“梅雨入り”遅れ「海鮮丼」に異変

2024年6月17日放送 18:08 - 18:15 テレビ朝日
スーパーJチャンネル (ニュース)

毎日長い行列ができる大人気の魚食堂「さかなめし」。皆さんのお目当ては千葉県の銚子漁港直送、プロの買い付け人が仕入れた新鮮な魚が詰まった「海鮮重定食」1380円。しかし店主は海鮮丼に使いたい魚が銚子漁港で手に入らないことが多いという。そのため海鮮丼は日替わりで、本来旬の食材を入れられないこともある。「入梅いわし」と呼ばれる梅雨の時期にとれるイワシは今月ほとんど入荷できずにいる。今朝の銚子漁港ではしけの影響もあり、水揚げの漁船が少ない中、漁業関係者は今月の異変を口にした。これまで梅雨の時期にあたる6〜7月に水揚げされてきた入梅いわしだが、今年、イワシの水揚げは4月をピークに5、6月と激減。地元の料理店は入梅いわしを確保するのに四苦八苦。店主はイワシについて「温暖化でどんどん北に行っている」などと話した。予約客のみにイワシ料理を提供している店も。専門家は「地球温暖化による海水温の上昇が影響している」と指摘する。また「イワシは水温と潮流によって移動。魚たちがこぞって北上している。また梅雨が遅れていることで、陸上から流れる栄養を含んだ水が少なくなり、その結果イワシのエサであるプランクトンが少なくなった」などと話した。


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