットが登場している。1号車の特別席に併設されたカフェは普通席とボックスシートの乗客は使えないが特別に利用できる方法がある。乗車後、普通席などの座席にある2次元コードにアクセス。早い者勝ちでカフェを利用できる。
日本から中国への輸出ができなくなっていたニシキゴイについて、およそ1年ぶりに輸出が再開される見通しとなった。農林水産省によると今月になり中国側が新潟県や広島県など国内6つの養殖場の登録更新を認めたという。その1つが福岡・久留米市の養殖業者。早くも期待を寄せている。おととしの輸出額はおよそ63億円にも上るニシキゴイ。特に中国はその2割を占め最大の輸出国だった。しかし、去年11月に中国に輸出できない状態に。中国当局が突然、検疫などを行う施設の更新手続きを認めなくなった。およそ1年越しの輸出再開となる。
ことしのノーベル平和賞に選ばれた日本原水爆被害者団体協議会の田中熙巳代表委員が会見し、核兵器廃絶について訴えた。きょうの会見では田中さん自身の被爆体験やこれまでの被団協の活動について説明し、改めて核兵器の廃絶を訴えた。また、被爆者の高齢化が進み後世にどのように伝えていくかが課題となる中、今後の活動について被爆2世は明らかに原爆の被害者で運動をぜひ継承してほしいと若い人たちにも活動に参加してほしいと訴えた。
あす開幕するバスケットボールのNBA。開幕に向けた登録メンバーがきょう発表され、グリズリーズの河村勇輝選手がメンバー入りを果たした。河村選手は開幕前のプレシーズンマッチで華麗なノールックパスを披露するなど猛アピール。その活躍が認められ、NBAの試合に一定数出場することができるツーウェイ契約におととい昇格した。開幕戦はあさってのジャズ戦。
エンディングの挨拶。