かつて「総理を狙う男」と呼ばれた河村たかし衆議院議員のもとを訪ねた、立憲民主党の安住幹事長。きのうは野党3党と立て続けに会談し、総理指名での野党一本化に向け積極的に動いていた。定数465の衆議院で自民党の議席は196と、野党が結集すれば政権交代が可能な状態。衆議院で35議席を持つ日本維新の会の吉村代表は「簡単ではないと思うが、立憲が本気ならばまずは国民としっかり話をしてくれというのが思い。立憲と国民がまとまるなら、我々も真剣に話を聞く」などと含みをもたせたが、維新を巻き込むことは難しいと専門家は指摘する。政治ジャーナリストの青山和弘は「与党とも野党とも距離を置いたほうが、次の選挙に向かって独自色を出せるというポジションにいるため」などとコメントした。安住幹事長から「総理の有力候補」とラブコールを贈られた国民の玉木代表は「基本政策の一致が不可欠なので、今少なくとも野党間ではなかなかできていない」などと述べた。玉木代表が誘いにのらない理由について、青山氏は「同じ連合を支持母体にしているからこそ、違いを見せないと一緒になったほうがいいという声が強まる。自民党と自分たちとどこかがくっついて、政策が実現すればそっちのほうが旨味も多いと思っている。維新や国民にとっては、自民党政権を倒すこと自体は何の目標にもならない」などと指摘した。
