気候変動や円安の影響でオリーブオイルの価格が高止まりする中、安くて日本人の舌にも合うトルコ産のオイルが注目されている。近年、オリーブの生産国が集まる地中海沿岸では、大規模な干ばつが発生したことで生産量が減少。さらにユーロに対して円が下落したことで、日本国内ではオリーブオイルの価格が高止まりしている。スペインやイタリアから輸入されたオリーブオイルと比べて、トルコ産の輸入シェアは上昇している。オリーブオイルプランナーの中村裕美氏は「ヨーロッパに比べるとトルコの物価が安いのが一番の原因。もう一つは、トルコは大きな農家が多くたくさんオリーブオイルが採れ安くなっている要因もある。」と話した。トルコはオリーブオイル発祥の地と言われ、伝統的なオリーブ栽培はユネスコの無形文化遺産にも登録されている。世界三大料理のトルコ料理でも、オリーブオイルは欠かせない。今年1月に発表されたオリーブオイルの世界ランキングでは、トルコの農園が生産者部門で世界1位に輝いている。トルコ産のオリーブオイルは癖がないため、和の食材にも合うという。
